Yoshida Go
株式会社フジトランスコーポレーション|運輸|社内情報システム(開発・運用管理)|300-1000人未満|IT管理者|契約タイプ 有償利用
リモートアクセスツールで利用
良いポイント
会社のPCを起動した状態で在宅者側が遠隔で利用できるテレワークリモート操作ツールです。
クラウド(AWS)がリバースプロキシーとして動作し、ローカルPCのディスクと分離した画面転送方式で使用できるため、通信性能を維持しつつ情報漏洩やマルウェアの心配が少ない製品です。
(他社製品と比較して特に良かった点)
①操作するソフトはダウンロードするだけのexeタイプが選択できる
②印刷はXPS形式で画面に表示させ、ローカルプリンタを選択。プリンタを選ばず且つ正しい印字状態で印刷が可能
③当社はVDI(Horizon7)を使っているが、標準ソフトで接続するよりも描画性能が高く、利用者からの評価が良い
④VPN不要なため、導入は契約後1日もあれば可能である ※但し、F/Wの許可設定が一部必要な場合がある
⑤アクティブセッションや期間でCSV抽出できるログが充実している(セッション、操作、ファイル転送)
⑥認証メールをクリックするだけのデバイス認証、ブラウザ認証が基本だが、Google Authenticatorを使った二要素認証も可能で本人確認セキュリティは万全
⑦スマートデバイスでの操作性や親和性は非常に高い
改善してほしいポイント
改善または機能アップしてほしい点は下記です。
①ユーザ登録とPC割り当てが1件づつ実施する必要があり面倒。AAD等のIDMサービスと連携または一括ユーザ登録ができると良い
②シートと呼ばれるライセンス形態で、その名の通り席数を購入する形である。アカウントを登録すると消費するが無効化しておくと節約できる。しかし、シート数の3倍を上回ってアカウントを登録する事はできない(無制限にしてほしい)
③アクティブセッションの画面を覗き見る管理機能がほしい(遠隔でのサポート用)
④漢字と英字切替のキーボードマッチングがMacOSの場合にうまく動作しないことがある
⑤印刷やUSB許可をグループ単位またはアカウント単位で設定できると良い
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
とくかく契約から利用開始までが早い。それほど知識がなくとも簡単に利用開始できる。
VPN環境を構築するには、接続ユーザ数にもよるが初期費で100万から500万程度はかかり接続用の回線調達なども必須となるためかなりハードルが高く、最近はVPN装置が一番脆弱性攻撃を受けやすい傾向にあるため、素人で構築運営するのは危険であるが、こちらはそのような心配がまるでない。
但し、ユーザ登録が面倒なため、500人を超える大規模利用者には向いていない。
年間1名(1シート)で1万円くらいの維持費ですが、有事以外はアカウントを無効にしてシート数を最小限に減らしコストを抑えることもできる。
検討者へお勧めするポイント
とくかく契約から利用開始までが早くしたい。初期費はかけたくない企業に向いています。