非公開ユーザー
総合卸売・商社・貿易|社内情報システム(開発・運用管理)|50-100人未満|IT管理者|契約タイプ 分からない
100台の移行も混乱なくスムーズ
OSで利用
良いポイント
当社では従業員約70名、PC約100台の環境でWindows 10からWindows 11への移行を実施しました。
最も評価できる点は、Windows 10との操作性の類似性です。
基本的なファイル操作、アプリケーションの起動方法、設定画面の構成など、
従来の操作感がほぼ維持されているため、従業員への教育コストを最小限に抑えることができました。
また、アップデート作業自体も非常にスムーズで、大きなトラブルなく移行を完了できた点も高く評価しています。
半年間の移行期間中、システム担当者としての負担も想定より軽く済みました。
改善してほしいポイント
運用開始後、エクスプローラーが月に1〜2回程度クラッシュする事象が複数のPCで発生しています。
業務への影響は限定的ですが、安定性の向上を期待します。また、右クリックメニューが2段階表示になり、
従来のメニューを表示するために「その他のオプションを表示」を選択する必要がある点は、
業務効率の観点から改善が必要と感じています。頻繁に使用する機能へのアクセスが1クリック増えることは、
日々の作業では無視できない負担です。スタート画面のUIについても、
アプリケーションの配置が中央寄せになったことで、従来のユーザーには直感的でない印象があります。
カスタマイズ性の向上を望みます。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
Windows 10のサポート終了に伴い、セキュリティリスク回避が喫緊の課題でした。
当社では約100台のPCを半年間かけてWindows 11へ移行しましたが、操作性の類似性により、
従業員からの問い合わせは想定の半分以下に抑えられました。特に輸入商社という業態上、
取引先とのメール対応や書類作成が業務の中心であるため、
日常業務を止めることなく移行できたことは大きなメリットです。
また、マニュアル作成や集合研修を最小限にできたため、移行コストも抑制できました。
結果として、セキュリティ要件を満たしながら、業務継続性を確保した移行を実現できたと評価しています。