非公開ユーザー
ソフトウェア・SI|ITコンサルタント|20人未満|ユーザー(利用者)|契約タイプ 分からない
マイクロ法人にて利用しています
会計ソフトで利用
良いポイント
もともと、青色申告オンラインで、個人事業の確定申告をしていたこともあり、使い勝手が慣れていたので、法人設立時に会計ソフトとして契約した。
通常の会計処理は、もともと慣れていたので、取引の際の仕訳等もスムーズに実施できた。だいたいどのソフトにも同じ機能があると思うが、過去の取引の入力項目を参照・引用できるため、使えば使うほど経験値があがり、一からすべて入力しなければいけないことが減っていき、楽に経理処理ができるようになる。
決算書類もほぼクリックのみで作成でき、非常に楽である。たまに見づらいメニュー(年を選ぶメニュー等)があるので、気を付けないと別の年度を作成してしまうこともある。
また、毎月の売上や経費もグラフで簡単に確認でき、売上見込みや経費総額などをタイムリーに確認し、先の費用の予測が立てられ非常に助かっている。
法人税の申告の際、別のソフトにデータをエクスポートする必要があったが、何とか自分だけで実行することができ、税理士に頼らずとも申告のすべてを実行することができた。
改善してほしいポイント
メニューから残高試算表を表示し、意図と会わない値をクリックすると、それに関連する取引が表示されるのだが、どこが間違っているのかよくわからないことが多い。また、関係のない取引が表示されたりする。
データのエクスポートの際、インポートする側のシステムからエラーメッセージが出力され、それを直そうとしてもかなり手間がかかる。今の契約は電話等の問い合わせができないタイプのものだが、まったく問い合わせができないものだと、例えば不具合だった時等にそれを確認する手段がなくなるため、何等かの手を講じてほしい。
日々の取引の入力の際、科目数が最大20アイテムしか入力できない。クレジットの決済を入力する際にいつも分割しなければいけなくなるので、入力可能アイテム数を増やしてほしい。
かんたん取引入力は、表示の際に多少参考にすることはあるが、入力項目が荒すぎて使えないため、いつも仕訳の入力メニューを利用している。もう少し実際の取引に即した柔軟性が欲しい。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
一番大きなものは、法人税の計算および申告であった。まだ弥生会計ではその機能はないが、他の法人税計算ソフトに対しデータの互換性があるので、入力したデータをそのまま流用することができた。マイクロ法人ということで、処理が他の法人にくらべシンプルで処理しやすいとはいえ、通常税理士に年間数十万円払ってお願いして作成、申請しなければいけないものが、短時間で自分だけで完了できるのは非常に画期的である。
また、過去の取引データを再利用できるので、長期間使えばいろいろな取引実績が蓄積されることになるので、使えば使うほどスムーズに短時間で処理を進めることができる。
検討者へお勧めするポイント
弥生で処理する会計タスクの範囲を明確にしたうえで、他の処理をどのように処理するか、税理士に頼むのか、他のソフトとリンクさせるのかを明確にし、それぞれに互換性があることを確認するとよい。使い勝手は他のソフトと大きな違いはないかもしれないが、初心者から中級者くらいまではつかえるのではないか。