中内 真人
株式会社ミユキット|その他小売・卸売|ITコンサルタント|20人未満|IT管理者|契約タイプ 有償利用
日本ではWEB会議のデファクトスタンダードになりましたね。
Web会議システムで利用
良いポイント
優れている点・好きな機能
・1.感染症対策が最大の理由ではあるが、人類のコミュニケーションにまた新たな道具が普及した
・2.アカウント登録の必要なく、参加者が利用できる
その理由
・1.については、テレワークというキーワードとともに、外出禁止、接触機会減少という一時的なルールのもと、みんながITを使って連絡を取り合う必要が出てきた。そのうえで、電話では物足りない、顔を見て話をしたい、同じ資料を見ながら相談したい、という要望に、Zoomという新しい道具がこれ以上ないタイミングで出てきたので、いまでは会社でも学校でもたくさんの人がZoomというキーワードだけで使えるようになった。
・2.WEB会議ツールとして、変遷としてはそれなりに歴史がある。WebEXやGoToMeetingなど法人向けのツールから、Google HangOut(現Meet)やLINE、Apple Facetime、Facebook Messengerなど個人向けツールが台頭、テレビ電話からビデオチャットになり、一般的にみんなが使えるようになってきてはいたが、それぞれのサービスではアカウントの登録や使い方にばらつきがあった。
改善してほしいポイント
どんどん機能拡張しているので、ほぼ問題といえる問題はないが、クラウド録画の音声からテキスト書き出しが出来るとありがたい。今は別のサービスを使って、発言者それぞれの音声を区別したテキストに変換出来ているが、これがZoom単体で出来るようになれば、会議内容の振り返りや不参加の人にも伝えやすくなるので、議事録作成の手間も省けてありがたい。あとは、アップセルでも良いので共有のクラウドストレージやチャットで他社サービスとのAPI連携ができるとM365やGWSの対抗馬として使えるのではないかと考える。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
お客様との打合せに、これまでは訪問するか、電話か、の選択肢しかなかったが、Zoomを利用することで、電話のような即時性を求めるのではなく、アポイントを取り付けたうえで、訪問のための移動時間も短縮されるので仕事に対するレスポンスやコミュニケーションのレベルアップに大いに貢献している。
検討者へお勧めするポイント
有料でも年間2万円程度のリーズナブルな価格でこのクオリティなので、Web会議だけの単機能で考えるとこれ一択ですね。元々技術の上で定評のあった、CiscoのWebEXを開発した技術者が独立してZoomを作っているので、WebEXの良いところと足りなかったところをきっちり補完しています。