無料トライアルで利用できるクラウドバックアップ製品一覧

掲載製品数:29製品
総レビュー数:265
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無料(フリー)で利用可能なクラウドバックアップの製品一覧です。本格導入の前には無料製品を試してみて、必要な機能の有無や仕様の確認を行い、自社にあった製品を選びましょう。

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  • 【簡単設定で自動保存】 国内で会員数100万人以上の実績があるAOSBOXシリーズは、お客さまのご希望に合わせた柔軟なプランと簡単な操作性で選ばれています。サポートサービスも充実していますので、導入後も最適なバックアップ環境を維持できます。 【堅牢性】 高い信頼性を誇るAmazon Web Service(AWS)を利用。データは、日本国内リージョンでマルチAZを採用し、冗長化管理されています。また、軍事レベルの暗号化技術「AES 256」で、データ暗号化を3重に施しています。(PC上・通信経路・サーバ上で暗号化) 【利便性】 チェックを入れるだけの簡単な初期設定の後は、全自動でクラウドバックアップが開始されます。 世代管理も自動で行うため、誤って削除や修正してしまったデータのバックアップが、クラウド上から削除されることなく復元できます。 お困りの際は、専用保守サポート(電話・メール)に相談できて安心です。 【低コスト】 復元速度が速い「通常ストレージ」と、大量データを安価に長期保存するのに適した「コールドストレージ」を選べるので、ニーズに合わせた環境を構築できます。 また、契約容量の範囲内であればデータのダウンロード量に関係なく、毎月の利用料は定額でお得です。 年額料金のみで、 ユーザー・サーバー数無制限 で利用できるので、費用を抑えてバックアップを運用できます。 【充実のサポート】 お客様のご要望に応じてサービス導入前からバックアップソリューションの専門家がお客様の環境を診断し、最適なバックアップ環境のご提案をします。 導入後はバックアップのセットアップおよび環境設定、サービス運用時の不具合診断、更新プログラム情報のご提供など充実の保守メニューを揃えて、電話・メール・オンサイトでサポートしています。 # AOSBOX Business

    • 4.5

      機能満足度

      平均:4.3

    • 4.6

      使いやすさ

      平均:4.3

    • 4.8

      導入のしやすさ

      平均:4.3

    • 4.4

      サポート品質

      平均:3.8

    • 通常ストレージ100GB:40000円/年
    • コールドストレージ1TB:120000円/年
    Good Response
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  • DirectCloudは、大容量のファイル転送、社内外とのファイル共有、NAS・ファイルサーバのクラウド化を安全かつ手軽に実現できる、初期費用無料の法人向けクラウドストレージ・オンラインストレージです。「データ消失」「情報流出」「管理の手間」「運用コストが高い」といった、従来のクラウドストレージに対する懸念を解消します。 \DirectCloudの特徴/ ■高セキュリティ クラウドサービス導入時の企業セキュリティ・ニーズを満たす高度なセキュリティを標準提供 ・データ暗号化 ・デバイス認証 ・IPアドレス制限 ・271種類の操作ログ ・3カ所の国内データセンターにファイルを分散保存 ・SLA(サービス品質保証制度)を定め、サーバ稼働率99.95%以上を保証 ■ファイル共有の利便性向上 社内外でのさまざまな利用条件に応じて、柔軟で安全なファイル共有をサポート ・最大30GBの大容量ファイルを高速転送 ・誤送信防止(有効期限、パスワード、利用回数制限、上長承認) ・受取フォルダ(IDの無いユーザーからファイル受取) ・ゲスト招待(ゲストアカウント発行) ・きめ細やかなアクセス権設定 ・3カ国語に対応(海外拠点ともスムーズに情報共有) ・共同作業をサポートする機能(ファイルロック、バージョン管理) ■管理者の負担軽減 ・フォルダの容量制限、自動削除により煩雑な作業を自動化 ・CSVおよびAD連携によるユーザー管理登録 ■コスト削減 ・ユーザー数無制限による高いコストパフォーマンス ・初期費用無料、月額定額制

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  • Veeamは、EMEAにおける市場シェアが1位、世界では2位のデータ保護のグローバルリーダーです。世界全体で40万社以上のお客様を保護しています。これには、フォーチュン 500の82%以上、グローバル 2,000の69%以上が含まれます。 Veeam Backup & ReplicationはVeeamプラットフォームの基盤であり、VMwareやAWS、Microsoft Azure、Windows、Linux、NAS、エンタープライズアプリをはじめとした多数の重要なワークロードについて、バックアップ・復元・レプリケーションを可能にします。 ・シンプル:導入が簡単で使い勝手も良いデータ保護 ・柔軟:ソフトウェア定義でハードウェアに依存しないため、クラウド・仮想・物理に対応 ・高い信頼性:どんなワークロードも確実にバックアップ・復元 ・パワフル: 大規模なデータも高速で一括復元 Veeam Backup & Replication 無償評価版のダウンロードはこちら https://www.veeam.com/jp/vm-backup-recovery-replication-software.html  インストール、JOB作成、4つのリストア方法、レプリケーション含め、 Veeam Backup & Replicationの実際の動き、操作方法を紹介する動画はこちら https://go.veeam.com/abc-start-backup-replication-jp ご不明な点、ご質問、お見積りはこちら https://www.veeam.com/jp/salesinc.html

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  • バックアップとセキュリティーを統合した次世代の「サイバープロテクションソリューション」。企業情報システム、アプリケーション、データのバックアップ、リカバリ、ランサムウェアをはじめとするサイバー脅威からの保護により、企業の情報資産を守り事業の継続をサポートします。アクロニスの得意とするシステム全体のイメージ、任意のボリューム、フォルダからファイルのバックアップまで簡単操作で柔軟なバックアップと復元が可能です。 しかし情報資産の保護は、バックアップだけでは十分ではありません。データ喪失のリスクは、ITシステムの故障、ヒューマンエラーや誤った操作、天災、人災といった各種災害から、ランサムウェアをはじめとするサイバー攻撃の脅威まで様々です。Acronis Cyber Protectの統合サイバープロテクションは、エンタープライズクラスのバックアップとマシンラーニングベースの振舞い検知による、ランサムウェアの検知と防御、脆弱性評価、アンチウイルス機能によるサイバー攻撃の脅威に対応することで最短のRPOとRTOを実現し情報資産の保護、ダウンタイムの防止と事業継続をサポートします。 ■特徴 1.サイバーセキュリティとエンドポイントプロテクション  脆弱性診断、パッチ管理、リモートデスクトップとドライブのヘルスチェック 2.マルウェア対策  フルスタックの次世代型マシンラーニングベースの振舞い検知、URLフィルタリングや自動バックアップ スキャン 3.バックアップ & リカバリ  あらゆるデバイス、アプリケーション、システム、データを迅速かつ確実に復元 ■製品ラインアップ • Acronis Cyber Protect Standard: 標準のバックアップ機能と、あらゆる脅威に対する多層的サイバープロテクションを必要とするSMB向けに設計されています。包括的なデータ保護に加えて、データ保護マップ、URLフィルタリングと分類、継続的データ保護、HDDヘルスなどの追加のサイバーセキュリティ機能が含まれます。 • Acronis Cyber Protect Advanced: 大規模で複雑な環境を利用する企業向けに設計されています。追加ワークロードのサポート、共有保護計画、バックアップノータリゼーション、バックアップのセーフリカバリ、マルウェアのバックアップスキャン、ダッシュボード構成、セキュリティ体制の評価など、高度なバックアップおよびサイバーセキュリティ機能が含まれています。 • Acronis Cyber Protect - Backup Advanced: 多くのユーザーと複雑なインフラストラクチャを持つ、大規模な環境を利用する企業向けに設計されています。ランサムウェアおよびクリプトマイニングに対するデータ保護と、グループ管理、共有保護計画、オフホストデータ処理、テープサポート、重複除外、カスタマイズ可能レポートなどの、高度なバックアップ機能が含まれます。 

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  • Veeam Backup for Microsoft 365では、Amazon S3、Azure Blob、IBM Cloud、またはオンプレミスのS3対応プロバイダーなど、オンプレミスでもクラウドのオブジェクトストレージでも、あらゆる場所に安全にOffice 365をバックアップできます。

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  • Veeam Availability Suite の無償評価版を公開中です! 全機能を3ヶ月間無償でお試し可能です。 Veeam Backup & Replication 無償評価版のダウンロードはこちら https://www.veeam.com/jp/data-center-availability-suite.html  インストール、JOB作成、4つのリストア方法、レプリケーション等、実際の動きを紹介する動画はこちら https://go.veeam.com/abc-start-backup-replication-jp ご不明な点、ご質問、お見積りはこちら https://www.veeam.com/jp/salesinc.html

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  • - MSPサービス事業者様向け、サービスプラットフォーム - Acronis Cyber Protect Cloudは、サイバープロテクションのエキスパート アクロニス が提供する、「サイバーセキュリティ」、「データ保護」、「エンドポイント管理」をオールインワンで提供するサービス事業者向けのサイバープロテクションサービスプラットフォームです。 現在顧客のITニーズは、オンプレミスからクラウド、資産の所有からサブスクリプションによる利用モデル、さらにはサービス利用へと市場のパラダイムシフトが進んできています。また、顧客のIT事業者へのニーズも、従来の「モノ売り」から「コト売り」と、いわゆる課題解決のためのトラステッドアドバイザーによるサービスに変化しています。 Acronis Cyber Protect Cloudは、今顧客が求めるサイバープロテクションサービスを、クラウドベースのSaaSによる提供で、初期投資(CAPEX)不要のサブスクリプション(OPEX)にて導入いただき、リスクフリーでスモールスタートいただけるソリューションです。 ■特徴 1. 業界最高のバックアップ&リカバリ  フルイメージバックアップ、ファイルレベルのバックアップとリカバリによって、20 以上の  プラットフォームにあるワークロードを保護し、さらにはRPOとRTO をほぼゼロに抑えます。 2. 追加コストなしで業界標準のサイバープロテクションで機能改善  高度な人口知能(AI)ベースの振る舞い検出エンジンは、お客様のエンドポイントおよびシステム  のマルウェア、ランサムウェア、ゼロデイ攻撃を阻止します。 3. MSPのために設計された運用管理  デジタルエビデンスを収集して、それを中央レポジトリに保管することで、完全なポストインシデント  調査と適切な修正を可能にしコストを削減します。 ■Acronis Cyber Protect Cloudコア機能  マネージドサービスに、サイバープロテクション(データ保護とサイバーセキュリティ)  サービスを追加し新たな事業機会の獲得と収益性の最大化を実現します。 1. 次世代のサイバーセキュリティを使ってすべてのお客様のワークロードを保護  エンドポイントを100%カバーする統合サイバープロテクションを使ってお客様の  セキュリティリスクを最小化し、現在のセキュリティベンダーからは提供されて  いない独自の機能を提供します。顧客のセキュリティインシデントのリスクを  大幅に削減します。  独立系テスト(VB100、AV Test、AV-Comparatives、ICSA Labs) で証明された  サイバープロテクションリーダーのソリューションです。 2. サブスクリプションによるリカーリングビジネス  サイバーセキュリティ、バックアップ&ディザスタリカバリ、ファイルの同期と共有、  ワークロード管理を含む単一のソリューションで、セキュリティサービスを強化し、  簡単なアップセルとクロスセルの機会を開拓します。統合レポートを介してクライアント  にサイバープロテクションの成果を示すことにより、解約率を低減します。 3. サイバープロテクションのコストを最高50%削減  複数のベンダーから複数のポイントソリューションを購入する代わりに、ベンダー  を統合することでコスト削減を実現。管理を簡略化し、ワークフロー自動化を改善し、  寄せ集めのツールを使用することで引き起こされるセキュリティリスクを軽減します。  1つの統合ソリューションのパワーを実感してください。単一の直感的なコンソール  から管理、展開する1つのライセンス、1つのエージェント。 ■アドバンスドパック(オプション機能で、顧客ニーズに対応するサービスポート  フォリオの拡張と新たな収益機会の獲得)  Advanced Protectionパックは、Acronis Cyber Protect Cloudの拡張機能で、  標準コア機能に、任意のコンポーネントを追加することで、サービスポートフォリオ  の拡張とサービスの強化を図れます。テナントが必要とする機能のみを追加し、  課金は、利用した機能のみに対して発生します。 1. Advanced Backup 計画バックアップの間隔でも顧客のデータを保護。バックアップ機能をSAP HANA、 Oracle DB、MariaDB、MySQL、アプリケーションクラスタに拡張。顧客の インフラストラクチャ全体のすべてのデータの保護ステータスを把握できます。 ・連続データ保護 ・データ保護マップ ・データ処理のホスト外オフロード 2. Advanced Security フルスタックアンチマルウェアを搭載した統合サイバープロテクションでセキュリティ サービスを改善しましょう。最新のサイバー脅威に対する検出率と応答速度を上げる。 サイバープロテクションをWebブラウジング、バックアップ済みのデータ、リカバリ プロセス、エクスプロイト防止にまで拡張。バックアップ内の実現フォレンジック データを取得して調査を実現。 ・フルスタックなマルウェア対策 ・URLフィルタリング ・エクスプロイト防止 3. Advanced Management 改善されたパッチ管理で脆弱性管理を簡略化し、お客様のITインフラのギャップを 即座になくします。お客様のソフトウェアアセットやデータ保護へのビジビリティを 取得して、日々の追跡・計画タスクを簡単にし、ディスクドライブの状態を監視する ことでアップタイムを改善します。 ・パッチ管理 ・フェールセーフパッチ ・ディスクドライブのヘルス監視 4. Advanced Disaster Recovery お客様にディザスタが発生した場合でもAcronis Cloudでシステムを起動して、 任意の場所にリストアし、数分でビジネスを再開。迅速なデータ可用性を保証。 ディザスタリカバリの問題を解消し、オーケストレーション、ランブック、 自動フェールオーバーで効率を改善します。 ・ディザスタリカバリオーケストレーション ・本番環境のフェールオーバー ・サイトツーサイトVPN 5. Advanced File Sync and Share すべてのプラットフォームで公証および電子署名機能を有効にするトランザクション 元帳が含まれる、ファイルの同期と共有サービスを使用して、データのロケーション、 管理、プライバシーを完全に制御します。 ・ファイルノータリゼーション ・電子署名 ・独立したファイル検証 6. Advanced Email Security スパム、フィッシング、ビジネスメール詐欺 (BEC)、持続的標的型攻撃 (APT)、 ゼロデイを含むEメールの脅威をエンドユーザーに届く数秒前に阻止します。 Perception Pointの次世代テクノロジーを活用して、超高速の検出と簡単な導入、 構成、管理を実現します。 ・フィッシング対策とスプーフィング対策エンジン ・セキュリティすり抜け回避防止技術 ・次世代のダイナミックなゼロデイ検出 7. Advanced Data Loss Prevention (DLP) 顧客ワークロードからの周辺機器やネットワーク通信を介した機密情報の漏洩を防止 します。機密データの転送を観察することで、DLPポリシーを企業固有の条件に自動で マッピングし、DLPサービスのプロビジョニングと管理をシンプルにします。 ・データ損失防止 ・初期DLPポリシーの自動作成 ・自動、ユーザー支援によるDLPポリシーの拡大 8. Advanced Security + EDR(End point detection and response) 従来型のEDRツール運用で求められた高度で専門的な知識や専任のオペレーターは不要でビジネス再開までの修復時間(TTR)とコストを劇的に削減します。従来のアンチウイルスによる検出、攻撃/侵入防止のアプローチに加え、ゼロトラストの考え方と万が一セキュリティインシデントが発生してしまった場合の、感染検知、隔離、インシデントの分析と優先順位付けから速やかな復旧によりレジリエントなビジネスをサポートするEDRを誰もが導入できる時代になりました。

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  •  MEGAは、ニュージーランドのMega Limitedを中心に運営されているオンラインストレージサービスです。かつて世界で巨大なトラフィック量を誇りながら2012年1月に著作権侵害問題により封鎖されたMEGAUPLOADがその前身ですが、その事実を踏まえて新しいアーキテクチャに生まれ変わり、コンプライアンスに配慮したサービスとして2013年1月から提供されています。2019年現在は、世界で1億6000万人以上に利用され、アップロードファイル数は690億に迫るほどに成長しました。主な特徴は次の通りです。 無料で50GB以上のストレージ容量を入手可能  MEGAが好まれている最大の理由は、無料で50GB以上のストレージ容量が利用できることと、有料プランでも他のオンラインストレージサービスに比較して容量あたりコストが低いことでしょう。個人向けプランは5プラン、ユーザー管理機能が追加されるビジネス向けプランは1プランが用意されています。 プラン 月額料金 容量  最大月間転送容量 無料プラン なし 15GB* 制限あり* LITEプラン 4.99ユーロ/月(605円) 400GB 1TB PRO Iプラン 9.99ユーロ/月(1,211円) 2TB 2TB PRO IIプラン 19.99ユーロ/月(2,424円) 8TB 8TB PRO Ⅲプラン 29.99ユーロ/月(3,613円) 16TB 16TB ビジネスプラン※ 10ユーロ/ユーザー 無制限 無制限 ※ビジネスプランは最小3ユーザー。 ※料金プラン、価格は2019年12月20日時点。 ※すべての取引について、ユーロ表示の価格が請求されます。 *基本ストレージ容量が15GB、さらに新規登録のボーナス容量が35GBなので50GBが無料で使えます。ただしボーナス容量は30日間で有効期限が切れ、15GBを超過した保管データは自動削除されます。また、後述するMEGAsyncを利用すると20GB(有効期限180日、月間転送容量40GB)、モバイルアプリの利用で15GB(有効期限180日、月間転送容量30GB)、友人などを招待して、登録、MEGAsyncまたはモバイルアプリを利用してくれた場合は10GB(有効期限365日、月間転送容量20GB)のボーナス容量が無料で使えるようになります(MEGAは、このような条件を「達成プログラム」と呼んでいます)。  無料プランで得られる50GB以上の容量は、上記のように長期間変わらずに提供されるわけではありません。ビジネスユースでは、あくまで有料プランを契約する前の試用のためのプランとして利用するものと考えたほうがよいでしょう。おすすめなのはビジネスプランです。無制限の容量がユーザーあたり月額1300円前後で利用できると考えると、比較的低コストなサービスであることは間違いありません。 エンドツーエンドの暗号化  もう1つのMEGAの特徴は、独自技術を用いた暗号化です。データのアップロード前に、ユーザーが設定したログインパスワードをルート暗号化鍵とし、そこから派生した鍵による暗号化を行い、暗号化されたまま転送・保管され、ダウンロード時にデバイス側で復号される仕組みなので、ネットワーク経路上やMEGA内部での情報漏えいの心配がないというわけです。MEGA側でも何がアップロードされているのか関知する方法がないという点が、MEGAUPLOAD時代の悪評を払拭して普及を加速させているのかもしれません。  ただし、セキュリティ強度として他のオンラインストレージサービスと大きな違いがあるかといえば微妙なところです。暗号化鍵をユーザー自身が管理できるというところが他との違いと考えてよいでしょう。  もちろんユーザー側がパスワードを漏らしてしまうとどうすることもできません。またパスワードを忘れてしまうとアクセスできなくなり、データも失うことになります。それを防ぐため、MEGAは堅牢なパスワードを生成して管理できるパスワードマネージャの利用や、Authy、Duo Mobile、Google Authenticator、Microsoft Authenticatorによる二要素認証を利用することを推奨しています。  なお、パスワードを忘れた時に備えた回復キーは、ログイン中であればダウンロードできます。これを安全に保管することも万一の場合の備えになります。 Windows、Mac、Linux、iOS、Androidに対応する専用アプリケーション  Windows、Mac、Linuxに対応したファイル同期用のデスクトップアプリケーション「MEGAsync」が無償で提供されています。いったんMEGAに保管した音声や動画データはPC上のプレイヤーでストリーミング再生可能です。また、iOS、Android対応のモバイルアプリ(無償)では、音声・動画のストリーミング再生やローカル保存、カメラ画像や動画の自動アップロードが可能です。  MEGAsyncでは同期するフォルダを選択できるほか、グループでの読み取り・書き込み・実行の可否の設定が可能です。またアップロード、ダウンロード時の帯域制限、並列TCP接続数の設定、条件設定によるファイルやフォルダの同期除外、ファイル削除期限設定なども行えます。 Chrome、Firefoxにはブラウザ拡張機能を提供  もともとGoogle Chrome上からMEGAを使いやすくする拡張機能が提供されていましたが、現在はFirefox用のアドオンも追加されています。これら拡張機能はHTML、CSS、およびJavaScriptからなるクライアントコードなのですが、利用の都度MEGAサーバーからダウンロードするのではなく、ローカルデバイス上で直接実行されるので高速です。拡張機能の更新も暗号化されているため安全です。 テキストチャット、音声・動画通話が可能  同じ暗号化技術をベースにしたテキストチャット、音声・動画通話の機能があります。グループ内でのチャットや音声・動画通話を通してファイル共有や参加プロジェクトに関するコミュニケーションが行えるためコラボレーションが効率化します。他のツールを導入しなくともよいところが注目ポイントです。 バージョン管理機能  容量が許す限り、ファイルの古いバージョンを保持して、元に戻したり、古いバージョンをコピー、ダウンロードすることもできます。 外部パートナーや顧客からのファイル受信も可能  公開アップロードフォルダを作成すれば、外部パートナーや顧客がMEGAに登録していなくても、安全にファイルを受け渡しすることができます。  以上のように、MEGAはビジネス利用にも適した仕様をもっています。料金がユーロ建てであるのは珍しい特徴ですね。MEGA ではアカウントのメタデータはすべてヨーロッパのデータセンターに保存し、アップロードされたデータはヨーロッパ、または欧州委員会が適切なレベルのデータ保護があると承認した、ニュージーランドやカナダなどの国に保存され、アメリカ国内には一切データを保存しないというユニークな運営をしています。データの保管には、その保管場所である国や地域の法規制がありますから、アメリカの法規制に不安や疑問を感じる向きには好都合かもしれません。一方で日本国内のデータセンターが選べないのは他の多くのオンラインサービスと同様です。

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