Web接客ツールに搭載されている基本的な機能は以下のとおりです

・ポップアップによるサイト訪問者へのアクション(クーポン、セール、おすすめ商品情報などの表示)
・チャットを利用した訪問者対応(問い合わせ、質問対応)
・訪問者の属性やサイト上の閲覧ページ履歴、購買履歴などのデータ収集
・収集したデータをもとにした、類似属性へのアプローチ


Web接客ツールには、サイト訪問者の動きに合わせてポップアップウインドウを表示させるものと、チャットでの問い合わせ対応を行うものの2種類があります。

さらに、ツール導入によって得られるメリットとして、データの蓄積や分析ができるようになる点が挙げられます。

サイト訪問者の属性や購入履歴のデータを蓄積することで「この商品を買った人は、あの商品も同時に購入することが多い」「このページを見たあとはあのページを見ている」「この質問が多い」といったデータが収集できます。

それらのデータをもとにして、似た属性の訪問者に対して効果的なアプローチを行ったり、よくある質問に対する返答を自動化したりといったことが可能になります。

ポップアップ型とチャット型で搭載されている機能は大きく異なります。そのため、自社サイトの課題に合わせてツール選択が重要です。

・Web接客に関する1分解説シリーズはこちら

1:Web接客の意味とは?

2:Web接客はどんなサイトに必要なのか?

3:Web接客ツールでどんな課題が解決できるのか?

4:Web接客ツールの基本的な機能とは

5:Web接客ツールによってどんな業務が効率化されるのか?

6:Web接客ツールにはどんな種類があるのか?

7:Web接客ツールを導入する際の注意点

8:Web接客ツールを選定するポイント

9:Web接客ツールを導入して失敗する理由

10:Web接客ツールを採用する企業が増えている理由

11:Web接客の代表的なシナリオとは

この記事の執筆

ITreview Labo編集部

ITreviewの記事編集チーム。ITreviewの運用経験を活かし、SaaSやIT製品に関するコンテンツをお届けします。

おすすめ記事