Web接客は主に、サイト流入や訪問は多いもののコンバージョン率が低いサイトで効果を発揮します。

コンバージョンにつながりにくい理由としては、商品そのものに課題があることもありますが、多くはサイトに問題があります。
たとえば商品が原因とならないコンバージョン率の低さの要因には以下のようなものがあります。

・直帰率や離脱率が高い
・サイトの使い勝手が悪く、訪問者が見たいページに行きつけていない
・サイト側がアピールしている商品・コンテンツが見られていない
・入力フォームが使いづらい
・商品検索がしづらい


Web接客は、サイトになんらかの課題があり、それだけでは売上やコンバージョン率が芳しくない場合に特に必要になります。

Webサイトの使い勝手や、視認性を向上するための行動はもちろん必要です。しかし、並行してWeb接客を行うことで、サイトの欠点をフォローしつつコンバージョン率の向上が可能になります。

接客の本質はユーザーの満足度を高めることにあり、売上やコンバージョン率の向上はその結果です。実店舗では、とても対応のよいスタッフがいたことが理由となってリピートにつながったり、訪問回数が増えたりといったことが珍しくありません。

そのような好循環をWebサイト上でも起こすのが理想です。Web接客はそのための手段です。

・Web接客に関する1分解説シリーズはこちら

1:Web接客の意味とは?

2:Web接客はどんなサイトに必要なのか?

3:Web接客ツールでどんな課題が解決できるのか?

4:Web接客ツールの基本的な機能とは

5:Web接客ツールによってどんな業務が効率化されるのか?

6:Web接客ツールにはどんな種類があるのか?

7:Web接客ツールを導入する際の注意点

8:Web接客ツールを選定するポイント

9:Web接客ツールを導入して失敗する理由

10:Web接客ツールを採用する企業が増えている理由

11:Web接客の代表的なシナリオとは

この記事の執筆

ITreview Labo編集部

ITreviewの記事編集チーム。ITreviewの運用経験を活かし、SaaSやIT製品に関するコンテンツをお届けします。

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