展示会で獲得した名刺、Webフォームからの問い合わせ、既存の顧客リストがそれぞれ別々に管理されていて、担当者が異動・退職するたびに引き継ぎに苦労する。定期的な情報発信は各営業担当の手作業に頼っていて、手が回っていない。こうした課題を抱える企業は少なくありません。

一方で、MAツールには「機能が多すぎて使いこなせない」や「スコアリングの設計に手間がかかる」といったイメージもあり、専任の担当者を置けない企業では導入をためらうケースも少なくありません。実際にどこまでを自動化できるのか疑問を持つ担当者も多いのではないでしょうか。

本記事では、MAツール「Synergy!」を提供するシナジーマーケティング株式会社に、顧客データの一元管理や見込み客の育成、乗り換え時の注意点、料金相場、他システムとの連携、導入期間まで、MAツールの導入を検討する際に気になるポイントについてインタビューさせていただきました。

取材ベンダー情報

取材ベンダー:シナジーマーケティング株式会社様
提供サービス:Synergy!
ご担当者様:クラウド事業本部マーケティング室 本部付室長 中村 史織

MAツール「Synergy!」とは?

出典:https://www.synergy-marketing.co.jp/cloud/synergy/

Synergy!」は、シナジーマーケティング株式会社が提供するクラウド型のマーケティングプラットフォームです。顧客データベースを土台に、メール配信・Webフォーム・名刺OCR・LINEへの配信・ポップアップなど、必要な機能だけを個別に契約できる点が大きな特徴です。

2005年の提供開始から21年、同じ事業を継続しており、導入実績は約9,400件(2026年8月時点)にのぼります。実際にITreview上では、カテゴリー全体で「95件」のレビューが投稿されており、満足度も5点満点中「3.9」と高い評価を得ています。

また、カテゴリー別の「Grid Award」では、CRMツール部門の「Leader」を5年連続、メールマーケティングツール部門の「Leader」を3年連続で受賞しています(通算28期連続受賞)。プライバシーマークも2004年から継続取得しているほか、ISMSおよびISO/IEC 27017:2015も取得済みです。

Q:MAツールを導入すると、どのようなことができるようになりますか?

 

中村氏

A:MAツールを導入することで「見込み客の情報管理」と「見込み客へのアプローチ」を仕組みとして自動化することができます。MAツールを使ってできることは大きく分けて次の4つです。

MAツールの導入でできること 解説
1.顧客データの一元管理 展示会の名刺、Webフォームからの問い合わせ、既存の顧客リストなどを1つのデータベースに集約し、同一基盤上で管理することができます。
2.Webフォームの内製 資料請求・問い合わせ・セミナー申し込みなどのWebフォームを自社で作成することはもちろん、内容をそのまま自動登録することもできます。
3.条件に応じた配信 属性や行動履歴で対象を絞るセグメント配信、登録日を起点に自動で送るステップメール、リターゲティングメールやA/Bテストなどが可能です。
4.反応の可視化 開封・クリック・サイト閲覧を記録し、営業部門やマーケティング担当者が「いま検討度が上がっている人」を一目で判別することができます。

これら4つの機能は、それぞれ別々のツールで実現することも可能ですが、その場合は顧客データがツールごとに分散してしまい、情報の一元管理という本来のメリットが失われてしまいます。MAツールを選ぶ際は、「自社が実現したい施策に必要な機能が揃っているか」だけでなく、「1つのデータベース上でシームレスに連携できるか」という視点も重要になります。

Synergy!の機能

中村氏

Synergy!は、見込み客の情報を1つのデータベースに集約し、フォーム作成からセグメント配信、反応の可視化までを一気通貫で行えるMAツールです。

Synergy!の管理機能 Synergy!の集客機能 Synergy!の配信機能
データベース・外部システム連携・リードダッシュボード など フォーム・名刺OCR・アンケート・Webトラッキング など メール配信・LINEへの配信・ポップアップ・Webパーツ・問い合わせ管理・アプリプッシュ など

Synergy!は、9,400件以上の導入実績を誇る、信頼のマーケティングプラットフォームです。メール配信では、セグメント配信、ステップメール、シナリオ配信、A/Bテスト、リターゲティングなど、目的に応じた多彩な配信手法に対応しています。配信速度は600万通/時を誇り、大量配信が必要な場面でも安心してご利用いただけます。

また、データ構造は、顧客属性を保持する「マスターDB」と、行動履歴を時系列で蓄積する「履歴型DB」の2層構造を採用しています。セミナー参加、購買履歴、Web閲覧行動などのデータを蓄積し、複合条件によるセグメント抽出もノーコードで実行できるため、専門知識がなくても、精度の高いターゲティングが可能です。

該当機能に関するレビュー(一部抜粋)

非公開ユーザー

顧客アンケートの簡易化
「メール配信とフォーム作成の連携が非常にスムーズで、問い合わせ対応から顧客データベースへの自動登録まで一気通貫で管理できる点が気に入っています」
引用元:https://www.itreview.jp/products/synergy/reviews/240618

Q:MAツールは、担当者ごとに管理している顧客情報を一つにまとめられますか?

 

中村氏

A:はい、まとめられます。ツールを使った方法は様々ですが「集約先を1つ決める→名寄せの軸を決める→取り込む→更新ルールを決める」の4ステップで進めるのがおすすめです。

顧客情報の統合ステップ 解説
1.集約先を1つ決める まずは、クラウド型の顧客データベースを「正本」として定義「以後はどの担当者もそこを見る」という運用ルールを先に決定しておきます。
2.名寄せの軸(更新キー)を決める メールアドレスや電話番号など、重複判定に使う項目を1つ決めます。ここを飛ばすと、同じ会社の同じ人間が別レコードとして増え続けます。
3.データを取り込む 担当者情報をCSVに変換し、更新キーを指定してインポートします。キーが一致した行は上書き、一致しない行は追加されるため、重複を防げます。
4.更新ルールを決める 更新ルールの設計も重要です。例えば「以後の新規獲得はWebフォーム経由で自動登録」することで、担当者の手入力を減らすことができます。

MAツールを選ぶポイントは、営業担当の手間を減らして効率化できそうかどうかです。

名刺をスマートフォンで撮影するだけでデータ化でき、フォームからの問い合わせが自動登録される仕組みなら、入力作業自体がなくなります。例えば「半年以内に問い合わせがあり、まだ商談化していない先」のような条件でアプローチ先を数クリックで抽出できるかも重要です。また、管理画面を使う人数で課金されないことも確認してみてください。

Synergy!の機能

中村氏

Synergy!は、名刺のスマホ撮影やフォーム自動登録によって入力の手間をなくし、条件を絞ったアプローチ先も抽出もできます。管理画面のユーザー数による課金もありません。

具体的には、CSV・Excelのインポートで任意の項目を更新キーに指定でき、一致した行は上書き、一致しない行は新規追加となるため、重複を作らずにデータを統合できます。管理画面ユーザー数とフォーム作成枚数は、月額の利用料金に影響しないため、全営業担当に追加費用なくアカウントを配れます。

また、データは1顧客1レコードの「マスターDB」に属性情報(標準項目に加え最大99項目の独自項目)を、問い合わせや購入などの繰り返し発生するイベントは「履歴型DB(最大50万レコード)」に時系列で蓄積します。移行前のDB設計やデータクレンジングのコンサルティングサービスも提供しています。

該当機能に関するレビュー(一部抜粋)

非公開ユーザー

長年利用させていただき、満足しております。
「顧客情報の管理、メール配信、Webフォーム作成などを一つのツールで運用できるため、CRMやマーケティング施策をこれから強化したい企業におすすめです」
引用元:https://www.itreview.jp/products/synergy/reviews/239505

Q:MAツールは、展示会で集めた名刺に自動でメールを送ることはできますか?

 

中村氏

A:はい。可能です。具体的な流れとしては「名刺をデータ化する→データベースに格納する→登録日を起点に自動送信する」の3ステップで自動化を進めていくのが良いでしょう。

名刺の自動配信ステップ 解説
1.名刺をデータ化する 名刺をスマートフォンのカメラで撮影し、OCR(光学的文字認識)で社名・部署名・氏名・メールアドレス・電話番号を自動で読み取ります。手入力に比べて、会期中から翌朝にはリスト化を終えられます。
2.データベースに格納する 読み取った名刺情報をそのまま顧客データベースとして登録します。あわせて「どの展示会で獲得した名刺か」も記録しておくことで、後々の絞り込みが容易になり、データ活用の幅が広がります。
3.登録日を起点に自動送信する 登録日をトリガーにしたステップメールを設定します。こうすることで、展示会の翌朝にはお礼メールを、3日後には事例資料を、7日後にはセミナー案内を、といった配信が人手を介さずに実施できるます。

MAツールの選定では、名刺のデータ化から配信までを1製品で完結できるかを確認してください。名刺管理ツールとMAツールが別々だと、連携設定と月額費用が二重にかかるうえ、データ化と配信のタイミングがずれます。また、データ格納からメール配信までがスムーズに行える仕組みであれば、ホットな状態の顧客にアプローチできるため、商談化率の向上に繋がります。

Synergy!の機能

中村氏

A:Synergy!の特徴は、名刺のデータ化から自動配信までを1つのプラットフォーム上で完結できるところにあります。分散しがちなフローやデータを一元管理できるのが利点です。

例えば「名刺OCR機能」では、スマートフォンで撮影またはファイルをアップロードすると、社名・部署名・氏名・メールアドレス・電話番号を自動でテキスト化してデータベースへ格納します。格納後は、登録日を起点としたステップメールや登録内容に応じたセグメント配信を自動で実行。シナリオ機能を使えば、開封の有無で経路を変える多段の設計も可能です。

該当機能に関するレビュー(一部抜粋)

非公開ユーザー

顧客アンケートの簡易化
「セグメント配信機能では、顧客の行動履歴や属性に応じて細かくターゲティングできるため、開封率が従来の1.5倍に向上しました」
引用元:https://www.itreview.jp/products/synergy/reviews/240618

Q:MAツールは、メールを使って見込み客を段階的に育成することはできますか?

 

中村氏

A:はい。もちろん可能です。これは「リードナーチャリング(見込み客の育成)」と呼ばれるマーケティング手法で、MAツールの中心的な用途です。代表的な方法は主に3つあります。

MAツールを使ったナーチャリング手法 解説
1.ステップメール 資料ダウンロードや会員登録などのアクションを起点に、用意した複数のメールを設定した間隔で順番に配信します。起点日からの経過日数と時刻を指定し、1通目は当日、2通目は3日後といった形で設計します。
2.セグメント配信 配信したい顧客の属性(業種・役職・地域など)や行動履歴を決めることで、対象を絞り、内容を個別に出し分けることができます。1通のメールの中で、条件によって表示する文面を切り替えることも可能です。
3.シナリオ(分岐型の自動化) 例えば「開封したら次の資料を送る/開封しなければ件名を変えて再送する」など、反応に応じて経路を変える設計です。一定期間アクションがない人を起点にすれば、休眠顧客の掘り起こしも自動化できます。

法人向け商材は検討期間が長いため、定期的な接触を続けて、必要になったときに最初に思い出してもらえる関係を作っておくことが重要です。凝ったシナリオを組むより先に、月1〜2回でも確実にメールを送り続けられる体制を作ることから始めるのが現実的です。選定時は、時間軸のステップメールだけでなく反応で経路を変える分岐を持つか、その分岐条件にWebページの閲覧を使えるかも確認してください。

Synergy!の機能

中村氏

Synergy!は、これらのステップメール、セグメント配信、シナリオ(分岐型の自動化)のすべてに対応し、分岐条件には「Webページの閲覧」も選択することができます。

シナリオのトリガーは、フォーム登録、ログイン、Webサイトアクセス、アニバーサリー、一定期間アクションなしなどから選ぶことができます。分岐条件には、メールの開封/クリック、サイト訪問、フォーム登録を使用でき、実行できるアクションはメール配信・データベースの更新・待機です。

例えば「資料ダウンロード→補足資料を送付→開封の有無で分岐→料金ページの閲覧を検知したらDB項目を『ホット』に更新して営業へ通知」という育成フローを構築することも可能です。また、進捗はリアルタイムのレポートで確認することができ、複数シナリオの同時稼働にも対応しています。

該当機能に関するレビュー(一部抜粋)

非公開ユーザー

12年間メール配信基盤として利用しています
「メルマガ配信やターゲティングメール配信、ステップメール配信など各種メール配信に長年利用させてもらっています」
引用元:https://www.itreview.jp/products/synergy/reviews/52387

Q:MAツールは、どのくらいの料金がかかりますか?

 

中村氏

A:国内のMAツールの料金相場は、無料プランを持つ製品から月額数十万円規模まで大きな幅があり、初期費用も0円から数十万円まで様々です。確認すべきは4つの課金基準です。

MAツールの課金ポイント 解説
1.保有データ件数 データベースに登録されている顧客の件数で決まる方式です。配信しなくても件数が多ければ費用は上がります。毎週全件を取り込む設計にすると、配信数の何倍もの料金を払うことになります。
2.配信数(ユニークアドレス数) その月に配信した宛先の数で決まる方式です。同じ宛先に複数回の送信を行っても1件とカウントする製品が多くみられるため、件数カウントの定義は事前にベンダーへ確認しておきましょう。
3.機能単位 利用できる機能で料金プランを分けているパターンです。メール配信、フォーム、LINE配信などの各機能を個別に契約する方式で、使わない機能には費用をかけずに済むのがメリットです。
4.ユーザー数 管理画面にログインできるユーザー数で決まる方式です。従業員数が多い企業で営業全員に配ろうとすると費用が跳ね上がってしまうため、人数無制限かどうかも必ず確認しておきましょう。

製品比較の際は、1年後に想定される保有件数と月間配信数を置いたうえで見積もりを取り、初期費用と月額を合算した年間総額で並べるやり方がおすすめです。まずは3年程度の利用を前提に総額で比べてみると、費用対効果の判断を誤りにくくなります。

Synergy!の機能

中村氏

Synergy!は、機能単位で選ぶ料金体系を採用しています。管理画面操作ユーザー数とフォーム作成枚数は月額の利用料金には影響しないため、人数による課金がないのが特徴です。

Synergy!の公式サイト掲載の価格(税別)は、以下のとおりです。

機能 初期費用 月額費用
データベース/フォーム 118,000円 22,000円〜
メール配信 30,000円 14,000円〜
アンケート 0円 22,000円〜
LINEへの配信 30,000円 0円〜
ポップアップ 30,000円 15,000円〜
ウェブパーツ 30,000円 15,000円〜
名刺OCRと外部システム連携 0円 0円〜
リードダッシュボード 0円 10,000円〜
※ 最小構成(データベース/フォーム)なら、初期118,000円・月額22,000円〜が目安です。
※ 価格は2026年8月時点の公式サイト掲載情報です。

該当機能に関するレビュー(一部抜粋)

非公開ユーザー

Synergy!の利便性について
「シナジーマーケティングを導入する前は、セールスフォースを利用しておりました。しかしながら、年間の費用が非常高くメール機能に特化した本システムへ変更させて頂きました。目的とした機能を絞って頂き、当社のランニングコストを下げて頂けました」
引用元:https://www.itreview.jp/products/synergy/reviews/187157

Q:MAツールは、どのくらいの期間で導入できますか?

 

中村氏

A:ツールの提供形態によって異なりますが、クラウド型(SaaS)であれば、アカウントの発行自体は数営業日で完了します。オンプレミス型の場合は、数週間〜数ヶ月が一般的です。

クラウド型であれば、契約から利用開始までは短期間で済みますが、ツール選定から本格的な運用開始までを含めると一般的には3〜6か月、さらに成果が見え始めるまでは3〜9か月を見込むのが現実的です。時間がかかるのはツールの導入や作業ではなく、その前後の設計と社内調整です。

導入の工程 目安の期間 解説
1.業務設計・目標設定 ~1か月 どの施策を誰がどの頻度で回すのかを決めます。ここが曖昧だと後の工程がすべて遅れます。
2.初期設定・データ移行 1〜2か月 データベースの項目設計、既存リストの取り込み、フォームの設置、操作の習得を行います。
3.シナリオ設計・コンテンツ準備 1〜3か月 配信するメールや資料をそろえる工程です。この工程が最も長引きやすい傾向にあります。

ここに基幹システム連携を伴う場合は、自社の開発期間をさらに見込みます。逆に言えば、範囲を絞れば大幅に短縮することができます。例えば「顧客データの集約」と「月1回の定期配信」の2つを先に立ち上げ、シナリオや外部連携は運用しながら足していく進め方なら、数週間で動かすことも可能です。選定時は「小さく始めて後から広げられるか」を事前に確認しておきましょう。

Synergy!の機能

中村氏

Synergy!は、スモールスタートにも対応しています。必要な機能を後から都度追加していくことができるため、中小~中堅企業やベンチャー、スタートアップ企業におすすめです。

まずはデータベース/フォーム(初期118,000円・月額22,000円〜/税別)からスタートし、メール配信、LINE、名刺OCRといった機能は、実際に必要になったタイミングで追加すれば十分です。全機能を最初から一括契約する必要はありません。

また、クラウドサービスのため、サーバーの構築や保守といった手間は一切不要です。申し込みからアカウント開設までは通常2〜3営業日で完了し、その後はクライアント証明書のインストール、ログイン、各種設定を行うだけですぐに運用できます。

加えて、立ち上げ期のサポートも充実しています。無料のホットライン(0120-689-667/平日10:00〜18:00)をはじめ、無料のトレーニングセミナーやオンボーディング支援を受けられるため、初めての方でも安心して導入いただけます。なお、オプションのリードダッシュボードは、重要URLと通知先を設定するだけで、最短1日から運用を開始できます。

該当機能に関するレビュー(一部抜粋)

非公開ユーザー

CRMだが、簡易MAとしても十分
「データベース構築→データ取り込み→メール配信までの設定にかかる時間が短いので運用開始まで短時間で可能だった」
引用元:https://www.itreview.jp/products/synergy/reviews/46970

Q:MAツールは、少人数の営業チームでも使いこなせますか?

 

中村氏

A:はい。使いこなすことができます。そのためにも、製品選定の際には、単純な機能の多さではなく「現場が使いやすいか」や「運用が定着するか」で選ぶこと重要になります。

少人数チームで失敗しやすいのは、高機能な製品を導入したものの、スコアリング設計や複雑なシナリオ構築まで手が回らず、結局メール配信しか使っていない、というパターンです。専任のマーケティング担当を置けない規模であれば、次の3点で製品を絞り込んでください。

少人数チームで使う場合の選定ポイント 解説
1.必要な機能だけを選んで契約できるか スモールスタートの場合は特に重要です。全機能のセットプランしか提供していない製品は、使わない機能にも高いコストを払い続けることになってしまいます。
2.優先順位づけとアプローチを自動化できるか ユーザーの行動に点数を付けて合計値で判断する仕組みは、点数設計とチューニングに手間が発生してしまううえ、営業側には意味が伝わりにくい傾向にあります。
3.導入直後のサポートを無償で受けられるか 日本語の電話窓口に加え、操作のフォローや初期設定の支援、活用方法の提案有無を確認します。サポートが有償、またはチャットのみの製品は避けるのが無難です。

加えて「この登録があったらメールを送り、反応があれば担当者に通知する」という動きを設定できるかを見てみてください。営業が直接動くべき相手にだけ時間を使い、それ以外はメールで接点を保つという分担ができます。まずは「フォームで受け皿を作る→顧客データベースに集約する→月1〜2回配信する→反応した人にアプローチ」までなら、専任担当がいなくても月に数時間で回すことが可能です。

Synergy!の機能

中村氏

Synergy!は、①必要な機能だけを選んで契約できる、②優先順位づけとアプローチの自動化ができる、③導入直後のサポートを無償で受けられる、というスモールスタートに必要な要件をすべて満たします。

データベース/フォーム(初期118,000円・月額22,000円〜/税別)から始め、必要な機能だけを個別に追加できます。契約していない機能は管理画面に表示されないため、使わないメニューが並んで迷うことがありません。サポート面では、フリーダイヤルの操作案内ホットラインとトレーニングセミナーを提供しています。

また、オプションのリードダッシュボードは行動から12ステータスを自動判定する方式のため、点数設計やチューニングが不要です。フォームは画面上の操作で作成でき、HTMLの知識は不要です。社内リソースが不足する場合は、運用説明会や初期構築代行、システム設計・クリエイティブ制作の運用代行に委託できます。

該当機能に関するレビュー(一部抜粋)

非公開ユーザー

操作はシンプルで、ヘルプの参照で多くの設定を自力で行える。
「動画マニュアルや手順書を見ながら操作できるため、メール配信やフォーム作成などを迷わず進めることができました」
引用元:https://www.itreview.jp/products/synergy/reviews/247739

Q:MAツールは、既存のExcelや他システムと連携できますか?

 

中村氏

A:はい。もちろん連携可能です。データの連携方法は大き分けてく3つの方式があり、これは「取り扱うデータの量」と「更新頻度」で、どの方式を採用するかを選び分けます。

他システムとの連携方法 解説
1.CSV/Excelの手動アップロード もっとも手軽な方法です。Excelで管理している顧客リストをCSVに変換して取り込みます。更新キーを指定すれば、既存レコードは上書き、新規は追加という差分更新ができ、重複を作りません。月1回程度の更新であれば、この方法で十分です。
2.自動データ連携(バッチ処理) SFTPやAmazon S3などにファイルを置き、決めた時刻に自動でインポート/エクスポートする方式です。基幹システムや会員サイトのデータベースと日次で同期したい場合に使われることが多く、数万件から十万件規模の一括処理に向いている方式です。
3.API連携(リアルタイム) 会員登録や購入が発生した瞬間にデータを反映する方式です。ECサイトや会員制サイト、Salesforceに代表されるSFA/CRMとの連携で活用されます。後から連携が必要になることも多いため、APIの利用が無償か有償かは事前に確認しておきましょう。

Synergy!の機能

中村氏

Synergy!は、これらの3方式すべてに対応し、データベースAPIは追加費用なしで利用できます。CSV・Excelのインポート/エクスポートも追加費用なく利用でき、更新キー指定の上書き取り込みが可能です。

自動データ処理(有料オプション:初期100,000円・月額20,000円/税別)はSSH/SFTP、Amazon S3、外部SFTPサーバーと接続し、毎日・毎週・毎月などのスケジュールで自動連携します。CSV・xlsx(zip/gzip圧縮可)に対応し、1回あたり最大50MB・10万件が目安です。会員サイトの認証情報連携、ECの購買データ連携、POSやポイント管理システムとの統合などが可能になります。

該当機能に関するレビュー(一部抜粋)

非公開ユーザー

情報収集・管理のハードルを下げてくれた
「他社のMAツールで配信したメールにコンタクト先としてSynergy!フォームを設定し、コンタクト発生時の通知配信先を社内の関係する部署に飛ばすなど、色々な使い方ができる」
引用元:https://www.itreview.jp/products/synergy/reviews/219846

Q:MAツールを乗り換えるとき、データ移行に手間はかかりますか?

 

中村氏

A:顧客データそのものの移行は、多くの場合CSVでの書き出し・取り込みで完了するため、大きな手間は発生しないことがほとんどです。むしろ手間がかかるのはデータではなく「設定と運用の作り直し」です。移行作業は次の3つに分けて考えると見通しが立ちます。

データ移行のステップ 解説
1.顧客データ 現行ツールからCSV/Excelで書き出し、新しいツールへインポートします。更新キーを指定すれば重複を作らずに取り込めます。多くの製品が一括インポートに対応しているため、ここは障壁になりません。
2.配信停止・エラー情報 見落とされがちですが最重要です。配信停止(オプトアウト)した宛先と、宛先不明などの恒久エラーになった宛先は必ず引き継いでください。これを移さずに配信すると、苦情や到達率の悪化に直結します。
3.設定・コンテンツ フォーム、メールテンプレート、ステップメールやシナリオの設定は自動では移行できず、新しいツール側で作り直すことになります。ここが実質的な工数の中心となるため、外注の可否を確認しましょう。

移行先を選ぶときは、①データベースの構造が一緒かどうか、②進行中の施策を継続できるか、③配信停止リストを取り込めるか、④初期構築を代行に出せるかの4点を確認することがおすすめです。特に4点目があると、最大の工数である設定の作り直しを外部に委託することができます。

Synergy!の機能

中村氏

Synergy!は、これらのスムーズな移行に必要な要件をすべて満たしているため、現状お使いいただいているMAツールから、大きな手間なく乗り換えることができます。

CSV・Excelのインポートで更新キーを指定した上書き取り込みができ、配信停止者と恒久エラーの宛先は配信除外リストとして管理され、自動的に配信対象から外れます。設定の作り直しは、初期構築代行に委託でき、移行前のデータ整備はDB設計コンサルティングやデータクレンジングでサポートします。

追加費用なしのDatabase API(REST/SSL)や、自動データ処理(初期100,000円・月額20,000円/税別)を使った移行も可能です。クラウド型のためサーバー構築は不要で、申し込みからアカウント開設までは通常2〜3営業日。現行ツールと並行運用しながら、顧客データと定期配信から先に移行させる進め方にも対応できます。

該当機能に関するレビュー(一部抜粋)

非公開ユーザー

ユーザーの要望を細かく聞いて丁寧に対応してくださった。
「以前は別会社の名刺管理サービスを利用していましたが、名刺登録後のデータ反映に時間がかかることが多く、営業活動にすぐ活用できない点が課題でした。現在はSynergy!を利用していますが、登録から反映までがスムーズで、業務効率が大きく改善されています」
引用元:https://www.itreview.jp/products/synergy/reviews/247847

Q:MAツールを選ぶときに、失敗しないための注意点はありますか?

 

中村氏

A:導入の失敗を避けるためには「機能の多さと価格だけで選ばない」ことが最大の注意点です。失敗のほとんどは、費用対効果が合わなくなることが原因で、このパターンには大きく分けて2種類あります。

よくある失敗の1つ目は、高機能な製品を選んだものの、シナリオ設計やスコアリングに人手が回らず、実際にはメール配信しか使っていないケースです。使っていない機能にも費用を払い続けることになります。

よくある失敗の2つ目は、価格の安さだけで単機能のツールを選ぶケースです。顧客データが蓄積されないため、施策を打つたびにリストを作り直すことになり、単発施策で終わってしまい持続的なマーケティング活動には繋がりません。そのうえで、製品を比べる際には、次の5つをチェックしてみてください。

  1. 必要な機能だけを個別に契約できるか?
  2. 獲得から引き渡しまで1つの基盤で設計できるか?
  3. 導入・設定のサポートを受けられるか?
  4. 情報システム部門のセキュリティ要件を満たすか?(第三者認証、操作ログ、アクセス制限)
  5. 初期構築や運用を代行に任せられるか?

フォーム、名刺、メール、分析が別々のツールに分かれていると、そのつなぎ込みに時間を取られ、施策のスピードが落ちてしまいます。また、データも分断されるため、獲得から商談化までを一続きの流れとして改善していくことができません。

Synergy!の機能

中村氏

A:Synergy!は、これらMAツール選定時に重視される5つのポイントすべてを満たすツールです。機能単位での契約が可能なうえ、サポート体制やセキュリティ体制も充実しており、専門知識がなくても安心して導入・運用できます。

Synergy!のメリット 解説
1.機能単位の契約 データベース/フォームは初期118,000円・月額22,000円〜、メール配信は初期30,000円・月額14,000円〜(税別)というように、必要な機能だけを選んで契約できます。
2.無償サポート フリーダイヤルでの問い合わせ対応はもちろんのこと、導入後には無料のトレーニングセミナーも提供しているため、導入初期の不安を解消することができます。
3.獲得から引き渡しまで1つの基盤で設計 獲得したリードを顧客データベースに蓄積し、メールやLINEでナーチャリング、リードダッシュボードで検討度を可視化して営業へ通知するまでを、同じ製品内で設計できます。行動履歴から12段階のステータスを自動判定するため、スコア設計も不要です。
4.セキュリティ プライバシーマーク、ISMS認証(ISO/IEC 27001)、ISMSクラウドセキュリティ認証(ISO/IEC 27017)を取得。権限設定も搭載されており、監査の厳しい企業でも安心です。
5.構築・運用の代行 初期導入はもちろん、他社ツールからの乗り換えでも、構築代行や運用代行のサービスも用意されているため、社内にリソースが少ない企業でも安心して運用できます。

まとめ:バラバラな顧客データと手作業の配信業務を、1つの基盤に統合する

本記事では、MAツール「Synergy!」を提供するシナジーマーケティング株式会社に、顧客データの一元管理や見込み客の育成、乗り換え時の注意点、料金相場、他システムとの連携、導入期間まで、MAツールの導入を検討する際に気になるポイントについてインタビューさせていただきました。

MAツールの導入で重要なのは、機能の多さで選ぶことではなく、自社が「顧客データを1か所に集めて、継続的に接点を持ち続けられるか」を見極めることです。専任の担当者がいない体制であっても、必要な機能だけを選んで小さく始め、運用しながら機能を追加していく進め方であれば、無理なく定着させることができます。

Synergy!は、顧客データベースを土台に必要な機能だけを個別に契約でき、少人数のチームでも導入しやすく、立ち上げから運用まで支援を受けられる点が大きな特徴です。顧客情報の分散や手作業での配信業務に課題を感じている場合は、自社の状況にどのように活用できるか、ぜひ一度「Synergy!」の導入を検討してみてはいかがでしょうか?

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