非公開ユーザー
不明|その他情報システム関連職|不明|IT管理者|契約タイプ 有償利用
VPNソフトで利用
良いポイント
端末の互換性(OS、ハードウェア)における接続性は間違いなく評価できます。
リモートアクセスにおけるVPNとして標準的で、IPSec、SSLに対応しているので小規模・中規模・大規模までのユーザーにもおすすめできます。
実績も圧倒的で、実際私も複数のVPN装置を併用していますが、必ずAnyConnectはインストールしてシステムメンテナンス用途としての大事なリモートアクセスの経路として利用しています。
設定さえすれば、ASA側から接続プロファイルを流し込めるので、ユーザーにアクセス先をわざわざ知らせなくても、正規のユーザーにだけ、VPNのゲートウェイをひょこっと表示することもできます。(めちゃくちゃ便利です)
改善してほしいポイント
改善してほしいのはやはり、設定と管理の難しさでしょうか。すでに数年に渡ってCisco AnyConnectの展開に慣れてしまったので、製品の慣習については身についてしまいましたが、昨今のVPNソフトの設定と比べるとやはり難しいという印象です。
最近だと、QRコードでのVPN展開や、メールのインビテーションなど、BYODユーザーを意識したVPN展開ができるのに対して、伝統的な方法でVPNを展開することも多く、それなりの手順を持って展開する必要があります。
あと、AnyConnectのソフトウェアを無償で入手できるようにしてほしいです。現状は管理者経由で、アップグレードのソフトウェアが配布される前提ですが、Ciscoのホームページなどから、自由にAnyConnectのソフトウェアが入手できると、ファイルの受け渡しなどもやりやすいと思います。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
Windows、macOS, iOS全てに渡って問題なくリモートアクセスができます。新しいハードウェアやOSに切り替わった際に接続検証をするのですが、比較的対応も早く、OSやデバイスが新しすぎてつながらなかったということはなかったです。
まれに、OSのバージョンアップなどでVPNがつながらなかったりすることもありますが、Ciscoのナレッジを見ると書き込みがあるので、それを見れば解決できます。
AnyConnectよりも、Ciscoのナレッジのほうがすごいと思っていましますが、それも含めてCiscoクオリティだと思います。
検討者へお勧めするポイント
つながるVPNが必要ならAnyConnectをまず検討するべきでしょう。