この製品・サービスの良いポイントは何でしょうか?
スケジュール、掲示板、ファイル管理などの基本的な機能は、使用方法を説明せずとも比較的早い段階で社内に浸透しました。
しかし、未だにスケジュールを入力しないユーザーや、ホワイトボードの行動予定表とCybozuを並行運用しているようなユーザーも見受けられます。
グループウェアは、ユーザーが使って初めて価値が出るものなので、業務効率化のためにも積極的に利用してもらいたいです。
また、当社ではカスタムアプリ機能を使い、消費者からの問合せ対応履歴管理、営業商談進捗管理、ワークフロー的な社内申請管理をIT部門が主導となり、開発・運用を行っています。
当社のような規模の企業では、本格的なCTS・CRM・SFA・ワークフローシステムを導入するようなIT予算は確保できないため、Cybozu Officeのカスタムアプリ機能で一応の目的を賄える点は評価しています。(運用が定着して本格的な管理が必要になったら、本格的なシステムの導入検討するといったトライアル的な使い方もできます。)
改善してほしいポイントは何でしょうか?
・基幹システムとのデータ連携がしたい!(kintoneを使えと突っ込まれそうですが。。)
・カスタムアプリのアプリ作成がITリテラシーのあまり高くない当社のユーザーには難しい(らしい)。(GUIベースなので私としては非常に簡単だと思う)
・ワークフロー機能が当社の使い方にマッチせず使えなかったことから、カスタムアプリで実現した背景もあり、ユーザー側での設計の自由・柔軟性が欲しい。
どのようなビジネス課題を解決できましたか?あるいは、どのようなメリットが得られましたか?
当社では、Microsoft Azureを1年前に導入しまた。そのタイミングで、Cybozu Officeもオンプレ版からクラウド版への移行を検討しましたが、試算の結果、オンプレ版をMicrosoft Azure上で使用することとなりました。これで、クラウド版よりもコストダウンが可能になっています。
結論、改善してほしいポイントは多々あるものの、このコスト感でグループウェアを導入・運用できることは非常にメリットが高いと感じています。
また、外出先でも社用スマホやノートPCからCybozu Officeへのアクセスしたいというユーザーニーズに対して、オンプレ版ではサイボウズリモートサービス機能が必要でしたが、当社では社内ネットワークへのVPN接続環境がすでに備わっていたため、セキュリティを担保しつつも簡単に実現することができました。(社用スマホからはKUNAIアプリを利用してもらっています。)