非公開ユーザー
情報通信・インターネット|ITアーキテクト|1000人以上|ユーザー(利用者)|契約タイプ 有償利用
クラウドサーバーの監視モニタリングへの取り組み方が変わった
APMツール,統合運用管理ツール,ログ管理システム,サーバー監視ツールで利用
良いポイント
このサービスを活用する前の姿は、アプリケーションとサーバーの正常性、そしてエンドユーザーの利用状況やセキュリティのモニタリングはそれぞれ別々のツール(製品)を導入していた。担当する技術者もそれぞれの専門領域がありサイロ化された組織で伝言によるコミュニケーションをしている。
Datadogを採用してからはこれら全てをひとつのツールで管理できるようになった。まだ実践しているプロジェクトは数件と少なくこれから展開していくが、ツールがひとつに集約できるのでアプリ保守運用チームとITインフラ運用チームが同じツール・同じ用語でコミュニケーションできるようになって、ITインフラ運用の専門家がアプリ保守運用の領域にも監視モニタリングを使ってパフォーマンス最適化と障害原因の分析を支援できるようになった。これまでの分業ではなく一緒に運用できるようになることを検証できたので運用のスピードとコスト削減を期待できる。
改善してほしいポイント
Datadogサービスは、データベースモニタリングやセキュリティスキャンなど次々と新機能が登場して、現在では情報システム全体のあらゆる状態を監視モニタリングできるようになってきた。異なる領域であっても、ほぼ同じUI画面インターフェースなので、分析や観測は直感的に操作できるので学習コストは少ない。一方で、モニタリング対象のアプリやITインフラは今でも専門家が求められる領域であり、監視モニタリングのセットアップは苦労することがある。できるだけ共通化されたツールの実装方法、もしくは自動化を期待しています。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
AWSやAzureなど複数のメガクラウドそしてサーバー仮想化環境も含め様々なITインフラをひとつのツールで運用できるようになり監視モニタリングの学習コストと実装スピードは数分の一に圧縮できている。結果としてクラウド専門家の人手不足も解消、コスト抑制できている。そのうえITインフラ専門家がフルスタックエンジニアへスキルアップする一歩も踏み出せていると考えている。
検討者へお勧めするポイント
ITインフラ運用もアプリ保守運用も同じツールで運用できることで、組織の一体化や専門家の人材不足を解決できると考える。