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情報通信・インターネット|経営・経営企画職|1000人以上|ユーザー(利用者)|契約タイプ 有償利用
営業データの可視化と分析を一気に効率化できるツール
BIツールで利用
良いポイント
CRM Analyticsを使って良かったのは、Sales Cloud上の案件データをそのまま分析に活かせる点です。以前はExcelにエクスポートして加工していましたが、その手間がほぼ不要になりました。パイプラインの推移や担当者ごとの進捗状況を、ダッシュボードでリアルタイムに追えるので、営業会議で「数字の確認」に時間を使う必要がなくなり、代わりに「次の打ち手」を議論できるようになったのが大きな変化です。見た目も分かりやすく、グラフやチャートを営業現場にそのまま共有できるのも助かります。
改善してほしいポイント
一方で、レポートのカスタマイズは自由度が高い分、最初の設計にかなり知識が必要でした。SQLやBIツールに慣れていないメンバーにはハードルがあり、属人化しやすいと感じます。AIを使った自動レポート提案や、もっと「質問ベースで分析できる」ようなインターフェースが強化されると、より広い層に浸透すると思います。また、ダッシュボードの表示速度が重くなるケースがあり、大規模データでも安定して動作してくれるとありがたいです。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
利用前は、営業データの集計に毎週数時間かけており、Excel作業がボトルネックになっていました。CRM Analyticsを利用してからというもの自動更新されるダッシュボードをそのまま会議に利用できるため、資料作成工数が週あたり2〜3時間削減できました。また、リアルタイムで数字を追えることで、四半期の着地見込みを以前より早く把握でき、予実管理の精度が上がったのも効果として実感しています。
生成AI機能を使ってみて、一番便利だと感じたのは「自然文で聞ける分析」です。例えば「この四半期のパイプラインの傾向は?」と入力すると、チャート付きで説明が返ってくるので、わざわざ複雑なレポートを組まなくても概要をつかめます。営業会議の前にざっと全体像を押さえるのにちょうどよく、資料作成のたたき台にもなりました。 メリットは「分析の入り口」が圧倒的に楽になったことです。従来はSQLやダッシュボード設計に慣れている人しか使いこなせませんでしたが、AIに聞く感覚で誰でも使えるので、データ活用の裾野が広がったと思います。