井上 陽子
テックファームホールディングス株式会社|ソフトウェア・SI|法務・知財・渉外|100-300人未満|ユーザー(利用者)|契約タイプ 有償利用
シンプルな機能とSlackとの連携が◎
契約書管理システムで利用
良いポイント
契約交渉過程において、複数のバージョンの契約書ファイルが発生しますが、Hubbleではそのバージョン管理を行うことができます。また、契約担当者と法務とのコミュニケーションをHubble上で行うことが出来るため、各バージョンごとの変更経緯を残すことができます。
●シンプルな機能
Hubbleの良いところは、まずその機能のシンプルさ。稟議機能等、余計な機能がないコンパクトなツールなので、既存のサービスを利用しながら、円滑に導入できました。操作も感覚的にでき、マニュアル不要です。法務以外の部署からの評判が良いのが、その使いやすさの証拠かなと思います。
●Slackとの連携
当社では社内コミュニケーションツールとしてSlackを利用していますが、SlackとHubbleが連携しているため、Slackのワークフロー機能を使って、契約担当者から法務へのレビュー依頼を受け付け、そのままHubbleに移行するという運用を構築できました。契約担当者がHubbleでコメントを打つと、Slackに通知がくるので、常時Hubbleを立ち上げている必要もありません。快適に運用できています。
改善してほしいポイント
●Slackとの連携強化
Slack連携がされているものの、ファイルアップの際は、Hubbleを立ち上げる必要があります。契約担当者は、Slackで契約審査依頼を出してくるので、その際に、Slackにファイルを添付すれば、自動でHubbleにもファイルがアップロードされると、より円滑に運用できると思います。
(Hubbleさんによると、Slackとの連携強化は、今後も進めていくとのことですので、今後の機能改善に期待!)
●絵文字
また、Hubbleではチャット機能を使って担当者とやり取りするため、メールのように形式ばらず、コミュニケーションが取れて良いのですが、絵文字がもっと沢山使えるようになると良いなと思います。
法務がテキストでコミュニケーションをとろうとすると、どうしても固い文章になってしまうので…
●ユーザーファーストのベンダさん
Hubbleさんはこれまで何度も改善点のリクエストを聞いてくださり、実装してくれました。
本当にまめでユーザにより沿ってくれるベンダさん。
なので、上記の点も、いつか改善されるかなーと期待をしております。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
●工数削減
Hubble導入前は、契約書のバージョン管理をするのに、なかなかの工数を要していました。共有サーバー上でフォルダ分けをして、ファイルをリネームして・・・。また、各バージョンがどのような交渉経緯で修正されたのかを残すために、契約担当者と法務間でやりとりしたメールをPDFにしてフォルダに入れていました。
Hubbleを導入してからは、その一切が不要に。
Hubble上で修正をすれば、自動でバージョンごとにファイル保管がなされ、また、契約担当者とのやりとりもHubbleに残ります。これは大きな工数削減につながりました。
連携して利用中のツール