非公開ユーザー
一般機械|品質管理|1000人以上|ユーザー(利用者)|契約タイプ 有償利用
工数の増大を極力抑えた電子化による改善スピードアップ
帳票作成・帳票管理ツールで利用
良いポイント
まず、i-Reproterの最大の特徴はExcel帳票のフォーマットを変えずに電子帳票化出来るという所です。
紙のチェックシートはある意味でノウハウの塊であり、現場作業者が絶えず改善をしてきた入力ツールです。これに
勝てる入力ツールは事実上無く、ただの電子化では嫌がれることは間違いありません。なのでフォーマットを変えずに
入力方法だけを変えられるi-Reporterは現場に受け入れられやすいツールといえます。そして今までは出来なかった
電子入力(バーコード読み取り・OCR読み取り等)が使えるようになり、手書きよりも素早くデータを入れられるようになる場面も出来てきました。電子化のつぎは解析になるわけですが、これも非常に簡単です。DBが使えないという人でも
システムからExcelもしくはCSVにてデータ列ベースで出すことが出来るので、すぐにグラフやピボットテーブル化しての多角的な分析が出来ます。当然IT系の部署から支援を受けられるならDBからBIツールに連携して自動更新型の分析なども出来るようになります。なのでほとんどの方が改善スピードアップの効果を実感できると思います。
改善してほしいポイント
紙の頃に出来たこととして、以下のことが挙げられます。
・すぐに修正が出来る(横棒線を引いて訂正し、訂正印を押して正規書類にする)
・エビデンスとなる書類を一緒にまとめることが出来る。
上記2点は電子化にすると難しくなるポイントです。特に1番目の”すぐに修正が出来る”というのは昨今の状況から言ってもあまり褒められたものではないです。なので現在はこれは出来なくても問題は無いです。問題は2番目です。
やはり生産現場ではいろいろな問題が出ます。この時に履歴を残す意味でもいろいろな証書類が発生したりします。
これをチェックシート等と一緒に保管することが多々ありますが、現状i-Repoterではファイルを添付できる機能が無いためPDF等のファイルを印刷して写真を撮るなどして残していますが、希望としてはファイルはファイルのままで添付したいのが理想です。なのでファイル添付クラスターが実現されると非常に助かります。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
長い桁数のデータを入れる際にはバーコード入力機能が大変便利でした。
生産現場では多くの控えておかなければならないデータが存在します。こういったデータを常日頃から手書きで入力させていたのですが、電子化にあたってバーコード入力を使用することにより10分の1の時間で入力が出来るようになりました。特に複数のデータでもカンマ区切りであったり、固定長であれば区切りポイントを指定することで複数入力なども簡単に出来るようになりました。これらが全てノンプログラミングで出来るの大変良いポイントです。現場からも大変喜ばれた機能であり、手書きよりはるかに精度の高いデータにもなったのでスタッフ側も非常に満足の機能でした。
検討者へお勧めするポイント
電子化に抵抗感のある現場をお持ちの担当者や、アイデアがある担当者におすすめのツールです。