非公開ユーザー
プラスチック製品|社内情報システム(開発・運用管理)|100-300人未満|ユーザー(利用者)|契約タイプ 有償利用
簡単な作業で紙の帳票を電子化するツール
良いポイント
Excelで作成されている帳票を元に、このセルには数字を入力する、このセルには文字を入力する、といった風に設定するだけで、簡単に電子帳票を作成できる。そのため学習コストが低く、一般社員の人でも少し作り方を教えるだけで、自分たちでExcelの帳票をi-Reporterで使えるように実行してくれました。
自動帳票という機能を使っており、この機能はCSVファイルなどのデータを取り込むことで、帳票に設定した場所にファイルのデータを自動入力してくれる機能になります。この機能のおかげで、帳票の入力者の入力工数が大幅に減り、入力間違いも少なくなりました。
改善してほしいポイント
ネットワーク設定というものがあり、そこで「マスター選択デフォルト検索値設定」というものがありますが、それを利用することで紐付けされたされたセルのデータを元に、そのクラスターを選択した所でカスタムマスターから条件にあったものを表示してくれます。
もうひとつ、カスタムマスターのクラスターの設定には、「データが1件に絞れた場合は表示しない」という設定があり、検索結果が1件の場合は一覧を表示せずにその1件のデータをワンタップで呼び出してくれます。
なので、この2つの機能を合わせた際に、ネットワーク設定の先行のクラスターで入力を完了した時に、「マスター選択デフォルト検索値設定」されているものは、その後続クラスターのカスタムマスターを検索して検索結果が1件だった場合には、そのデータを自動で入力して欲しいです。
現状では、後続クラスターを1クラスターずつタップしなくてはならないので、帳票によっては100を超えるタップが必要となり、帳票の種類としても多くの帳票で必要となる機能です。
この機能が改善されますと、汎用性と作業効率化の2つにおいて大変効果的であると考えます。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
工場では毎日の製造した商品の記録や機械情報の記録を紙に手書きしており、それを工場の現場から回収して、事務所ではパソコンで社内システムに情報を入力するという作業を行っておりました。
そこで以下の様に課題を解決することで、作業時間を約75%削減しました。
その際の大きな課題としては4つありました。
①手書きなので、人によって字の書き方に癖があり、読み間違えが発生していた
②紙なので、汚れや破れが発生する
③事務所でパソコンに入力するためには、現場の紙を回収して回らなくてはならず手間であった
④パソコンでの社内システムへの入力作業で時間が掛かる
i-Reporterで電子化したことで、以下のようにそれぞれの課題を解決しました。
①キーボード入力なので、人による字の癖が無くなり、読み間違えが無くなった
②電子データなので、汚れや破れが発生しない
③入力した帳票データはサーバーにアップロードされるので、現場の入力者が入力を完了したら、事務所の人はパソコンから直接データを確認できるので、紙を回収する手間が無くなった
④作成された帳票データを元に自動的に社内システムに取り込むようにして、パソコンでの入力作業を無くした
検討者へお勧めするポイント
電子帳票を作成する作業が非常に簡単で分かりやすく、少しExcel使えるような人であれば、30分~1時間ほど教えるだけでi-ReporterへExcelファイルを取り込めるようになります。
ですので、社内で電子帳票を広める際の作業難易度が高く、一部の人間にしか使えないシステムでないので、多くの人に利用して貰うことが出来る点でお勧め出来ます。