非公開ユーザー
ソフトウェア・SI|社内情報システム(開発・運用管理)|300-1000人未満|導入決定者|契約タイプ 有償利用
現状況だと、小~中規模向け
帳票作成・帳票管理ツール,ノーコードWebデータベースで利用
良いポイント
本製品は、紙媒体で運用されている現場をDX化を見据えて電子帳票化する為の開発支援ツールを目的として作られており、入力帳票、帳票定義を分け、それぞれの帳票をWEB上で管理ができる。
専用アプリケーションを使用しなくても、認証式のWEB上で帳票が管理できる便利さは入力されたExcel情報を管理するシステムを開発する必要が無くなるので、この点については非常にメリットと感じた。
改善してほしいポイント
①帳票が開かれた際にGatewayのスクリプトを実行出来るようにしてほしい
→カスタムマスタに全てのマスタ情報を定義出来れば良いのだが、大きなプロジェクトになるとマスタとなる情報を別のDBのテーブルが保持していたりする。
そのマスタ情報の最新を常に適用させたいという要望がある。
②帳票の完了ボタン押下時にGatewayのスクリプトを実行できるようにしてほしい
→現状のi-Reporterの仕様では、「入力された帳票の情報が外部DBと重複していたらエラー」といった仕組みが出来ず、これを実現したい場合、保存前に必ずチェックボタンを押す「運用対処」をしなければならない。
これを怠り、誤ったデータをそのまま登録してしまうケースが多々見受けられる。
③入力制約チェックを動的に行える機能。
入力制約チェックが動的に変更できるようにしてもらいたい。①の要望と掛け合わせて運用すれば非常に汎用的になる。
運用例:製造した冷蔵庫の品質チェックシートを電子化した場合を想定。
製品番号がSだった場合は両側から扉が開ける仕様が追加されている為、「両側から一気に引っ張っても扉が取れない」という品質チェックを必須チェック項目にしたい
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
残念ながら、小生が担当しているプロジェクトでは「Excelでは出来ていたことが出来なくなってしまっている」というデメリットが目立っており、開発工数を上手く削減できない状況となっている。
WEB開発エンジニアを採用したスクラッチ開発を行わなくても良いという点で費用が浮くかと期待したが、その代わり前述した問題の代替案、折衝に多く工数を使用してしまっており、WEB開発不要のメリットを相殺してしまいそうな状況となっている。
ただし、問題点の改善が見込めれば非常に費用効果の高い開発ツールとなる可能性がある為、今後ともメーカーと要望相談を密に行い、ひいては自社グループ全体の案件に導入推奨ツールとして提案できるようになることを期待する。