非公開ユーザー
その他製造業|社内情報システム(企画・計画・調達)|300-1000人未満|IT管理者|契約タイプ 有償利用
Webセキュリティで利用
この製品・サービスの良いポイントは何でしょうか?
ファイアウォール直後の水際対策としてウイルススキャンプロキシとして導入しました。エンドポイントセキュリティをシマンテック製品としていたことからセカンドソースとして他社製品を組み合わせることを目的に探していたところ、ちょうどこの製品が該当しました。実際ウイルス定義の対応時期の微妙な差からInterScanだけが検知することもあったため、実際の防御に貢献してくれました。
また、仮想アプライアンスとして導入できる点、ライセンス契約上台数に制限がなかったことから、スケールアウトが必要な時に迅速に展開して社内のインバウンドトラフィックのパフォーマンス低下を回避することができました。
改善してほしいポイントは何でしょうか?
Linux仮想アプライアンスで構築そのものは極端に難しくはないものの、動作が不安定になった場合のトラブルシュートが難しく結局再構築せざるを得ないケースが多発しています。
ウイルススキャン中のキャッシュに利用するディスクが飽和しがちなため特に神経を使います。
どのようなビジネス課題を解決できましたか?あるいは、どのようなメリットが得られましたか?
導入当時とくに社外サービス、クラウドサービスの利用が増加していた時期だったこともありダウンロードファイルが感染していることでクライアントに被害が及ぶケースが増加していました。シマンテックアンチウイルスに加えてInterScanを導入したことで、具体的に5%程度アラート数が増加し、水際防御としてさらに手前側で防いだことにもなるため、全体としては被害を縮小することにつながりました。
とくに、社内ネットワークが十分高速な環境を提供できる以前だったこともありアンチウイルスの定義更新がクライアントによりまちまちだった時代には、InterScanのウイルス定義が常に最新に維持されることで一層最新リスクへの対応が可能となっていたと思います。