良いポイント
【ユーザーにとって】
・社内コミュニケーションの基本になっているTeamsのアプリとして利用できる点が、とても良い。違和感がない
・操作性もよく、UIもそんなに古くさいとは感じない
・印鑑の画像が表示されるので、気持ち的に紙の時代からスムースに移行できる
・承認だけでなく、回覧もあるので、承認者ではないが、見せておきたいチームリーダーにも回覧できる
・どこまで承認されたかすぐにわかる
・自分の申請したものだけが、一覧に表示されるので、探しやすい。検索も簡単
【申請管理部門にとって】
・総務や人事などの申請管理部門にとっては、紙の印刷、EXCEL台帳記入、決裁番号採番、穴開け、ファイリング、どこまで承認されているかの申請部門からの問合せのために、調べ回る工数、そういった諸々のムダが一切なくなった
・多様な承認ルールに対応しているので、代理承認や、スキップ、自動承認、など様々なパターンに対応
【情シス部門にとって】
・コーディング知識はほぼなくても、テンプレートをもとに画面開発ができる
・EXCELを使った画面作成ツールや、専用のツールがあり、わりと簡単に作成できる
・Power Appsでつくるよりずっと簡単
改善してほしいポイント
・画面を作るときに、EXCELフォームビルダーや、フォームビルダーというツールがあるが、この使い勝手がいまいち悪い
・GUIでできるのはいいが、属性設定のところに、JavaScriptの表現が登場するのが、残念なところ
・マニュアルが、わりと作成例がきちんとあるので、それでも、あまり困らないのではあるが、改善してもらえると、完全なノーコードになるので、惜しい
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
【導入前のユーザーの課題】
いろんなものがペーパレスになってきているにも関わらず、社内の稟議や旅費精算、各種人事、総務系申請書が紙とはんこで、かなり時代遅れだった。社内で問題提起し、改善策を出すために現状調査すると、それらをハンドリングする工数、EXECEL台帳への記入、採番、承認リードタイム、コピー代、などがバカにできないほど多かった。
【導入前のシステム部門の課題】
これらを電子化、ペーパレス化しようと、稟議申請システムをPower Appsのモデル駆動型アプリで、開発しかけたが、画面もさることながら、権限設定、承認ルート設定など、超えるべき壁が多すぎて途中で開発を中断した。
たとえ頑張って、続行していたとしても、保守が属人化する恐れがあった。
【導入後のシステム部門のメリット】
・EXCELを使った画面作成ツールや、専用のツールがあり、サクサク作ることができる
・関数に相当する「ネクストセットクラス」が多彩で、よくできているので、かなり細かいことができる
・Power Appsでつくるよりずっと簡単
・権限設定もいろいろあって、充実している。承認ルートビルダーもあり、ルート設定が多彩に簡単にできる
検討者へお勧めするポイント
・ランニングコストが圧倒的に安い。初期費用も不要
・チャットボットマネージャを無償で利用させてもらえる
・マニュアルがかなり丁寧につくられている
・Teamsアプリとして、簡単に登録できる
・SharePointなどに文書が保存されないので、Microsoft365の容量を圧迫しない