良いポイント
OneDriveはクラウド上にMS365アカウント単位に情報を保存できる機能という紹介がありますが、それはそれで便利ですが、Onedriveの機能である同期というものがもの凄く便利です。
ローカルパソコンのデスクトップとドキュメントと写真フォルダの情報をOnedrive上に同期をするという機能です。
これを利用するとパソコンローカルに格納した情報がリアルタイムにクラウド上に保存が出来るようになります。
業務では社内サーバに資料などを格納することがルールとなっているのですが、パソコンのデスクトップなどに一時的に資料を保存することはあり得ます。
また恒常的に自分のパソコンのみで資料を管理する社員も多く居る中でクラウド上に同期ができるということはバックアップという観点からも非常に有効な手段となります。
改善してほしいポイント
任意のフォルダを同期できるような設定にしてもらえるとより良いと思います。
Dドライブを作成した場合などで、そこに格納している特定のフォルダを同期できると更に利便性が増します。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
一番の問題解決は、パソコンの入替の場面です。
何らかの理由でパソコンを入れ替える時に、従来では個人情報は全てサーバへ複写、USBなどを経由して退避するなどをした上で、新しくキッティングしたPCに展開するような作業が必要で、その情報量が多い場合にはもの凄く時間がかかることと、サーバへの何十GBの転送を行うとネットワーク帯域不足が問題となってしまうことがありました。
しかし、OneDriveの同期を使用することで、個人情報はドキュメント又はデスクトップに格納さえしていればパソコンを入れ方時にデータ移行を行う手間が全く無くなります。
この手間がPC入替の時間短縮と事故防止に非常に役に立っています。
また複数のPCで同じMS365アカウントで利用している場合等で情報をメールで送信することなどの手間をかけずに異なる環境で異なるPCでデータの同期が可能となり、もの凄く便利になっています。
検討者へお勧めするポイント
パソコン単体のデータ保存、PC入替の作業の手間などを考えた場合に是非導入をお奨めします。
データの履歴管理機能もあるため、パソコンデータのバックアップは考えなくても良くなります。