pCloudの製品情報(特徴・導入事例)
pCloudとは
セキュリティ大国スイスが生んだ、高セキュリティで買い切り永久ライセンスのあるクラウドストレージです。優れたバージョン管理機能などが高く評価され、早くも学術研究機関でも導入が進んでいるニューカマーです。
■ pCloudとは?
個人情報保護の規制が厳しいといわれるヨーロッパにおいても、とりわけ厳しい規制のある国がスイスです。世界的な金融機関が集まるこの国では、顧客の安心安全が第一に考えられています。
そんなスイスで誕生したpCloudは、セキュリティの高さを第一に掲げて登場し、わずか4年間で500%もの成長を記録しました。2022年現在ではヨーロッパの主要クラウドストレージに名を連ねるほどの規模に達しています。
■ pCloudの「セキュリティ」
pCloudでは、例えば1つのファイルはデータ的に3つに分割され、それぞれが異なる場所にあるサーバへ分散保存されます。もしどこかのサーバで不正アクセスがあった場合でも、直ちに保存されたデータが解析されるようなことはありません。
また、pCloud Encryption(日本サービス名:pCloud Crypto)という追加オプションを購入することで、パスワードを知る人以外がアクセスできない特別なフォルダを手に入れることができます。このフォルダは軍用レベルの世界最高水準のセキュリティが施されています。たとえpCloudの開発者本人であってもこのフォルダ内の解析は不可能で、公権力が開示命令を出したとしても提出することができないと、メーカー自身が宣言しているほどに強固なものです(悪用はおやめください)。
■ pCloudの「選択性」
pCloudは、サーバをヨーロッパとアメリカに設置しています。
少しマニアックですが、上述のデータの保存方法と同様にデータの保存場所にも配慮しており、ユーザの選択性を重視しているのです。サーバの置いてある国や地域によって守られる法律、守るべき法律に違いがあり、ユーザはそれさえも自由に選べます。もちろん普通の使用では差などありませんが、日本で学術研究機関や病院関係などからも問い合わせが多い理由は、まさにこの配慮された思想に対してだと思います。
■ pCloudの「柔軟性」
pCloudは年払いのほかに、買い切りによる永久ライセンス版が存在しており、日本でもこの点が大変注目されています。数年分の費用を一括支払いすることで、以後の費用発生は一切なくずっと使えるようになります。単価計算ではかなり安い価格に設定されているので、1年版を利用して気に入ったユーザの方が買い切り版を購入するケースも増えています。
こうした柔軟性のある対応はpCloudのサービス全域に流れており、ユーザは自分の感性に合った使い方でpCloudを活用することができるようになっています。
■ その他
ほかにも、美しくスタイリッシュなアプリ、優秀なバージョン履歴の管理機能、ファイル転送、クラウドバックアップなど優れた機能を持っていますが、新しい機能がどんどん追加されており、積極的な開発姿勢もpCloudの魅力のひとつです。