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情報通信・インターネット|経営・経営企画職|1000人以上|ユーザー(利用者)|契約タイプ 有償利用
商談状況の見える化とレポート作成の時短に効果大
良いポイント
Sales Cloudを使ってみて一番助かっているのは、案件や商談の進捗をチーム全体で同じ画面を見ながら確認できるようになったことです。以前はExcelやスプレッドシートで管理していて、「最新情報はどこ?」と探す時間が多かったのですが、Salesforceに一本化してからは、更新さえされていれば全員が同じ情報を見られるので意思決定が早くなりました。ダッシュボードも営業企画としては便利で、週次の会議資料にそのまま使えるレベルのグラフが簡単に出せるのがありがたいです。
改善してほしいポイント
一方で、画面構成が複雑で、初めて使う営業メンバーからは「どこを触ればいいのか分からない」という声も多かったです。トレーニングや社内マニュアルを整備しないと定着しにくいのは正直なところです。また、レポートのカスタマイズ性は高いものの、慣れるまでに時間がかかります。AIによる自動提案や、もっと直感的に操作できるUIが整うと、さらに使いやすくなると感じました。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
導入前は営業ごとに管理方法がバラバラで、案件ステータスを集約するのに毎回時間がかかっていました。Sales Cloudで統一した結果、パイプラインの見通しが立てやすくなり、四半期ごとの着地見込みを早めに把握できるようになりました。また、ダッシュボードを活用して営業会議の資料作成時間を週に2〜3時間削減できたのは実感値として大きいです。結果的に「数字をまとめる作業」から「どう伸ばすかを議論する時間」にシフトできたのは導入の効果だと思います。
生成AI機能を使ってみて感じた一番のメリットは、商談メモやフォローアップメールの下書きをAIが自動で提案してくれる点です。いままでは営業担当が一から文章を考えていて、細かいニュアンスの調整に時間がかかっていましたが、AIがたたき台を用意してくれることで、ゼロから書く手間が大幅に減りました。その分、顧客ごとの提案内容を考える時間に回せています。 一方で、生成される文章はどうしても「一般的」な表現になりがちで、業界特有の言い回しや自社ならではのトーンにはまだ寄せきれません。結局最後は人間が修正する必要があるので、「完全自動化」とまではいかないのがデメリットだと思います。