非公開ユーザー
機械器具|社内情報システム(CIO・マネージャ)|100-300人未満|IT管理者|契約タイプ 有償利用
システム設計思想を理解できると途端に使い勝手がよくなる
この製品・サービスの良いポイントは何でしょうか?
運用開始からようやく半年が経ちます。基本設計(当社の運用方針に基づいてユーザーが入力出来る最低限)はベンダーに依頼しましたがその初期保証期間が過ぎ、社内管理者である私が管理を全て掌握してからが試行錯誤の連続でした。
出来ることが沢山有る。確かにそう動いているようにみえる。でもそれがなぜだろう?と。
セールスフォースの強みはその認識と反映をサポートするところだと感じています。
具体的には無料トレーニングであるTrailhead、積極的に発言するユーザーが多いコミュニティ(が多数)、セールスフォース社自体のサポート(担当営業が週一ミーティングで課題の洗い出しと解決をサポートします。)。
TrailHeadはポイント制ランクでゲーム感覚で進められるのと、セールスフォース社が何を考えているか、という内容の課題もありどうこのシステムが成り立っているのかを理解する手助けになりました。
コミュニティは他社の事例や試行錯誤が伝わります。
そうやって自分の手元で管理する4ヶ月目以降、途端になんでこうなっているのかという理解と自社でやりたいことの反映がおもしろいように出来る様になりました。
改善してほしいポイントは何でしょうか?
ある程度はカバーが出来るものの、従来からの会社独自のローカルな運用をこのシステムに合わせよう、という導入ではむずかしいかと思いました。
セールスフォースの提唱する「The Model」の反映や一部取り入れなど、ある程度営業戦略をそれに合わせていく覚悟は必要かと。
あとTrailHeadが米国本国の内容をそのままGoogle翻訳した様なものもあって、多少はそのへんアメリカ的考え方とか商習慣などを学習者の頭の中で割り引いて学習する必要があるかな、と。(ただ思いのほかGoogle翻訳だけでも意味が理解できるのも発見しました)
どのようなビジネス課題を解決できましたか?あるいは、どのようなメリットが得られましたか?
当社は老舗中堅メーカーとして営業していて、営業スタイルも営業マン任せ、いわゆる個人商店化していた。また基本的に顧客や代理店からの引合い対応営業スタイルなので、当社側からの積極的な営業展開をする活動はほとんど出来ず苦手でした。
セールスクラウドを導入したことで、商談の管理、特に活動していない顧客対応の洗い出しなどが出来ることで記憶を頼りの営業スタイルから脱却できました。
また、いままでWEBサイトからの問合せはその一時対応で完了し後追いできなかったものを、リードとし管理することで見込み顧客化できこちらからの積極的な活動が出来る様になりました。