非公開ユーザー
ソフトウェア・SI|保守・運用管理|100-300人未満|ユーザー(利用者)|契約タイプ 有償利用
メール配送の信頼性向上
良いポイント
Twilio SendGridを利用していて特に重宝しているのは、メールの配送状況がリアルタイムで細かく追える点です。
単に「送った」だけで終わらず、相手に無事届いたのか、あるいは何らかの理由でブロックされたのかが管理画面で一目でわかるので、運用上の安心感が違います。ログが7日間保存されるため、ユーザーからの「メールが届かない」といった問い合わせにも、過去に遡って迅速に調査・回答できるのが非常に助かっています。
また、配信後の反応が可視化される点も大きなメリットです。メール内のリンクが実際にクリックされたかどうかを正確に把握できるため、施策の効果測定が容易になります。さらにWebhook機能が充実しているおかげで、配信エラーやクリックといったイベントを自社システム側へリアルタイムに連携でき、自動化の組み込みやすさという面でも非常に優れたサービスだと感じています。
改善してほしいポイント
利用するデータセンターを日本国内に限定するオプションがあると嬉しい
https://support.sendgrid.kke.co.jp/hc/ja/articles/4404342769049-%E3%83%87%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%81%AF%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AB%E3%81%82%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%99%E3%81%8B
現状は上記記載のようにない。
ログ保存期間をデフォルトで30日に変更したり長期保存ができるようなオプションがあると良い。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
「お客様からメールが届かない」という問い合わせに対し、以前は原因の特定が難しく対応に苦慮していましたが、SendGridを導入したことで配信状況が完全に可視化され、大きな課題解決に繋がりました。
具体的には、メールの不具合が発生した際、それが自社システムの問題なのか、あるいは受信者側の設定(ブロックやアドレス不備など)によるものなのかを即座に判別できるようになりました。結果として、調査の結果「ほぼすべての原因がお客様側にある」という事実を客観的なログに基づいて確認できるようになり、社内の不要な調査工数を劇的に削減できています。
また、単に「こちら側の不具合ではない」と伝えるだけでなく、エラー理由に応じた適切な対処方法を具体的にお客様へ提案できるようになったことも大きなメリットです。これにより、サポート対応の質とスピードが向上し、お客様とのスムーズなコミュニケーションが実現できていま
検討者へお勧めするポイント
メール配信システムの導入を検討されているなら、SendGridの「運用フェーズでの調査のしやすさ」は一番の推しポイントになります。
特に、ユーザーからの「メールが届かない」という問い合わせに対して、確実なエビデンスを持って回答できる点は、サポートや開発担当者にとって大きな救いになります。配送ログを見れば、宛先の間違いなのか、相手のメールサーバーでの拒否なのかといった詳細な理由がすぐに判明するため、原因不明のまま調査に時間を溶かすことがなくなります。
また、Webhookなどの外部連携もスムーズなので、単なるメール送信ツールとしてだけでなく、自社システムの一部として配信ロジックを自動化したい場合にも非常に相性が良いです。トラブル対応の工数を減らし、本業の開発や改善に集中したいチームには、自信を持っておすすめできます。