良いポイント
Webページの更新作業でGitを使う必要があったのですが、黒い画面(コマンドライン)で操作するのはハードルが高く、困っていました。SourceTreeの一番良いところは、やはりマウス操作だけでGitが使える点です。
サービスサイトのページを更新する際、自分が編集したファイルが一覧で表示され、どこを書き換えたのかが差分としてハイライトされるので、アップロード前の確認がすごく楽になりました。コミットやプッシュもボタンをクリックするだけで完了するため、コマンドの打ち間違いによるエラーを気にする必要がありません。
これまでGitに苦手意識があったのですが、視覚的にブランチの枝分かれや履歴が見えるようになったことで、バージョン管理という仕組み自体への理解も深まりました。
改善してほしいポイント
長く使っていると、動作がかなり重くなってくるのが気になります。特に履歴がたくさん溜まっているプロジェクトを開くときや、複数のブランチを切り替えるときにフリーズしたように数秒固まることがあり、急いで作業しているときは少しもどかしいです。
また、他のメンバーと編集箇所が被ってしまってコンフリクト(競合)が起きたときの解消方法が、初心者には少し分かりにくいと感じます。エラーメッセージが出ても次にどうすればいいのかの案内が少ないため、結局エンジニアに助けてもらうことが何度かありました。
もう少し動作がサクサク動いてくれることと、トラブル時のナビゲーションが親切になるとさらに使いやすくなると思います。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
以前はファイルのバックアップをとるために、「index_old.html」「index_20231010.html」のようにリネームして残しており、どれが最新で、誰がどこを変えたのかも分からない状態でした。
SourceTreeを使ってGitで管理するようになってからは、いつ、誰が、何の目的でページを更新したのかが履歴として綺麗に残るようになりました。
万が一ページが崩れてしまっても、過去のバージョンにすぐ戻せるという安心感があります。結果として、属人的だったファイル管理がなくなり、エンジニアとも同じツールでデータを共有できるようになったので、更新作業にかかる手間とストレスが大幅に減りました。
検討者へお勧めするポイント
私のようなWeb担当者やデザイナーなど、普段コマンドラインを使わないポジションの人にこそおすすめしたいツールです。
「Git」と聞くとエンジニア向けの難しいシステムというイメージが強いですが、SourceTreeを使えば画面のボタンをクリックするだけで、本格的なバージョン管理が簡単に始められます。
ファイルの先祖返りやバックアップファイルが大量に増えてどれが最新か分からなくなる問題に悩んでいるWeb担当チームであれば、導入する価値は十分にあります。最初は専門用語に戸惑うかもしれませんが、まずは自分ひとりで変更履歴を残すところから始めてみると、すぐに慣れると思います。