【2025年】VDI(仮想デスクトップサービス)・DaaSのおすすめ10製品(全30製品)を徹底比較!満足度や機能での絞り込みも

掲載製品数:30製品
総レビュー数:296
time

VDI(仮想デスクトップサービス)・DaaSとは?

VDI(仮想デスクトップサービス)・DaaSとは、PCのデスクトップを仮想化するシステムのことで、シンクライアントを実現するための代表的な手法の一つです。

VDIは、デスクトップ(OSやアプリケーションの処理などPCのソフトウェア一式)をハイパーバイザー上の仮想マシンとしてサーバ上で実行し、その結果をネットワーク経由で端末に転送します。ユーザーは仮想化されたデスクトップを占有する形態で利用し、端末ではVDIから転送された画面や音声をユーザーに出力し、ユーザーのキーボード/マウスなどの入力操作をVDIに転送します。

DaaS(Desktop as a Service)とは、クラウド環境上に構築されたVDIのシステム基盤から仮想デスクトップを提供するサービスです。主にクラウド事業者などがパブリッククラウドサービスとして提供するものを指しますが、ユーザー企業側が自社プライベートクラウド上でVDI環境を構築・運用する場合でもDaaSと称することがあります。

なお、同じような目的で、VDIではなくターミナルサービスが使われるケースもあります。ターミナルサービスは、サーバ上で仮想化されたアプリケーションをリモート配信し、複数ユーザーで共有します。リソース効率はVDIよりも高いとされます。

VDI(仮想デスクトップサービス)・DaaSの基礎知識

VDI(仮想デスクトップサービス)・DaaSの人気おすすめ製品比較表
VDI(仮想デスクトップサービス)・DaaSのよくある質問
コストパフォーマンスが評価されているVDIツールのランキングを教えてください。
スケーラビリティとユーザビリティを両立したVDIツールを教えてください。
最新のVDIツールランキングで上位にランクインしているツールはどれですか?
セキュリティとパフォーマンスのバランスで最適なVDIツールはどれですか?
中小企業に最も適したVDIツールはどれですか?
VDI(仮想デスクトップサービス)・DaaSのメリット
アクセスの柔軟性
セキュリティの向上
コストの削減
管理の簡素化
迅速なデプロイメントとスケーラビリティ
エンドユーザーの生産性向上
VDI(仮想デスクトップサービス)・DaaSのデメリット
初期導入の複雑性
遅延やパフォーマンスの問題
継続的なコスト
カスタマイズの制限
依存性の増加
セキュリティとプライバシーの懸念
VDI(仮想デスクトップサービス)・DaaSの機能
VDI(仮想デスクトップサービス)・DaaSを選ぶポイント
ツールごとの違い
導入形態
導入時に必要なもの
その他選定時にチェックしておくべきポイント
VDI(仮想デスクトップサービス)・DaaSの導入要件、他のツールとの連携方法
一般的な導入方法・導入環境
VDI(仮想デスクトップサービス)・DaaSでよくある質問|Q&A
Q. VDIツールのライセンス形態にはどのような種類がありますか?
Q. VDIツールの導入に際して必要なインフラ要件は何ですか?
VDI(仮想デスクトップサービス)・DaaSと関連のあるソフトウェア

VDI(仮想デスクトップサービス)・DaaSの人気おすすめ製品比較表

製品名
満足度
4.5 /5.0
4.0 /5.0
3.9 /5.0
3.8 /5.0
レビュー数
17件
62件
84件
46件
従業員規模
すべての規模のレビューあり
すべての規模のレビューあり
すべての規模のレビューあり
すべての規模のレビューあり
製品の特徴
<<さぁ、PCを持って外に出よう!「Shadow Desktop」>> 「Shadow Desktop」は、データレスクライアント市場で顧客満足度 No.1※を誇る、次世代PCセキ...
情報が登録されていません
情報が登録されていません
Horizon は、どこからでも、どのデバイスからでもアクセス可能な仮想デスクトップとアプリケーションを提供します。Omnissa のソリューションは、リモートワークやハイブリッド...
価格
要お見積もり
要お見積もり
要お見積もり
要お見積もり
機能
  • VDI・DaaSの実現と管理機能
詳細を見る
  • VDI・DaaSの実現と管理機能
詳細を見る
  • VDI・DaaSの実現と管理機能
詳細を見る
  • VDI・DaaSの実現と管理機能
詳細を見る
お試し
-
-
無料プランあり
-

※2025年12月8日時点におけるGrid評価が高い順で表示しています。同評価の場合は、満足度の高い順、レビュー数の多い順で表示しております。

各製品の機能の有無や操作性、サポート品質や料金プランなど、さらに詳しい比較表は「製品比較ページ」から確認することができます。

VDI(仮想デスクトップサービス)・DaaSのよくある質問

VDI(仮想デスクトップサービス)・DaaSとは、PCのデスクトップを仮想化するシステムのことで、シンクライアントを実現するための代表的な手法の一つです。VDIは、デスクトップ(OSやアプリケーションの処理などPCのソフトウェア一式)をハイパーバイザー上の仮想マシンとしてサーバ上で実行し、その結果をネットワーク経由で端末に転送します。ユーザーは仮想化されたデスクトップを占有する形態で利用し、端末ではVDIから転送された画面や音声をユーザーに出力し、ユーザーのキーボード/マウスなどの入力操作をVDIに転送します。

DaaS(Desktop as a Service)とは、クラウド環境上に構築されたVDIのシステム基盤から仮想デスクトップを提供するサービスです。主にクラウド事業者などがパブリッククラウドサービスとして提供するものを指しますが、ユーザー企業側が自社プライベートクラウド上でVDI環境を構築・運用する場合でもDaaSと称することがあります。

なお、同じような目的で、VDIではなくターミナルサービスが使われるケースもあります。ターミナルサービスは、サーバ上で仮想化されたアプリケーションをリモート配信し、複数ユーザーで共有します。リソース効率はVDIよりも高いとされます。エンドユーザーはアプリケーション利用に専念しやすい一方で、カスタマイズなどの自由度はVDIよりも制限されます。


VDI(仮想デスクトップサービス)・DaaSのメリット

アクセスの柔軟性

VDIやDaaSを使用すると、従業員は場所やデバイスを問わず、インターネット経由で仮想デスクトップにアクセスできるようになります。これにより、リモートワークやフレキシブルな働き方が促進されます。

セキュリティの向上

データやアプリケーションはセキュリティが強化されたデータセンター内のサーバー上で中央管理されるため、エンドポイントのセキュリティリスクが低減されます。

コストの削減

物理的なデスクトップやラップトップの購入、維持管理にかかるコストが削減されます。また、DaaSの場合はサブスクリプションモデルにより初期投資が抑えられ、運用コストを予測しやすくなります。

管理の簡素化

IT管理者は、ユーザーのデスクトップを一元的に管理できるため、ソフトウェアのアップデートやパッチ適用などの管理作業が簡素化されます。

迅速なデプロイメントとスケーラビリティ

新しいユーザーの追加やリソースの拡張が容易であり、事業の成長や変化に迅速に対応することができます。

エンドユーザーの生産性向上

ユーザーは環境やデバイスに依存せず、必要なリソースに常にアクセスできるため、生産性が向上します。

VDI(仮想デスクトップサービス)・DaaSのデメリット

初期導入の複雑性

VDIやDaaSの導入には、ネットワークの再構築やセキュリティポリシーの見直しなど、複雑な初期設定が必要な場合があります。

遅延やパフォーマンスの問題

インターネット接続やネットワークの品質に依存するため、接続の遅延や帯域幅の制約がパフォーマンスに影響を及ぼす可能性があります。

継続的なコスト

DaaSはサブスクリプションモデルで提供されるため、継続的なコストが発生します。VDIも、サーバーやストレージなどのインフラ維持に関連するコストがかかります。

カスタマイズの制限

一部のVDIやDaaSサービスでは、提供される仮想デスクトップ環境のカスタマイズに制限がある場合があります。

依存性の増加

VDIやDaaSプロバイダーへの依存度が高まるため、サービスの停止やプロバイダーのビジネス継続性がビジネスへのリスクとなります。

セキュリティとプライバシーの懸念

データが外部のデータセンターに保存されるため、セキュリティとプライバシーに関する懸念が生じることがあります。適切なセキュリティ対策とプロバイダーの選定が重要です。

VDI(仮想デスクトップサービス)・DaaSの機能

機能 解説
マスターイメージの作成と管理 仮想デスクトップを作成する元となるデスクトップのスナップショットイメージを、OSのみならずアプリケーションや設定などを含めた状態で作成する
仮想デスクトップの作成 それぞれの仮想デスクトップを完全に独立した形で作成するフルクローン方式や、OSなどの共通部分を共有するリンククローン方式で仮想デスクトップを作成できる
仮想デスクトップの割り当て ユーザーごとにそれぞれ固有の仮想デスクトップを割り当てる「専用割当方式」や、ログインした際に空いている仮想デスクトップを利用し割り当てる「流動割り当て方式」により、仮想デスクトップの割り当てが実現できる
リソースの割り当て CPUとメモリ、ディスクのリソースについて、想定される負荷に応じてサイジングを行い、リソース設定を施せる
GPU仮想化 GPUリソースを提供し、CADなどGPUを多用するソフトウェアをVDI環境下でも利用できるようにする
モバイルデバイスへの仮想デスクトップ提供 スマートフォンやタブレットにおいても、画面サイズに最適化した画面表示や、操作性を損なわない仮想デスクトップを提供する
接続リース機能 過去の接続履歴を管理サーバに保持し、万が一障害が発生してもユーザーが直近に利用していたデスクトップ環境を再現できる

VDI(仮想デスクトップサービス)・DaaSを選ぶポイント

ツールごとの違い

・フルクローン方式
それぞれの仮想デスクトップを完全に独立した形で作成します。仮想デスクトップの数だけVDI環境のディスク容量を占有するため十分なストレージが必要となります。また、各種ソフトウェアのアップデートも基本的には個別に行う必要があります。

・リンククローン方式
仮想デスクトップのうちOSなどの共通部分を共有し、ユーザー固有の設定など個別部分と合わせて各ユーザーに提供します。占有するディスク容量がフルクローンに比べて非常に小さくなるためハードウェア投資の抑制が期待できます。

・専用割り当て方式
個々のユーザーに対し、それぞれ固有の仮想デスクトップを割り当てられます。ユーザー専用の仮想デスクトップとして使えるためユーザーごとのカスタマイズ自由度が高くなります。

・流動割り当て方式
仮想マシンを特定ユーザー専用にせず、ログインした際に空いている仮想デスクトップを割り当てる方式を採用します。

導入形態

VDIは、オンプレミスのサーバやHCI、IaaSなどをプラットフォームとして導入します。なお、クライアントOSやアプリケーションが必要とするCPUやメモリ、ストレージなどのリソースの傾向は、業務の内容などによってある程度の傾向があります。そのため、オンプレミスでの導入にはそれらのリソースを一括して拡張でき、かつスモールスタートが可能なHCIが適しているとされています。DaaSは、月額課金や時間課金など、IaaSに近い料金体系で利用します。DaaSはさまざまなクラウド事業者が手掛けています。もちろんサービス内容は事業者により異なりますが、VDIを自社導入する場合と大きく異なる点としては、CPU・メモリ・ストレージの各リソースのメニューが、ある程度のパターンに固定されていることなどが挙げられます。プラットフォーム全体のリソースを気にすることなく柔軟かつ迅速に数を増減できること、初期費用が不要または極めて安価であり費用は利用した分だけで済むこと、運用管理が容易なことなど、クラウドサービス全体に共通するメリットはDaaSも同様です。

導入時に必要なもの

VDIの導入時にはネットワーク環境を整備する必要があります。多くの場合、多数のユーザーが同時にVDIを利用する始業時には特にネットワークに負荷がかかります。このため、従業員が業務を開始できない状況を避けるために、ネットワーク環境を適切に対応する必要があります。また、他のサーバーやHCIと同様に、バックアップやデータ保護、セキュリティ、運用管理ツールなども利用されることがあります。

その他選定時にチェックしておくべきポイント

VDIを全社一括で導入するケースは少なく、通常は特定の部署や業務の一部の担当者を対象にして試験的に導入し、その効果を評価した後に展開を拡大していくことが一般的です。この際、どの部署や業務の担当者をVDIに移行するかを適切に評価することが重要です。

VDI(仮想デスクトップサービス)・DaaSの導入要件、他のツールとの連携方法

一般的な導入方法・導入環境

VDIの導入には技術力やノウハウが必要とされるため、多くの企業がプラットフォームとSIerの支援を受けながら構築を行っています。物理的なPCからVDIへの移行では、実際に使用されているアプリケーションの洗い出しや、導入後の業務スタイルの確立など、様々な計画が必要になります。そのため、包括的なコンサルティングを受けることが望ましいです。

一方、DaaSに関しては、クラウドサービスとして契約し、利用できる端末を準備するだけで利用可能です。VDI基盤をオンプレミスで構築するほどの規模でないユーザーや、一時的に大量のデスクトップが必要な場合、またはオンプレミス環境のVDI導入をテストするためのケースなど、VDI導入が困難なシナリオでも役立ちます。

VDI(仮想デスクトップサービス)・DaaSについての更なる詳細はこちらから

VDI(仮想デスクトップサービス)・DaaSでよくある質問|Q&A

Q. VDIツールのライセンス形態にはどのような種類がありますか?

A. VDI(仮想デスクトップ)ツールのライセンス形態には、主に「ユーザー単位」「デバイス単位」「同時接続(コンカレント)単位」の3種類があります。

まず、ユーザー単位ライセンスは特定の利用者に紐づけて発行される方式で、1人が複数の端末からアクセスする場合に適しています。リモートワークやモバイル利用が多い企業に向いています。次に、デバイス単位ライセンスは端末ごとにライセンスを割り当てる仕組みです。共有PCを使用する現場や店舗など、端末が固定されている環境に適しています。最後に、同時接続ライセンスは同時に利用できるユーザー数に基づく契約で、利用者が多いがアクセス時間が分散している企業に効果的です。加えて、近年ではクラウド型VDI(DaaS)の普及により、月額課金制や従量課金型の柔軟なライセンスモデルも増えています。運用規模やコスト変動を考慮して、自社の利用状況に最も合う契約形態を選ぶことがポイントです。

手順または対応方法

  1. 自社の利用パターン(固定端末・モバイル利用など)を整理します。
  2. ユーザー数と同時接続数の比率を把握します。
  3. 年間契約と月額制を比較し、コストと柔軟性のバランスを確認します。

注意点・補足

  1. ライセンス形態によっては、VDIサーバーやOSのライセンスが別途必要な場合があります。
  2. 契約時に、増席や解約時の条件(最低契約数・更新期間)も必ず確認してください。

Q. VDIツールの導入に際して必要なインフラ要件は何ですか?

A. VDI(仮想デスクトップ)を導入する際には、安定した稼働を支えるために「サーバー性能」「ネットワーク帯域」「ストレージ構成」の3点を中心に検討することが重要です。

まず、VDI環境ではCPU・メモリ・GPUを多く消費するため、同時接続ユーザー数に応じたサーバースペックを確保する必要があります。特にグラフィック処理を多用する業務では、GPU搭載サーバーの採用が推奨されます。次に、ネットワーク帯域の確保も欠かせません。通信遅延が発生すると操作レスポンスが低下するため、各拠点からVDIサーバーまでの回線速度やVPN構成を事前に検証しましょう。さらに、ストレージはIOPS性能が高いSSDを採用し、ユーザープロファイルや一時ファイルを効率的に分散配置することで、起動時間や応答速度を改善できます。

手順または対応方法

  1. 同時接続ユーザー数を想定し、CPU・メモリ・GPUの必要量を算出します。
  2. 拠点間のネットワーク帯域を計測し、遅延が許容範囲内か確認します。
  3. ストレージ構成(SSD・NAS・SANなど)を比較し、冗長性を確保します。

注意点・補足

  1. 電源や空調を含むデータセンター環境も、安定稼働の前提条件となります。
  2. クラウド型VDIを採用する場合は、リージョン選択や通信暗号化方式も考慮してください。

VDI(仮想デスクトップサービス)・DaaSと関連のあるソフトウェア

Web会議システム:インターネットを介して遠隔地にいる相手と音声やビデオなどの情報をリアルタイムにやり取りできるツールです。

関連ブログ

ITreviewに参加しよう!