西田 純
ACS株式会社|機械器具|社内情報システム(開発・運用管理)|300-1000人未満|ユーザー(利用者)|契約タイプ 有償利用
比較的単純なデータ連携で力を発揮する。
良いポイント
ASTERIA Warpの良い点は、「直感的で効率的な操作性」と、「豊富なアダプタによる高い連携性・拡張性」です。
1.ノーコード/ローコード開発:
良い点にも悪い点にもなり得るが、アイコンやドラッグ&ドロップによる直感的な操作が可能なので初心者向き。
逆に言うと、上級者にはまどろっこしい部分がある。
2.連携・拡張性:
簡単なフローは手順に従って配置してつなぐだけでおおむね何とかなる。直感的だが、コメントを残すことは必須。後で見てもわからなくなる。
3.豊富なアダプタ:
主要なデータベースはほぼつながる。そのほか、キントーンなどのSaaSとも連携可能。Salesforceなどとの専用アダプタもあり。
専用アダプタがなくてもRESTコンポーネントでつながるらしい。よろずごと相談会でそう話している方がいる。
4.サポート体制:
電話サポートはないが、不定期によろずごと相談会が開催されている。ヒントにはなるかな?ただの飲み会かも?
改善してほしいポイント
マニュアルが分かりづらい。特にExcel関連は分かりづらい。
2.デバッグ・開発効率
複雑な処理におけるエラー箇所の特定に時間がかかる。
ループ構造が一目でわからないなど、結構つらい。デバッグも使いづらい。特に時間がかかる処理はデバッガーだとタイムアウトしてしまい、追えなくなる。
3.フローの可視性
パッと見ただけだとフローが分かりづらい。あと、長大なフローは画面内にきれいに収まらないことがある。
サブフロー化が重要。
4.AI対応
AIによる開発効率化ができない。AIによるコード生成・貼り付けといった開発手法が取れず、効率化の恩恵が得られない。
MS社のPower Automate Desktopのような専用AI対応が求められる。
→と思っていたら、最新版の2512でAI対応してきたみたいなのでバージョンアップして使ってみたいところです。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
ローコードツールは癖のある動きをするものが多いですが、ASTERIAも癖があるので注意が必要です。ただ、単にデータ転送に特化するか、簡単な変換に特化すれば比較的簡単に組めました。ASTERIAを導入するとサンプルがいくつかあり、楽楽精算のようにサンプルがあるものは、C#などで作成すると1週間はかかると思われる開発が2日程度で完了しました。単に転送するだけなら数時間で完了しますが、テストなどを含めると2日程度かかります。また、最新の開発では2か月くらいかかるといわれていたFAX送信の開発が、おおよそ2週間で完了しました。
検討者へお勧めするポイント
2014年ごろから導入していますが、ASTERIAが止まってにっちもさっちもいかないという状態になったことはないですね。作ったフローがエラーで止まって大変になったことはありますが、だいたいいつも複雑なエラー処理を作っていた場合に陥る傾向があるので、最近はなるべくシンプルに作成し、仮に止まった場合は通知をしてリカバリーするようにしています。
ですので、上位システムなどでASTERIAで行う仕組みをよりシンプルにできるように設計しています。
あと、最近はデータ転送以外の社内アプリの連携などのDXにも使い始めており、デスクトップアプリケーションを操作するようなことがない場合は、安定性を考慮してRPAではなくASTERIAで作成しています。
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