この製品・サービスの良いポイントは何でしょうか?
グループウェアとしての必要最低限の機能は持っており、それに加えてワークフローの自由度が高く使い勝手が良い。
紙の申請書をそのままワークフローの画面にできるので、利用者にもとても好評である。
申請画面は専用のエディタで簡単に作成できる上に、自動生成したソースに入力チェックなどのjavascriptを追記可能なため、他のワークフローではできないところまで実現できる。
またオプションのユーザ保守ツールで人事システムとユーザ情報を連携できるので、中途入社・退職者のメンテナンスを自動化できる。
ユーザ数が多くなると膨大な費用が掛かるソフトも多いが、無制限ライセンスがあるのでコストメリットが高い。
文書管理も版管理など機能が豊富で、持ち出し禁止オプションにより社外秘の文書も安全に管理できる。
改善してほしいポイントは何でしょうか?
ワークフローの閲覧権限設定が今一つ。
基本的には申請したもの・承認したものを見る事ができて、それ以外は部門や人単位で見せる・見せないを設定可能だが、申請者の情報を使って見せる・見せないができない。たとえば営業部門の人が申請したもののみ営業部門の庶務担当者は見せて、開発部門はまた開発部門の庶務担当者に見せるといった設定ができないのが不便。
承認ルートの設定に関しては、一度分岐すると元の一つのルートに戻れないのを改善して欲しい。
ソフト全体では、切替できる言語が「日本語」「英語」のみなので「中国語」を追加して欲しい。
また管理者ツールは「日本語」のみなので、他の言語にも対応して欲しい。
マニュアルも「日本語」のみなので他の言語にも対応して欲しい。
どのようなビジネス課題を解決できましたか?あるいは、どのようなメリットが得られましたか?
紙の申請からワークフロー化の推進により、今では約9000件/月近い紙の削減を実現できた。またモバイル端末での承認もできる様にしたため、決裁スピードが向上した。
ワークフローの入力時に細やかな入力チェックを行い、その決裁データを基幹系システムに連動する事で、申請書を見て基幹系システムに入力する作業を無くす事ができた。
掲示板や施設予約など一部は多言語(中国語、タイ語、ベトナム語は確認済み)に対応しており、海外事業所で利用していたグループウェアから、eValueにすべて集約する事ができた。
検討者にお薦めするポイントがあれば記入ください
ワークフローだけで見ると他にも様々な選択肢があるが、グループウェアと一体になっていてここまで完成度も自由度も高い製品はなかなかないと思う。グループウェアと一体になっている事でシステムの維持管理の手間も減っている。
簡単なワークフローなら1時間と掛らずに作成できる。
無料のハンズオンセミナーがあるので、導入前に参加して自分で確かめてみるのがおススメです。