
Yamanashi Hiroya
Braze|情報通信・インターネット|経営・経営企画職|20人未満|ユーザー(利用者)|契約タイプ 有償利用
インサイドセールスがインテリジェンス集団であるための必需品
良いポイント
-Forcas導入でわかったこと
・自社のサービスを一番高く評価してくれているのは誰か
・競合よりも自社サービスを評価してくれているのは誰か
・既存で集客できているリードのなかで、ターゲット企業、業界の割合はどれくらいか
・ターゲット市場の規模感、リード・商談・既存取引のそれぞれにおける現状の市場シェア率
-利用している機能・活用用途
・業界の産業分類、シナリオ、利用ツールなどのデータをForcasから抽出、Salesforceデータと統合
・本社(米国)で定められた業界カテゴリとForcas産業分類(中分類、小分類)とのマッピングとデータ整理
・統合したデータをもとに各セグメント別の受注率、受注単価などの生産性の高い領域を明確化
・各セグメントのカバレッジ率(市場規模に対する、リード・商談・既存取引先の件数割合)を可視化、カバレッジ率の状況に合わせた施策・方針をマーケティング・営業チームと会話
-サポート
・カスタマーサクセスの方の積極的な情報提供(新機能、他社事例etc)や、活用促進のためのサポートにいつも助かってます。
改善してほしいポイント
具体的な改善要望はあまりないです。
不明点があれば都度カスタマーサポート、サクセスの方に聞くことができるので疑問はすぐに解消できます。
むしろ、使えていない機能がまだまだあるので、活用しながら更に成果を出せたらと思います。
細かいところでいくつか上げるとしたら、Forcas 分析画面上で以下ができると良いかと思いました。
・複数項目でドリルダウン (Ex.業界×従業員規模)
・グラフ(Ex.バブルチャート)による可視化
・テリトリー(エンタープライズ、コマーシャル)や時間軸での比較(簡易的なBI機能)
・各Tierを横断して同一条件を指定 etc
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
いち早くターゲット市場を開拓、少ないリソースのなかでも成果を最大化させるための必要なデータを提供してくれます。
業界、従業員数、市場規模、利用ツールなどで細かなセグメントを抽出できるだけではなく、自社のSalesforceデータ統合することで、セグメント別の受注率や受注単価をすぐに可視化、生産性の高い領域を一目瞭然で把握できます。
マーケティング、インサイドセールス、営業の全チームが同じ共通言語(定量データ)を前提に、現状把握と意思決定、施策立案をすることができるため、属人的な感覚に頼ることなく、スムーズにチーム間の情報連携と施策実行を進めることができるようになりました。
また、弊社ではインサイドセールスがメインでForcasを活用しており、データドリブンな課題整理と施策考案をインサイドセールスが主体的に行いながらPDCAを回す体制を構築しております。
検討者へお勧めするポイント
スタートアップ企業のような、立ち上げフェーズだと、「データを気にし過ぎて頭でっかちになるより、まず行動した方が成果を出やすい」という意見もあるかと思います。
「行動量が成功可否を決める重要な要素になる」という考え方はとても重要ですが、データ分析をすることで、自身の感覚的なバイアス・固定概念が覆されたり、どこの領域にリソースを集中して投下するべきかが整理されるなど、ある種の"メンター"のような役割を果たしてくれると感じています。
立ち上げフェーズの少人数な組織だからこそ、自分ひとりで考えて意思決定しないといけない領域が多く、どこか偏った判断になりがちなため、データを適切に活用し、客観的な視点を得ることが重要だと思います。
連携して利用中のツール
FORCAS
OFFICIAL VENDER株式会社ユーザベース|カスタマーサクセス
山梨様、平素よりFORCASをご利用いただきありがとうございます! FORCASは、受注率が高く売上貢献度が大きい顧客層を見つけ、そこに限られたリソースを集中させることができます。ご記載いただいた「いち早くターゲット市場を開拓、少ないリソースのなかでも成果を最大化させるための必要なデータを提供してくれます」の記述は、まさに弊社が目指すところですので、大変嬉しいです。 顧客層を見つける具体ステップや、Salesforceとのデータ連携についても言及くださりありがとうございます! 今後とも皆さまと共に、より使い続けやすいプロダクトを目指して改善に努めてまいります。お気付きの点がございました際は、いつでもお気軽にご共有くださいませ。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。