富家 翔平
コニカミノルタジャパン株式会社|情報通信・インターネット|宣伝・マーケティング|1000人以上|導入決定者|契約タイプ 有償利用
活用するほど自分たちのマーケティング戦略が磨かれていくツール
良いポイント
FORCASを活用しようとすることで、必然的に明確になるものが下記です。
1)自分たちが狙うターゲット企業の条件はなにか
2)それは具体的にどの企業か
3)その企業の中で、リード数、商談、受注実績がどれだけあるか
FORCAS導入前までは、マーケティング戦略や施策を検討する上で、ターゲットとする企業や顧客があいまいになっていました。要素や条件はざっくりとしており、その社数や社名も把握できていないのに、ただ漠然と「リードが足りない」と嘆いていたのです。正直に言うと、FORCASを使いこなすのは難しいと思います。だからこそ(1)~(3)を明確にする過程で、自分たちの実態とそれに基づくマーケティング戦略の方針が明らかになっていくことが、このツールを導入して得られる本質的な価値だと思っています。
FORCASを使いこなすには自分たちの努力も必要ですが、しっかりとしたサポートが受けられるも魅力のひとつです。カスタマーサクセスの方のフォローだけでなく、ユーザー同士での情報交換も活発です。孤独になりがちなマーケターを支えるソリューションであり、コミュニティでもあると感じています。
改善してほしいポイント
FORCASを導入して3年以上経過していますが、導入当初と比べ機能やUIは大きく進化しているので改善要望は特にありません。むしろ進化していくプロダクトに、これがSaasか!と感心させられます。Slackで発信されるアップデート情報も、頻度が高すぎてキャッチアップできないほどです。
と言いつつも、細かい改善要望はもちろんあります。そうした些末な要望は、不定期に行うカスタマーサクセスの方との打合せやワークの中でまとめて伝えています。ユーザー会等でリアルタイムで出た改善要望に対しても、その場で改善や方針を回答するシーンなどもあり、ユーザーの声を拾いプロダクトを改善していこうという姿勢を強く感じます。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
・自分たちに足りないのは「リード」か「商談」か、「受注」かが見えるように
ターゲット企業とターゲットリードの条件を明確にすることで「カバレッジ率」を算出し、そのデータを基に戦略と施策を決められるようになりました。例えば、ターゲット企業のリードカバレッジ率が90%を超えているのであれば、打つべき施策は「リード創出」ではなく、「商談機会創出」の施策!といった具合です。リード創出から受注までを俯瞰して捉え、ボトルネックとなっているのはどこかを把握することで、やるべきマーケティング施策はなにか?を考えられるようになりました。
・リード管理や評価、フォローの迅速性実現に貢献
Marketing Cloud Account Engagement(旧Pardot)上でのグレーディングや抽出条件、フォローの判断軸および、シナリオの条件分岐にFORCASのデータを参照しています。インサイドセールスや営業がフォローするリードの判断や受け渡しを迅速に行えるようになりました。自社の顧客データやMAツールなどで収集した顧客の行動データだけではできない、アクションやフォローの実現に貢献してくれています。
検討者へお勧めするポイント
マーケティングの責任者やマーケターの方はFORCASの必要性や有用性をイメージ・理解できると思いますが、社内の関係者に説明・納得してもらうのがとにかく苦労します。導入を前に進めていきたい時、自分たちで社内説明や稟議の準備をするよりも、導入ユーザーから具体的な活用方法について話をしてもらう(聞く)のも効果的だと思います!
連携して利用中のツール
FORCAS
OFFICIAL VENDER株式会社ユーザベース|カスタマーサクセス
富家さま、平素よりFORCASをご利用いただきありがとうございます! また、弊社以上にFORCASの提供価値を分かりやすくまとめてくださり、社員一同、感動しています。ありがとうございます。「ターゲットとする企業や顧客があいまい」というお悩みは、企画職やマーケティング職の方なら一度は直面すると思います。そのような皆さまに製品やサポートはもちろん、同じ課題を持つユーザー様同士の交流やノウハウの交換においてもお役に立ちたいと思いやってきました。「孤独になりがちなマーケターを支えるソリューションであり、コミュニティでもあると感じています。」と評価いただき大変嬉しいです。 今後とも皆さまと共に、より使い続けやすいプロダクトを目指して改善に努めてまいります。お気付きの点がございました際は、いつでもお気軽にご共有くださいませ。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。