良いポイント
◆優れている点・好きな機能
・最も普及しているアクセス解析ツールでUIもわかりやすく、使いやすい
・リアルタイム測定
・イベントトラッキング
◆その理由
・タグ設置、ドメインDNS、GoogleTagManager設定など、簡単に設置が可能。設置を行えば、勝手に計測してくれ、各機能ごとにわかりやすく抽出ができる。UIUXとしてここまで完成されたアクセス解析ツールが無料で利用できることは素晴らしいと思う。世界標準のアクセス解析ツールと言えるため、無くなったら困るサービス。オプション的にコンバージョンの設定やGoogle広告との連携、サーチコンソールとの連携、GTMを使ったカスタム変数の設定、DataStudioでのレポーティングなどやろうと思えば、やれることは無限大。普及しているサービスなので、各機能や設定などを解説してくれるサービスも多いため勉強しやすい。
・リアルタイム測定で今、自社サイトを訪問しているユーザーの挙動が気になってしまう点は中毒性があり、とても良い。
・一般的な使い方でマクロな行動統計もとれるし、イベントトラッキングで各ユーザーを抽出してのミクロな行動分析もできるのも良いところ。
改善してほしいポイント
◆欲しい機能・分かりづらい点
・勝手にGA4にアップデート移行される割に、GA4はいまひとつ完成していない点
・Microsoft Clarityの各ユーザーごとの優秀な行動分析機能
◆その理由
・GoogleによるUrchinの買収から20年近く続いたGoogleAnalyticsもそろそろプラットフォームの大幅なリニューアルの時期に来ていると思う。また時代の変遷にともない、各ページごとのマクロな分析よりも、ユーザーごとの行動分析に機能のフォーカスが来ているように思う。そのため、GA4ではイベントトラッキング中心のデータ設計になっているように思う。GA4のアップデートと移行が促される中、GA4自体はまだ中途半端な印象。完成していないものを使わされるストレスがあるため、自社ユースではぎりぎりまで移行を保留しています。
・Clarityのユーザーごとの動作レコーディング、ヒートマップはすばらしい。できればプラットフォームがわかれると面倒なので、GAでも取り入れてほしいと思う。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
◆解決できた課題・具体的な効果
・サイトのアクセス解析、ユーザー全体の行動分析が行えるので、WEBマーケティングにおける次の施策の決定の材料として利用できます。
◆課題に貢献した機能・ポイント
・GAによるアクセス解析により、「どれだけコンバージョン(成果確定)したか?」「どの広告媒体が効果があったのか?」「どのページが有効だったのか?」「どんなユーザー層がターゲットになるか?」「どの時間帯や曜日が効果的なのか?」…など調べれば調べただけのデータが分析できます。これらはすべてGAの「ユーザー(属性分析)」「集客(経由の分析)」「行動(コンテンツ内の動作分析)」「コンバージョン(成果に至る分析)」に基づくものです。これらの完成された機能が無料で利用できることはありがたいとしか言いようがない。
検討者へお勧めするポイント
GAは最も普及していて、完成されたアクセス解析ツール。無料で利用でき、自分のサイトを誰でも簡単に分析できます。
(無料かつ普及しているため)解説しているサイトも多いので設置や設定も簡単なところが良いと思う。