非公開ユーザー
その他製造業|社内情報システム(開発・運用管理)|300-1000人未満|ユーザー(利用者)|契約タイプ 有償利用
デジタル化推進を促す最適ツール
帳票作成・帳票管理ツールで利用
良いポイント
他社よりも先んじてクラウド環境を提供していたことによるアドバンテージが大きいと思います。今でこそIaaSに各種サーバーを構築するのは当たり前になってきていますが、導入当初は先見性のある企業しか手を出していない領域でしたし、情報システム部門を介さずに部門レベルで気軽に導入できるクラウドサービスというのは最善でした。
自分がi-Reporterを使う側になるのは導入後数年経過してからですが、販社となるパートナー企業から無償の技術的サポートを受けられたりしてスムーズに運用スタートができていたようです。その技術担当が異動となり、技術的な相談ができない状況がつづくと運用はマンネリ状態でしたが、メーカーの無償講習を近場で受けられたこともあり、自分が担当になっても問題なく運用できるのはありがたいです。
また、最近は現場帳票カイゼン部なるサイトも利用でき、お困りごとを相談しやすくなりました。電子帳票の仕組み自体は、セキュリティの高いといわれるiPadを主デバイスとしていて安心ですし、Webベースではなくアプリベースで動作するのが現場の通信環境を考慮した設計である点は評価できます。
改善してほしいポイント
技術サポート人員が不足しているのか、問い合わせてからの回答にしばらく時間がかかります。過去利用してきた他社クラウドサービスと比べても大層時間がかかるなぁ、といった感覚なのですが、オンラインマニュアルが整備されつつありますので、慣れてしまうと1日2日後に回答がきても、まぁいいか、という状況にあります。
とはいえ、デジタル化推進にとても効果のある電子帳票ツールを活用するために日々時間は惜しい状況ですし、資本提携したWA1st社のサービス品質(こちらは表彰されているようで、、、)に近づける企業努力をしていただければ世界一の電子帳票アプリに辿り着けるのではないでしょうか。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
音声入力機能を利用した電子帳票により作業効率がアップしました。
音声認識エンジンには、オフラインで使えるAmiVoice SDK(市場シェアNo.1メーカーのもの)を組み込んでいたはずですが、音声認識機能は販社(SIer)によって評価の分かれることが多いと聞いています。
ただし、検証を重ねてマイクデバイスを1万円程度のサンワサプライ製の単一指向性ヘッドセットにしたところ(4万程度のメーカー推奨品AmiVoice_FrontWT01よりも音声認識しやすい)現場でも十分利用できるレベルで運用できました。低コスト高パフォーマンスを実現できた成功事例といえます。
検討者へお勧めするポイント
たしかXCgateはWebベースでしたので、そちらを選択しなかったのは安定動作のアプリベースであったことやサーバー保守が最小限となるクラウドサービスとして利用できる2点が主要ポイントです。製造業においてはオンプレミス版を選択されることが多いとは思いますが、クラウド版のメリットとしては、MotionBoard連携ができる点です。デジタル化推進を目的として電子帳票を導入されるのでしたら、その先となるデータ蓄積・分析のできるBI製品に何を選ぶかが肝要ですが、現場レベルで導入しやすいMotionBoardであればi-Reporterとの親和性も高いためオススメします。
デジタル化した現場帳票名:(例:日報)※複数記入可
検査データ測定表
今後、i-Reporterを利用して実現したいこと※複数選択可
業務システムとの連携による記録、報告業務の効率化
データレイクやデータウェアハウス、その他の方法を活用したデータ管理の効率化
i-Reporterの機能のさらなる活用による業務効率化
他現場への活用拡大、カイゼン推進
自部門での活用拡大、カイゼン推進
特に無い
導入後、最も効果を実感したこと
現場作業中の記録ミス、漏れの削減
写真等を活用した現場状況の報告精度向上
報告や承認を目的とした移動、清書、転記作業の削減
過去情報の保管スペース削減、検索時間の削減
現場情報のデータベース化による分析、判断力向上
証跡管理や入力履歴の保管による顧客からの信頼性向上
i-Reporterで実装してほしい機能
入力帳票の複数同時編集
AIを活用した記録作業の簡素化
BI・ダッシュボード・グラフ機能
OCRでの入力機能
ノーコード連携できる他業務アプリケーションの拡充
既存機能の利便性向上
連携して利用中のツール