非公開ユーザー
その他サービス|社内情報システム(その他)|50-100人未満|IT管理者
使い込むほどに助けられる情報資産管理ツール
良いポイント
WindowsのProエディションではBitLockerが標準で有効化されるようになりましたが、BitLockerの回復キーが自動で記録されていたおかげで、ユーザーからの「突然ログイン時に回復キーを要求された」という問い合わせに難なく対処することができました。このように端末ごとに随時収集された必要な情報をすぐに参照できるという機能は他の類似サービスでも提供されているとは思いますが、シンプルなUIならではの情報の見つけやすさという点で、より使い勝手が良い印象を受けます。
同種のサービスと比較して特に秀でていると感じるのは、レジストリ配布機能と、クラウド配布機能です。
コマンドやスクリプトを実行する機能は他でも見かけますが、すべての管理端末に対して直接レジストリを編集できる点で扱いやすさが増しています。
また、ファイル配布はできるがローカル接続時のみというサービスが多い中、クラウドストレージ上のファイルをオンラインの全端末に配布できる点も、リモートワークが増えた現在においては欠かせない機能となっています。
改善してほしいポイント
デバイスの廃棄記録を残せない点は、改善していただけると助かります。
管理デバイスの利用を停止しただけの状態ではライセンス数を消費してしまいますが、管理画面からデバイスを削除すると収集された情報等も参照できなくなってしまいます。
現在は廃棄記録を残すために対象デバイスの情報をCSVエクスポートしてからオフラインデバイスとして改めてインポート登録することで廃棄済み端末の記録を残していますが、システム上でオフラインデバイスへの切り替えができるようになると管理上の手間が大幅に削減できます。
CSVはダブルクォーテーションで囲ったタブ区切りでないと受け付けられないため、CSVファイルをExcelではなくテキストエディタで扱わなくてはならない点が非常に不便です。
エクスポートするとメモリやHDD容量の項目で数値と単位の間にスペースが入りますが、インポート時にはそのスペースを手作業で消さなくては受け付けられません。
管理上では端末がユーザーに紐付けられますが、ユーザーはひとつのグループにしか所属させられないため、複数グループに関わるユーザーや端末を希望どおりに表示させられない点も改善の余地があるかと思います。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
各端末の情報の取得やデバイス毎の制限設定、レジストリの編集、クラウドでのファイル配布により、ADやAAD、Intuneといった高度な管理システムを用いなくてもある程度の必要な端末管理が実現できてしまうので、人員や予算に余裕がない場合でも必要十分な端末管理ができ、コスト面や運用面で有利に働きます。
Sales&Marketing
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ISM CloudOneについてのレビューを投稿いただき、誠にありがとうございます。 BitLocker管理やレジストリ配布でもPC管理にお役立て頂けているご様子で大変嬉しく思っております。 クラウド配布のニーズは高く今春機能拡充を図っておりますが、他に頂きました改善要望コメントにつき今後の改善事項としてあげさせて頂きます。 今後ともご活用いただけますようよろしくお願いいたします。