非公開ユーザー
ソフトウェア・SI|宣伝・マーケティング|300-1000人未満|ユーザー(利用者)|契約タイプ 有償利用
MAはシンプルで使いやすいと思うが、SFAはこれからに期待
良いポイント
トップページにセミナー・イベント情報が出てくるのはユニーク。カスタマーサクセス視点での利活用促進の取り組みとしては良いと思いました。Slackチャンネルもあり、ユーザ同士の情報交換がなされています。
MAはキャンペーンとレポートメニューを多用するのですが、各メニューのトップがSTEPとして表示されており、作成の流れが最初に把握できるようになっているので、マーケ初心者は操作しながら基礎を学べますし、、他社MAツールを使ったことがある方でもツールのクセを感じることなくすぐに使えると思います。
最近リードの一括処理機能が弱かったところにも手が入りましたので、単体のMAツールとしては不満なく全体的に満足しています。
改善してほしいポイント
昨日Japan IT Weekを視察してきた感想として、MAもSFAも他社製品と比較してAI実装については遅れていると感じています。データのレポートまではもちろん出せるのですが、分析・洞察といった分野での実装にニーズがありそうなので、キャッチアップしてほしいです。具体的には過去統計から開封率の高いDM文の自動作成機能や、コンバージョンの高いWebサイト/フォーム作成の支援など、進化の速い有名AIチャットボットと連携するなどが出来れば、より多くの仮説検証が出来るようになります。
SFAは後発サービスというで、商談管理については最低限度の機能はありますが、商談状況の入力時に項目をカスタムして増やしていくと左右2分割しているのが災いし、画面がかなり縦長に遷移するので、ストレスを感じることがあります。
また、ダッシュボードはあくまで集計表を並べるだけになっているのでダッシュボードには見えず、今後に期待という感じです。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
Webやイベント展示会のリードからの案件創出を行うことを事業戦略に据えるのであれば、マーケティング・プロモーション・セールスの一連の流れとしてファネルを考えてもMA&SFAが統合されていることが大前提となるので、少人数で案件創出活動を実施できている点が最も大きなメリットとなっています。
検討者へお勧めするポイント
繰り返しになりますが、初心者からMA運用経験者まで幅広く使えて、学習コストが低いのが利点です。豊富な機能=高額な大手に対して、シンプル=適正価格だと思いますので「本当に必要な機能は何か?」という点で現在の業務内容を棚卸しつつ製品検討すれば、Kairos3の良さが見えてくると思います。