高井 和昭
ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社|デザイン・製作|デザイン・クリエイティブ職|1000人以上|ユーザー(利用者)|契約タイプ 有償利用
Microsoft App連携の要
ビジネスチャット,Web会議システム,コラボレーションツールで利用
良いポイント
Outlook, ExcelやPowerpoint など、Microsoft社のソフトを使用しない日はない。中でもとりわけ活用頻度が高いのがTeamsだと言える。同じチーム/部署に所属するメンバーとのやり取りはもちろんだが、それ以外に席を置くタスクフォースチーム、複数チームをまたがる形で進行する業務のジョブロールごとに必要な情報伝達や限定的な役職 / 職位に向けた連絡など、日々の業務中に連絡が必要になる相手もその内容も多岐にわたる。そういった数限り無い連絡先の管理やチームに向けた一括情報配信、データの共有などにはうってつけのソフトだと思う。
当然のことながら他のMicrosoft社製のソフトとの連携はスムーズで、スケジュール管理であればOutlook、ファイル共有や共同管理であればSharepointとExcel, Word, Powerpointとの組合せで、それぞれこちらがストレスを感じるまもなく勝手に連携してくれるので、使い方を知らずとも導入初日から即時稼働させることができる。
改善してほしいポイント
無限の広さを持つデスク、とは書いたものの、やはり全ての物事は実際には有限である。このよくできたソフトウェアも決して例外ではない。データの共有は出来るが、恒常的に使用・保管していくようなデータを保存することには向いていない。
データ保管の容量には上限があり、そこに達した場合はデータの送信ができなくなってしまう。
このこと自体は特に問題ないのだが、そこに至る道程で一度もアラートが出ない事は改善して欲しいと感じた。
自分が全体のデータ保存可能容量のうちどれだけを使っているのか、後どれだけ使うのかについては、よく探せば情報として見つけることはできる。が、それが出来るのもデータ上限があることを知っていればこそだ。知らない場合は、ある日突然スクリーンショットの一枚も送れなくなってしまい、データ容量に上限があることを知らされる。それから慌てて消すことのできるデータを探していくわけだが、当然のことながらこのソフトを使ったやりとりに期待できる即時性や簡便な操作性は、それまでの円滑なやり取りが嘘だったかのように失われる。容量を得ない説明と申し訳ない気持ちばかりを積み上げていくことになる。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
チーム>チャネル>チャットと、コンタクトをとる相手と伝えたい内容に合わせた手段を取れることが良い。チャットだけを例に取っても、グループチャットと個人チャットの使い分けができること、連絡頻度の高い相手を上位に固定できることなど、一見地味ながら使いやすい仕様になっていると感じられる。
検討者へお勧めするポイント
すでにMicrosoft社製のソフトを使用しているのであれば、それらをさらに広く深く活用し、社内で連携させていくためには必須のソフトだと思う。Macでも支障なく使えるので、試験的な導入だけでもしてみる価値はあると思う。
今後導入予定のあるITツール
チャットツールの導入
ファイル共有ツールの導入
ペーパレスを実現するためのツールの導入
電子署名ツールの導入
マルウェア・フィッシング対策
条件付きアクセスの導入(いつ、どこで、だれが、どのPCで会社のデータ、アプリにアクセスできるか制御)
BIツールの導入(さまざまなデータを分析・見える化)
PBXのクラウド化(会社の固定電話の着発信、内線通話をPC、スマートフォンなどで行えるようにする)
分からない