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チームの予定調整を「可視化」して効率化するカレンダーツール
良いポイント
Googleカレンダーの機能を補完し、組織での利用に特化したUIが非常に優れています。
特に、複数人の空き時間を一目で確認できる「空き時間を探す」機能は、
直感的に空きスロットを見つけられるため、参加人数が多い会議の調整でもストレスがありません。
また、開発現場ではプロジェクトごとにメンバーが流動的になりがちですが、
グループを「カスタムグループ」として保持(インスタンス化)できる点が重宝しています。
一度グループを作っておけば、都度メンバーをピックアップし直す必要がなく、
そのタブを開くだけでチーム全体の状況を即座に把握できます。
弊社のようなWeb開発を行う部署では、スプリントごとの定例や突発的なレビュー会議が多いのですが、
組織階層に縛られず、プロジェクト単位でメンバーの空き状況をパッと確認できるこの仕組みが
業務のスピード感に非常にマッチしています。
改善してほしいポイント
現状、Googleカレンダーのラッパー(UI拡張)としての側面が強く、
基本的なスケジュール管理以上の機能差が薄いと感じる場面があります。
実際、高機能な可視化が必要ない単純な予定確認の際は、
慣れ親しんだGoogleカレンダーをそのまま利用してしまう社員が多く、使用率が二極化しているのが課題です。
今後はAIによる機能の搭載を期待します。
例えば、会議時間を自動調整したり、過去の会議実績から最適な参加者を推奨したりするなど。
ワークフロー等、他のrakumo製品ではAI実装が進んでいるようなので、カレンダー側の機能強化を期待しています。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
大規模な開発プロジェクトにおいて、
「複数人の空き時間を探す」という非生産的な作業時間を大幅に削減できました。
Googleカレンダーでは個別にメンバーを追加して予定を重ね合わせる必要がありますが、
rakumoではグループ化されたメンバーの空き状況が可視化されるため、
最適な候補日時を数秒で見つけ出せます。
これにより、担当者が調整業務に割くリソースを
設計などの本来の業務へ移行させることができました。
また、部署内の「誰が今何をしているか」という状況が視覚的に共有されやすくなったことで、
チーム内のコミュニケーションコストの低減にも繋がっています。
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