良いポイント
当社のVisual Studio (ASP.NET Core MVC, .NET 8)でのWEB開発チームは、
リモートでの打ち合わせにGoogle Meetを活用しています。
なんといっても優れているのは、ブラウザベースで手軽に利用できる点です。
特別なアプリのインストールが不要で、すぐに会議に参加できるため、参加者への負担が少ないのが魅力です。
また、画面共有機能が非常にスムーズで、
開発中の画面やコードを共有しながらディスカッションする際に遅延が少なく、ストレスを感じません。
特に、AIによる文字起こし/要約機能は、完全な精度ではないものの、
会議の骨子や話の流れを後から迅速に把握できるため、
議事録作成の時間が大幅に削減され、非常に役立っています。
改善してほしいポイント
AI機能の精度向上を強く望みます。
現在のAI文字起こし/要約機能にはいくつかの懸念点があります。
まず、同一の場所で参加している複数人の声を聞き分けることができないため、
議事録の参加者名が誤って記録されてしまうことがあります。
開発チームでは、数人が同じ会議室から参加する場合もあるため、ここは大きな改善点です。
また、ごく稀ですが、重要な議論の最中に文字起こしや要約の記録が飛んでしまい、
一部の会話が欠落してしまう事象も発生しています。
これらの記録の正確性・確実性が高まれば、さらに議事録作成の効率が向上し、
開発業務の質向上に繋がるため、AI機能のさらなるブラッシュアップに期待します。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
Google Meetの導入により、開発チームのリモート会議における情報共有の課題が大きく解決されました。
以前は、会議後に担当者が手動で議事録を作成し、それを関係者に展開するプロセスに時間がかかっていました。
しかし、AI文字起こし/要約機能のおかげで、会議の終了と同時に話の流れが把握できる記録が残るようになり、
議事録作成にかかる工数が約50%削減されました。
これにより、チームメンバーは本来の開発作業に集中する時間が増え、
生産性の向上という明確なメリットが得られました。
特に、不参加者や後から参加したメンバーも要約機能を使ってすぐにキャッチアップできるため、
チーム全体の情報格差解消にも貢献しています。
検討者へお勧めするポイント
高度な専門用語が多い会議や、厳密な発言者履歴が必要な会議では、
AIの誤認識や識別エラーが発生する可能性があるため、
重要な決定事項は人間による最終確認を組み合わせる運用をおすすめします。

生成AI機能へのレビュー
メリット:AI要約で議事録工数が50%削減。
特に開発チームの情報共有が迅速化し、開発タスクへの切り替えがスムーズに。
参加できなかったメンバーのキャッチアップも容易になり、生産性が向上した。
デメリット:AI精度は完璧でなく、専門用語の誤認や、同一場所からの複数人発言の識別不能が課題。
稀に記録が欠落する場合があり、完全な信頼性には至らないため、重要会議では注意が必要。