君岡 真兵
クイックス株式会社|建築・鉱物・金属|経営・経営企画職|20人未満|ユーザー(利用者)|契約タイプ 有償利用
単なるチャットツールを超え、情報を全てここに集める事もできる
ビジネスチャットで利用
良いポイント
グループメンバー同士のチャットツールとしてだけでなく、他システムからの通知をSlackに送りこむ事で進捗管理に使ったりもできる。
(例:電話システムからの通話メモをチャンネルに自動投稿し、対応が完了したらチェックのスタンプを付けるなど)
社外メンバーも招待できるので、外注管理にも活用できる。
メールのように見づらく冗長な情報のやり取りが減って対応が確実にスピードアップする。
メッセージ欄に@と打つとグループメンバーリストが表示されるなど、できるだけキーボードから指を離さず操作できるように設計されているのも地味に効率が上がる。
どのデバイスで使っても動作は常に軽快。チャンネルの並び順は命名ルールでソートできるので、好みの問題かもしれないがチャットワークよりも一覧性がいいと思う。
改善してほしいポイント
ほとんど希望がないほどの完成度だが、強いていえばPDFのテキストも検索対象にしてくれると嬉しい。
チャットワークには備わっているToDoリストも、SlackのListsより直感的。好みの範囲かもしれないが。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
メールコミュニケーションでよく見られる「いつもお世話になっております」や引用に次ぐ引用など本来伝えたいコンテンツ以外の情報をゴッソリそぎ落とす事ができるので、コミュニケーションの効率は確実に上がる。
Zapierなどを通じて膨大なシステムの通知をSlack上に集約する事ができる。
簡易的にメール転送での通知もできるが、メッセージの確認に一手間掛かってしまうのでやはりAPI連携がスマート。
メッセージごとに設定できるリマインダを使えば、出先でも情報の確認や対応に漏れがなくなる。
写真も簡単に投稿できるので、外出の多い職種には便利だろう。
検討者へお勧めするポイント
多くの方はチャットワーク、LINE Worksと迷われると思うが、普通にチャットツールとして使うならチャットワークとの差はそれほどないかもしれない。LINE Worksは定型的な業務の多い組織に向いている(サイボウズoffice寄り)。
個人的な感想としてはSlackは他のツールに比べて情報がどんどん流れてくる/流れていく感覚が強いので、業種や職種によって向き不向きはあると思う。
Slackの良さは磨き抜かれたシンプルさと裏に隠れた多機能さ。
チャットツールは多くの導入組織でトップクラスに使用頻度の高いツールになると思うので、Slackのように細かいところまで作り込まれたツールをお勧めしたい。