非公開ユーザー
通信販売|社内情報システム(開発・運用管理)|300-1000人未満|IT管理者|契約タイプ 有償利用
各種資産管理台帳の一元管理と可視化
良いポイント
エージェントがインストールされた資産については、自動的に情報を吸い上げて台帳へ反映され、台帳上でグルーピングやフィルタリングも可能なので、エクセルにダウンロードしてから加工、という工数が削減可能です。
PC操作ログについては、エンドユーザの操作履歴が秒単位で記録されており、「何もしてないけどPCがおかしくなった」という問合せに対して、「何か実施した/裏で何かが起きている」、というのをトレースでき、電話やメールの内容からの推測ではない、事実確認から障害対応を類推するのが容易になっております。
エージェントが入っていない資産(オフラインPC、スタンドアロン 等)も兎に角台帳へ登録し、資産台帳として一元管理する、という大目標に向かって推進しておりますが、可視化できる台帳としては非常に便利なツールとなっております。
また、エンドユーザに意識させないまま、各種アプリをインストール/アンインストールする機能も便利で、マニュアル作成・レビュー、問合せ対応といった作業も削減でき、効率良く統制管理ができております。
改善してほしいポイント
画面と機能が多数入り乱れており、画面レイアウトの統一性がないため、画面毎にどこに何のボタン、機能があるのか、を逐一覚えないと使いこなすには至れない点
計20タブでエラーが出る:大機能/中機能/小機能とあった場合、それだけで3タブを消費し、他にも調べようとして複数タブを開いていた際に、急にエラーで作業にブレーキがかかってしまうのが残念な点
機器管理のPC詳細画面から、過去インシデントを閲覧可能なのはエンドユーザの傾向分析として有効だが、逆にPC詳細画面から直接インシデントを追記できないのが残念な点
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
本製品導入に伴い、既存運用のカイゼンに着手し、徐々に効果が出てきております。
各種資産管理台帳が、ファイルサーバの方々に散らばっていて、更新管理が煩雑となっていました。この各種資産管理台帳をSS1に集約し、資産管理台帳の一元管理ができるように推進、導入~現在までに10台帳程度を集約、該当ファイルを探し当てる工数の削減ができております。
問合せ対応履歴をインシデント管理へ落とし込み、問合せ対応の知見を共有、クローズ/未クローズ管理の可視化に役立っております。
現在、Windowsアップデート制御に着手しており、運用カイゼンを果たすことができれば、定期的に入替を実施していたWSUSサーバの維持管理費が削減できる見込みです。
検討者へお勧めするポイント
「各種資産管理台帳を一元管理し、可視化したい」という点については、コスパに見合う製品だと思料します。