この製品の良いポイントは何でしょうか?
RTXとの出会いはRTX1200が最初で次にRTX1210へ更新、そして最近キャリアの指定でIPoEをするためにRTX830を導入しました。
YAMAHA製品の良いところはまず
【技術情報が豊富】
・YAMAHAサイトで公開している様々な事例、コマンド例、GUIでの設定例が豊富です、また、使っているユーザ、技術者も多い事からネットワーク変更時にも触れる技術者が多い。
【何でもできる】
・拠点間通信、VPN、モバイルからの入口用、LANマップでYAMAHA製品の一括管理、FW・・・いろいろな事ができます。
【耐久性】
・2015年から使い始めて5台稼働して1台も故障していません。
【LANマップ】
・CLIが苦手な方、又は、現場にVLAN設定を任せたい場合などはRTX1210を上位に置いて以下、ヤマハのLANマップ対応スイッチで構成するだけで簡単にVLAN設定、変更ができます。もちろんAPもWLXを選ぶとLANマップで管理が可能になります。
【キャリア指定のルータ】
・IPoEでのインターネット回線を増やし、その際のキャリア推奨ルータ、RTX830、RTX1210より小型ですが高速。
改善してほしいポイントは何でしょうか?
RTX1210の上位がRTX3500と急に定価から4倍以上になります。実際、RTX1210ではパフォーマンスが足りないとなった時に部品で拡張できるわけでもなく、少し上の機種を選ぶ事もできず、他社のルータを探す事になります。回線速度が高速化され処理する速度も高速化が望まれる今は少しラインナップが合わないと思います。実際、最近別の回線を導入した際には別のメーカーのルータも稼働しています。
どのようなビジネス課題を解決できましたか?あるいは、どのようなメリットが得られましたか?
LANポートがLAN1(8ポートSW)、LAN2、LAN3とそれぞれに別の割り当てで使用できる事から既存環境に容易にVPNを追加する事ができました。拠点間通信をインターネット用として使っていたのですが、そこへ、LAN3を使用し新たなVPNを作りイントラネット網を作り業務改善を行いました。
また、L2TP/IPsecを活用しヤマハ提供のDNSを使用、簡易的な保守用回線として、また、特定のモバイルユーザ向け入口として費用をかけないで構築する事ができました。
離れた拠点の全館VLANなど随時連絡を受けてPCなど移動が発生する時など該当のSWとポートを電話で確認しながらLANマップを見て設定変更し運用が容易です。
検討者にお薦めするポイントがあれば記入ください
・購入時の1台あたりの価格が結構安いです。ただ中間に位置するルータが無いのでいつかのアップグレードで困る可能性あり。
・CLIで設定したい人にもOK、GUIで簡単設定をし、細かい設定はCLIになります。例えばDHCPサーバの設定など除外アドレス設定などはCLI、SNMPの設定などもCLIになります。
・ファームウェアの更新などヤマハのサイトから簡単にダウンロードしエンドユーザーがメンテナンス可能です。