IT資産とは企業が所有するハードウェアとソフトウェア、それに関連する周辺機器を指します。 具体的には、PC・タブレット・スマートフォンなどのデバイス、デバイスにインストールされているOSやソフトウェア、ソフトウェアを使用するためのライセンス、LANケーブルやWi-Fi機器、プリンター、ネットワークカメラなどがIT資産にあたります。 IT資産は、企業が活動を行う上で、欠かせない資産です。そのため、それぞれのIT資産について、いつからどの部署の誰が使用しているのかといった情報を把握することが重要になります。 このようなIT資産についての情報管理のことをIT資産管理と呼びます。 IT資産管理を行うことで、在庫の把握やムダの発見につながります。たとえば、在庫があるにも関わらず同じ商品を新たに購入してしまうというミスが予防できます。 また、近年ではコンプライアンス違反対策や情報セキュリティの向上、コスト削減のためにIT資産管理が重要視される傾向にあります。従来はIT資産管理をExcelなどを使用して管理しているケースが多くありましたが、効率よくIT資産を管理できる専用のツールが登場しています。

IT資産管理に関する1分解説シリーズはこちら

1:IT資産管理とは?

2:IT資産管理を整備する意味や効果

3:IT資産管理ツールとは?

4:IT資産管理ツールの基本的な機能

5:IT資産管理ツールを導入をリードすべき部門や部署

6:IT資産管理ツールを導入前に整理すべきポイント

7:IT資産管理ツールを導入までのスケジュールイメージ

8:IT資産管理ツールの導入で失敗しがちな事例

9:IT資産管理ツールの初期費用と運用費用

10:IT資産管理ツールを選ぶポイント

11:IT資産管理ツールが管理する対象

この記事の執筆

ITreview Labo編集部

ITreviewの記事編集チーム。ITreviewの運用経験を活かし、SaaSやIT製品に関するコンテンツをお届けします。

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