IT資産管理ツールにかかる費用は初期費用、運用費用ともに、基本的にはツールを使用する台数によって異なります。ツールを使用する目的を明確にし、導入計画を立てたとしても新たな機能を追加したい場合も予想されます。IT資産管理ツールにはIT資産管理に関わるあらゆる機能が使用できるオールインワン型のものと、基本機能が用意されていて、必要に応じてオプション機能を追加するタイプのものがあります。 オールインワン型だと、機能を使いこなせなかったり、不必要な機能に料金を支払ったりすることになってしまうので、初めてIT資産管理ツールを導入する際は、基本機能とオプション機能に分かれているものをおすすめします。まずは基本機能だけを使用してみて、追加したい機能があればその都度追加していくようにすれば、費用が抑えられます。無料トライアルがあるものを選ぶのもよいでしょう。 料金体制もツールによって異なり、初期費用に加えて年間保守料がかかるもの、毎月の月額費用が発生するものなどさまざまです。IT資産管理は、一定の期間で終わるものではなく、企業が存続する限り必要な業務となります。そのため、初期費用だけでなく、長期的な視点でかかってくる費用にも注目する必要があります。
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