IT資産管理ツールにかかる費用は初期費用、運用費用ともに、基本的にはツールを使用する台数によって異なります。ツールを使用する目的を明確にし、導入計画を立てたとしても新たな機能を追加したい場合も予想されます。IT資産管理ツールにはIT資産管理に関わるあらゆる機能が使用できるオールインワン型のものと、基本機能が用意されていて、必要に応じてオプション機能を追加するタイプのものがあります。 オールインワン型だと、機能を使いこなせなかったり、不必要な機能に料金を支払ったりすることになってしまうので、初めてIT資産管理ツールを導入する際は、基本機能とオプション機能に分かれているものをおすすめします。まずは基本機能だけを使用してみて、追加したい機能があればその都度追加していくようにすれば、費用が抑えられます。無料トライアルがあるものを選ぶのもよいでしょう。 料金体制もツールによって異なり、初期費用に加えて年間保守料がかかるもの、毎月の月額費用が発生するものなどさまざまです。IT資産管理は、一定の期間で終わるものではなく、企業が存続する限り必要な業務となります。そのため、初期費用だけでなく、長期的な視点でかかってくる費用にも注目する必要があります。

IT資産管理に関する1分解説シリーズはこちら

1:IT資産管理とは?

2:IT資産管理を整備する意味や効果

3:IT資産管理ツールとは?

4:IT資産管理ツールの基本的な機能

5:IT資産管理ツールを導入をリードすべき部門や部署

6:IT資産管理ツールを導入前に整理すべきポイント

7:IT資産管理ツールを導入までのスケジュールイメージ

8:IT資産管理ツールの導入で失敗しがちな事例

9:IT資産管理ツールの初期費用と運用費用

10:IT資産管理ツールを選ぶポイント

11:IT資産管理ツールが管理する対象

この記事の執筆

ITreview Labo編集部

ITreviewの記事編集チーム。ITreviewの運用経験を活かし、SaaSやIT製品に関するコンテンツをお届けします。

おすすめ記事