非公開ユーザー
Cメーカー株式会社|その他小売・卸売|保守・運用管理|20人未満|ユーザー(利用者)|契約タイプ 有償利用
ローコード開発ツールで利用
良いポイント
FileMakerのいいところは、とにかく「現場で欲しいものをすぐ形にできる」ところです。プログラミングなんて全然分からなくても、ドラッグ&ドロップでそれっぽいシステムが作れちゃうので、「あ、こういう管理画面ほしいな」と思ったらその日に反映できるのが気持ちいい。営業日報とか顧客管理も、使いながら「ここ、もうちょっとこうしたい」っていうのを即修正できるのは他にはない強みだと思います。
あと、パソコンでもiPadでもiPhoneでも同じように使えるから、出先で入力して事務所で集計、みたいな使い方がすごく楽。スピード感と自由度の高さが気に入ってて、「自分たちの仕事にシステムを合わせられる」感覚があるのが、FileMakerを使い続けてる一番の理由です。
改善してほしいポイント
FileMakerを使っていて一番感じるのは、やっぱり「最初のハードル」がちょっと高いところです。簡単に作れるのは確かなんですが、スクリプトやリレーションを組み始めると一気に難易度が上がって、結局詳しい人に頼らないと分からない場面が出てきます。もっと「初心者向けの分かりやすい解説」や「設定のガイド機能」が強化されると、現場のスタッフが自分たちで改良できる幅が広がって、さらにスピード感が出ると思います。
あと、クラウドとの連携がまだ物足りないと感じることもあります。例えばGoogle WorkspaceやMicrosoft 365とのデータ連携がもっとシームレスになれば、日常的に使うツールと一体化できて、管理の手間がグッと減るはずです。そうなれば「FileMakerは会社の中心的な業務システム」という位置付けがもっと強まるんじゃないかなと思います。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
FileMakerを導入して一番大きかったのは、バラバラに管理していた顧客情報や売上データを一元化できたことです。以前はExcelで部門ごとに別ファイルを持っていて、更新のたびに齟齬や入力ミスが発生し、月末の集計に丸一日かかっていました。FileMakerで統合したことで、入力と同時に全体が更新されるようになり、集計作業は1日→数十分に短縮。営業担当がリアルタイムで進捗を確認できるようになり、対応スピードが格段に上がりました。
また、案件管理も改善されました。以前は「誰がどの案件を追っているか」が分かりにくく、対応漏れやダブりが起きていましたが、FileMakerで案件ごとにステータスを見える化したことで、対応漏れゼロを実現。
検討者へお勧めするポイント
FileMakerをおすすめしたいのは、「既存のシステムでは痒いところに手が届かない」と感じている会社やチームです。大掛かりな開発を外注しなくても、自分たちで業務に合わせたシステムを作れるので、コストも時間も大幅に削減できます。特にExcelで限界を感じている方には強くおすすめです。顧客管理、売上管理、案件進捗、日報など、バラバラだった情報をまとめて「見える化」できるので、作業効率と情報の正確性が格段にアップします。
また、導入したその日から使い始められて、要望が出たらその場で修正・追加できる柔軟さも大きな魅力です。ITに詳しくない現場スタッフでも触りやすいので、「自分たちで改善していけるシステム」が欲しい人にはぴったりだと思います。