パスキー認証とデバイス制御でセキュリティ強化と業務効化を実現

改善してほしいポイント

実運用を通じて感じる改善点としては、まずパスキー認証対応サービスの拡充が挙げられます。現状では連携したいサービスがSAML認証に対応していなかったり、対応していても有償オプションだったりするケースがあります。より多くのサービスとスムーズに連携できるようになれば、中小企業でも導入しやすくなるでしょう。

また、「くらげちゃん」の素材やアイコンをさらに充実させていただけると嬉しいです。新しいサービスの社内浸透には、ユーザーの理解と協力が不可欠です。親しみやすいキャラクターや素材が豊富にあれば、社内説明資料や周知に活用でき、ユーザー受け入れがスムーズになります。

大規模な機種変更時の認証器切り替え作業を効率化できる機能があると便利です。現在は健康診断に合わせた独自の工夫で対応していますが、一括処理や簡易な移行手順があれば、ICT担当者の負担軽減につながります。

今後は、パスキー認証の普及に伴い、より使いやすく直感的な認証体験を提供していただけることを期待しています。

どのような課題解決に貢献しましたか？どのようなメリットが得られましたか？

導入前、当社ではクラウドサービスの増加に伴いパスワード管理が複雑化し、社員のパスワード使い回しによるセキュリティリスクが高まっていました。また、iPhoneやiPadの導入により、キッティング作業やリプレイス時のパスワード再設定作業が大きな負担となっていました。

CloudGate UNO導入後、最も顕著な効果はパスワード関連のヘルプデスク対応が完全にゼロになったことです。全ユーザーの98%以上がパスキー認証に移行し、顔認証やPocket CloudGateによる生体認証でストレスなくログインできるようになりました。

デバイス証明書によるデバイス制御も大きな成果をもたらしました。1ユーザーに対して2枚の証明書（パソコンとスマホ用）を発行し、さらにiPad用に追加証明書を購入することで、全デバイスを適切に管理できるようになりました。これにより、不正アクセス防止だけでなく、私有端末を使った就業時間外のサービス残業防止にも貢献しています。

端末回収なしでユーザー自身による証明書インストールが実現できたことで、導入工数も大幅に削減されました。

検討者へお勧めするポイント

クラウドサービスの増加に伴い、ID・パスワード管理の複雑化やセキュリティリスクにお悩みの方にぜひお勧めします。CloudGate UNOの最大の強みは、パスキー認証とデバイス証明書による端末制限を組み合わせることで、セキュリティと利便性を両立できる点です。

導入後、当社ではパスワード関連のヘルプデスク対応が完全にゼロになり、管理工数が大幅に削減されました。370ユーザーの98%以上がパスワードレス認証に移行し、ユーザーのログインストレスも解消されています。

特筆すべきは、デバイス証明書が端末ごとにユニークで、指定端末以外へのインストールを厳格に制御できる点です。これにより、端末を回収することなくユーザー自身による証明書インストールが実現でき、キッティング作業の負担が軽減されました。

また、段階的な導入アプローチと「くらげちゃん」というキャラクターを活用した親しみやすい社内周知により、ユーザーの抵抗感なく浸透させることができました。

セキュリティ強化、工数削減、利便性向上を同時に実現したい企業様には、ぜひCloudGate UNOの導入をご検討いただきたいと思います。