非公開ユーザー
総合(建設・建築)|総務・庶務|50-100人未満|導入決定者|契約タイプ 有償利用
リモート管理とセキュリティ対策が一元化できて非常に便利
良いポイント
この製品の特徴的な機能である「IT資産の可視化」や「操作ログの取得」により、現場のPC操作状況を本社側からリアルタイムで把握できるようになりました。特に「USBデバイス制御機能」や「外部デバイスの利用ログ取得」は、情報漏洩リスク対策として非常に有効で、社員のセキュリティ意識も自然と高まりました。
また、クラウド版のため、VPN不要でどこからでも管理できるのが大きな利点で、複数拠点を持つ当社には非常にフィットしています。導入以降、IT資産の棚卸作業も格段にスピードアップし、情報システム担当者の工数削減にも貢献しています。
改善してほしいポイント
初期導入時のセットアップ作業やポリシー設定がやや複雑で、ITに詳しくない管理者にとってはハードルが高く感じられました。特に、部門ごとのポリシー設定やアラートの細かい条件付けなどは、テンプレートやガイドがもう少し充実していると安心して運用開始できると思います。
また、エンドユーザー側への通知機能や操作ガイドがやや限定的なため、社内教育用の説明資料を自作する必要がありました。今後、ユーザー側の画面UIや通知メッセージにもう少しカスタマイズ性が持たせられるようになると、現場での混乱や問い合わせも減ると感じています。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
テレワークの普及に伴い、社外からのPC操作や情報持ち出しへのリスク管理が急務となっていましたが、本製品の導入により、USB制限、操作ログ取得、Webアクセス制御などをすべてクラウド上で一元管理できるようになりました。その結果、情報漏洩リスクの可視化・抑止が可能になり、実際にセキュリティインシデント数は前年比で30%削減しました。
また、PCの稼働状況を把握できるようになったことで、ソフトウェアの利用実態からライセンス最適化にもつながり、年間数十万円単位のコスト削減にも貢献しています。
検討者へお勧めするポイント
LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版は、情報漏洩対策やIT資産管理を「手間なく、抜け漏れなく」実現したい企業に特におすすめです。クラウド型のため、VPN接続不要でどこからでも管理可能であり、テレワーク時代のセキュリティ対策にも非常にマッチします。
また、操作ログやWebアクセスの可視化機能が充実しており、社員の働き方の実態を把握するツールとしても有用です。運用に慣れてくると、管理負荷も大きく軽減されるため、情報システム部門の少ない中小企業でも安心して活用できる製品だと思います。