デバイスの資源管理を軸に多彩な機能で情シスの必須アイテム【ITreview】IT製品のレビュー・比較サイト

良いポイント

PCやサーバにおけるハード・ソフトの資源管理を行うことができ、例えばソフトウェアの脆弱性が見つかったときに、そのソフトウェアを使用しているデバイスをすぐに抽出することができる。これは資源管理の中でもソフトウェアやそのバージョンを管理する機能で普通に備わっている。これ以外にアプリログ、操作ログの記録も取得することができ、監査業務や情報セキュリティの調査に役立てることができる。また、ソフトウェアの自動配信の機能やWindowsUpdateの機能も備わっているため、デバイスの健全性を可視化することはもちろん、最新のソフトウェアにUpdateするなどデバイスの維持管理にも使用できる。

改善してほしいポイント

WindowsUpdate機能において、実行後にエラーで失敗することがあり、後々その原因を確認するとWindowsUpdateの実行の制約に引っかかって失敗していることが多々あった。この場合、実行したタイミング、あるいは実行した後にその原因となっている理由をどこかに表示することで、そのあとの対処がしやすいように機能改善していただきたい。

どのような課題解決に貢献しましたか？どのようなメリットが得られましたか？

オンプレ版では、アプリログや操作ログが多くなりディスクの拡張が必要になった場合、ディスク容量を拡張するか保存期間を短くするなどの対応が迫られるが、クラウド版は基本的には制限なく保存することが可能な点はよい。また、WindowsUpdateにはWSUSや他のツールを使うことが多いが、クラウド版は単体でもWindowsUpdateを実施することができる点が大きなメリットである。（インターネットを介した通信となるため、トラフィックには要注意）

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