良いポイント
弊社では当初各個人のLINEを業務でも使っていましたが、他人にLINEのアカウントを教えたり、業務内容をLINEのメッセージでやり取りすることに従業員のプライバシー保護と、情報セキュリティの確保という課題がありました。
LINE WORKSでは100人までであれば、無料で利用を始めることが出来るので、「まずは使ってみて、自社の業務にどのように活用していくか?検証する」ということができます。
特に弊社での活用メリットは以下の通り。
・プライベートのLINEアカウントを教えなくてよい(他の従業員にバレない)
・LINEを使っていない従業員にも使って貰いやすい
・全従業員にLINE WORKSのIDを発行し、病欠や欠勤の連絡、勤務シフトの連絡、緊急連絡手段として活用
・LINE WORKSのIDは、自社で管理できるので退職後はIDを無効化できる
グループウェアのメールも自宅や携帯電話から確認することもできますが、休暇中に会社メールの着信通知が来るのがストレスになると思うので、普段の社内連絡はグループウェアを使って、休暇時や緊急の連絡のみLINE WORKSを使うという運用を行っています。
改善してほしいポイント
LINE WORKSと、通常のLINEが分かれているのは便利ですが、LINE WORKSを普段から使っていないとチャットの着信通知に気付きにくいというが結構あります。LINEアプリの中で統合して使えると、通知も集約されて気付きやすくなると思います。
あと、LINE WORKSを使っている企業同士でもつながることができますが、相手の企業が外部との接続を禁止している場合につながることが出来ません。その結果、個人用のLINEを使うことにもなりかねないので、セキュリティがどのように担保されているかをアピールして、企業間の利用を促進して欲しいと思います。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
弊社で下記の機能を主に使っています。
①従業員同士の緊急連絡(個人チャット)
②全社員への緊急連絡(グループチャット)
③社外取引先との連絡(個人チャット)
「①従業員同士の緊急連絡(個人チャット)」
会社携帯を貸与していない従業員でも、携帯のSMS(ショートメッセージ)を使わず連絡できるので「個人の携帯番号を公開しなくてよい」というメリットが非常に大きいです。また、LINE WORKSの通話機能機能も使えるので会話も可能。
「②全社員への緊急連絡(グループチャット)」
連絡網の代わりとして使っており、チャットの内容を全従業員で確認できるようにしたい場合は、グループチャットを活用し、既読・未読も分かるので電話連絡がゼロになりました。
「③社外取引先との連絡(個人チャット)」
取引銀行もLINE WORKSも使っているので、アポイント日時の調整や普段の連絡をチャットで対応しています。これまでは電話がメインだったので、双方のタイミングが合わないと何回も電話を掛けていましたが、その無駄な調整がゼロになり非常に楽になりました。
検討者へお勧めするポイント
まずは無料で使い始めて、自社に合った利用形態を探るのが良いと思います。