名刺管理に留まらない、営業DXに活用できるツール

改善してほしいポイント

・名刺の読み取りを行った際、人の手による補正が完了するまでは「データ化中」というステータスになり、名刺一覧に出てこないのだが、機械読取（OCR）のみ仮状態で構わないので、仮登録がされるようになってほしい。
　→「営業記録」を登録する際、名刺情報と紐づけて記録するのだが、名刺読み取り直後だと名刺がデータ化中のため選択できず、名刺情報なしで商談記録を登録してから、データ登録完了後に改めて名刺情報の紐づけを行う必要が出てきてしまう。

どのような課題解決に貢献しましたか？どのようなメリットが得られましたか？

・活動記録の管理・登録
→営業活動を行った際に、その打合せ記録を残しておくことができる。この際、名刺データを紐づけて管理できるので、誰がどの顧客にいつ会っていたかがサービス内で確認出来るのがありがたい。
→他の名刺管理ソフトだと、個人の名刺に紐づいてしまうケースがあったため、担当Aが登録したBさんとの商談記録を、担当Cが登録したデータからは確認できない、ということがあった。（担当Aが登録したBさんの名刺に紐づくため、担当Cが登録したBさんの名刺には紐づかない）SKYPCEはこの点がないので助かっている。
→上記を利用しながら顧客状況の確認、フォローが出来るため、単なる名刺管理としてだけでなく、営業DXツールとしても利用できるものとなっている。

検討者へお勧めするポイント

本製品を販売するSky株式会社は、テレビCMや広告でもよく見かけることからも周知の通り、非常に営業に力を注いでいる会社である。そんなSky株式会社が自社で営業・拡販のために使用しているツールというだけあって、営業担当としてはとても使い勝手が良く、痒い所に手が届くサービスになっていると感じる。金額的には最安値、とまでは言えないが、提供されるサービスの内容・質を考えれば、十分以上にコスパは良いと言えるだろう。
また、国産メーカーということもあって安心して利用できるという点もポイント。
今後もアップデートを継続的に実施するということなので、将来的な機能拡張にも期待ができる。
名刺を個人の所有物にせず会社の資産として管理する、ということが叫ばれるようになって久しいが、ただ管理するだけでなく有効活用する、という視点は意外と浸透していないように感じられる。新規開拓や既存顧客の掘り起こしに課題を感じている企業は、是非一度使用してみることをお勧めする。