非公開ユーザー
医院・診療所|社内情報システム(企画・計画・調達)|50-100人未満|IT管理者|契約タイプ 有償利用
コストパフォーマンスと使い勝手の両立
クラウドPBXで利用
良いポイント
他のクラウドPBXにはないかけ放題プランがあるのが良い。人によっては月間20時間通話しているためありがたいです。複数拠点を兼務している場合、各拠点代表の電話をユーザーのオン/オフで切り替えができ、転送する必要がなくなりました。業務の性格上24時間いつでも電話を受けなければならないため、他のクラウドPBXだと夜間メンテで止まることもありましたが、基本的に止まらないのもありがたいです。そして人事異動で拠点が変わっても瞬時に変更できるため、再設定の手間もなくなりました。パソコン、スマホ、固定電話機が利用でき、パソコンでは電話番号表示や文字起こしの精度はまだまだだが、会話内容を文字起こししてコピペできる点も便利です。管理面だと、よく掛けている相手先が把握できたり、API連携で分析できたりするのも役立っています。
改善してほしいポイント
特に問題となるのが、クラウドPBXにありがちな音声品質です。他より音質が良いと感じていますが、Wi-Fiの2.4GHz帯を使用すると、通常のブラウジングでは問題ないレベルでもレイテンシーやジッターが大きくなり、5GHz帯のみにすることでほぼ解消されます。こうした点はサポートも教えてくれませんでした。電話を受電する仕組みとして、共有回線とコールキューという2つの方式があり、それぞれ上限が10と50になっていて、50名を超える受電メンバーを組み込めない制約があります。発信だけなら追加可能。ネット接続は当初、IPoE接続はNGと言われていましたが、現状は一番安定して使えています。IPv4だけだと遅くなる時間帯の影響があり通話が不安定になり、ZoomアプリはIPv6でも動作する一方で、Yealinkの固定電話機(ZDMデバイス)はIPv4のみ対応で、IPv4(PPPoE)+IPv6の組み合わせだと安定しません。このあたりのノウハウはサポートにはない感じです。またアドレス帳も他社製品に比べるといろいろと上限に引っかかり、2026年6月のアップデートでやっと少し良くなりました。
どのような課題解決に貢献しましたか?どのようなメリットが得られましたか?
拠点によっては従来より月額で約3万円下がりました。現在10拠点に導入済みですが、トータルで月額約20万円の削減効果があります。新規拠点開設では場合によっては200万円程度のオンプレPBXを導入してしまっていましたが、初期導入費用が基本的にかからない点も大きいです。文字起こしデータをコピペできるため、自身が会話した内容を記録できるのも役立っています。また従来は各拠点ごとに異なるPBXを導入していたため、アプリの電話がバラバラでしたが、統一できました。現在300名で使用していますが、新入職員や異動、新規拠点開設があっても共通で教えることができるようになりました。従来、夜間・土日の対応職員が各拠点の転送設定を個別に変更していましたが、アプリ上でのオン/オフで済むようになったため好評です。
検討者へお勧めするポイント
他のクラウドPBXより音質が良く、コストパフォーマンスも良い。クラウドネイティブ化したため、ゲートウェイ(SBC)等の初期費用がかからない点や機器故障の影響を受けない点がある。ただし、サポートにはあまり期待できないので、ある程度は自力で対応する必要がある。
文字起こしがGoogleレベルまで高まってくれれば利便性が高まりそうだが、現状はそこまで達していない。使い方がわからない場合、サポートに問い合わせたりWebマニュアルを見るよりも、Zoom AIに聞くほうが比較的正しい回答が得られる。通話要約機能はまだ未熟なので、独自にAPI連携して音声データを取り出し、その内容から文字起こしできる機能を開発しました。