LadderDriveは独自に開発しオープンソースとして公開しているRubyライブラリーです。
このライブラリーを利用する事で、工場設備の制御に利用されているPLCの情報を読み書きすることができます。LANやRS-232CでPLCと接続し、複数の設備から情報を集約できます。
得られた情報とIFTTT、Ambient、Google スプレッドシート、Slack、Trelloという既存のWebサービスと連携することができます。この事により、異常が発生した時にスマホやタブレットに通知することができたり、温度などの推移をグラフやスプレッドシートに記録したり、Slackに事象を刻々と記録しエビデンスやトレーサビリティーのデータとして保存をすることができます。
運用はRubyが動作する大半のデバイスで可能で、Raspberry PIなどのマイコンボードや引退したPCを用いることができます。
一般的にクラウド側のシステム開発には多大な時間やコストがかかりますが、既存のWebサービスを利用することで手軽にIoTを始められようになります。
RubyWorld Conference 2019でLadder Drivieについて発表しています。
動画も公開されていますのでご覧ください。
https://2019.rubyworld-conf.org/ja/program/#a-4