【2025年】360度評価(多面評価)システムのおすすめ10製品(全16製品)を徹底比較!満足度や機能での絞り込みも

掲載製品数:16製品
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360度評価(多面評価)システムとは?

360度評価(多面評価)システムとは、上司・部下・同僚・他部署・取引先など複数の関係者から評価を得る人事評価制度のことです。対象者の能力や行動を多面的に評価することで、偏りのない公正な人材育成やフィードバックが可能になります。

多角的な視点からの評価により、従業員の行動特性や職場での影響力を把握しやすくなるのが最大の利点です。具体的な活用事例としては、リーダー候補の育成やマネジメント層の改善施策などがあります。360度評価(多面評価)は、従来の一方向評価では見落としやすい長所や課題を浮き彫りにするため、組織の健全な成長を促進する重要な仕組みとして導入する企業が増えています。

360度評価(多面評価)システムの定義
上司・チームメンバー・部下など複数の同僚から多面的に社員評価を行う360度評価に対応した人事評価システム

・360度評価に対応した調査・アンケート項目
・回答者の匿名性保持
・回答内容の分析・フィードバック機能

360度評価(多面評価)システムの基礎知識

360度評価(多面評価)システムの人気おすすめ製品比較表
360度評価(多面評価)システムの機能一覧
基本機能
360度評価(多面評価)システムの比較ポイント
①:対象者・評価者の設定の柔軟性
②:評価フォームのカスタマイズ性
③:レポート分析・可視化機能の充実度
④:匿名性の確保とセキュリティ対策
⑤:外部連携・導入支援の充実度
360度評価(多面評価)システムの選び方
①:自社の解決したい課題を整理する
②:必要な機能や選定基準を定義する
③:定義した機能から製品を絞り込む
④:レビューや事例を参考に製品を選ぶ
⑤:無料トライアルで使用感を確認する
360度評価(多面評価)システムの価格・料金相場
スタータープランの価格帯と特徴
スタンダードプランの価格帯と特徴
エンタープライズプランの価格帯と特徴
360度評価(多面評価)システムの導入メリット
客観性と納得感のある人事評価の実現
組織風土の改善とエンゲージメント向上
マネジメント層の成長と育成支援
360度評価(多面評価)システムの導入デメリット
回答者への心理的負担の発生
運用設計と調整に時間がかかる
評価結果の活用が難しい場合がある
360度評価(多面評価)システムの導入で注意すべきポイント
匿名性と信頼性のバランス
フィードバック活用の仕組みづくり
評価疲れ・回答離脱の対策
360度評価(多面評価)システムの最新トレンド
パルスサーベイとの連携によるリアルタイム評価
AIによるフィードバック分析と文章生成
タレントマネジメントとの統合運用

360度評価(多面評価)システムの人気おすすめ製品比較表

製品名
満足度
4.0 /5.0
4.0 /5.0
3.5 /5.0
3.5 /5.0
レビュー数
20件
1件
1件
1件
従業員規模
すべての規模のレビューあり
すべての規模のレビューあり
中堅企業のレビューが多い
すべての規模のレビューあり
製品の特徴
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価格
要お見積もり
要お見積もり
100,000円〜
320,000円〜
機能
  • 基本機能
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お試し
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※2025年12月8日時点におけるGrid評価が高い順で表示しています。同評価の場合は、満足度の高い順、レビュー数の多い順で表示しております。

各製品の機能の有無や操作性、サポート品質や料金プランなど、さらに詳しい比較表は「製品比較ページ」から確認することができます。

360度評価(多面評価)システムとは、上司・部下・同僚・他部署・取引先など複数の関係者から評価を得る人事評価制度のことです。対象者の能力や行動を多面的に評価することで、偏りのない公正な人材育成やフィードバックが可能になります。

多角的な視点からの評価により、従業員の行動特性や職場での影響力を把握しやすくなるのが最大の利点です。具体的な活用事例としては、リーダー候補の育成やマネジメント層の改善施策などがあります。360度評価(多面評価)は、従来の一方向評価では見落としやすい長所や課題を浮き彫りにするため、組織の健全な成長を促進する重要な仕組みとして導入する企業が増えています。

360度評価(多面評価)システムの定義
上司・チームメンバー・部下など複数の同僚から多面的に社員評価を行う360度評価に対応した人事評価システム

・360度評価に対応した調査・アンケート項目
・回答者の匿名性保持
・回答内容の分析・フィードバック機能

360度評価(多面評価)システムの機能一覧


基本機能

機能 解説
360度評価対応の調査と実施機能 360度評価に適した調査・アンケート項目が用意されており、ユーザーはそれらを選択し、カスタマイズすることができる。これにより、評価者が効果的に評価対象者のパフォーマンスを判断できるようになる。
匿名性保持 回答者が評価を行う際には、匿名性が保たれる仕組みが備わっている。回答者のプライバシーを保護することで、正確なフィードバックが集まりやすくなる。
評価結果のレポーティング 評価結果を集計・分析し、視覚的なグラフやレポートでわかりやすく表示。評価対象者に対して具体的なフィードバックや改善点の提示を支援する。

360度評価(多面評価)システムの比較ポイント

360度評価(多面評価)システムの比較ポイント

  • ①:対象者・評価者の設定の柔軟性
  • ②:評価フォームのカスタマイズ性
  • ③:レポート分析・可視化機能の充実度
  • ④:匿名性の確保とセキュリティ対策
  • ⑤:外部連携・導入支援の充実度

①:対象者・評価者の設定の柔軟性

評価対象者や評価者の自由な設定が可能かどうかは、360度評価の柔軟な運用に直結します。部門ごとの役割や階層構造を考慮して、適切な評価者を自動選定できるシステムであれば、工数の削減にもつながります。

具体的には、リーダー層に対しては他部署の視点を強調し、一般社員にはチーム内での協調性を重視するなど、評価目的に応じた設計が可能なシステムが評価されます。評価者設定の自動化や手動調整の両方に対応しているかを比較することが重要です。

②:評価フォームのカスタマイズ性

360度評価は企業文化や職種によって求められるコンピテンシーが異なるため、フォームの自由な設計ができる機能が必須です。

例えば、マネジメント層には「意思決定力」「戦略性」などを、現場職には「チームワーク」「責任感」などを評価軸に加えたい場面があります。評価項目・選択肢・自由記述欄などのカスタマイズの柔軟性が高いツールを選ぶことで、より精度の高いフィードバックが得られます。

③:レポート分析・可視化機能の充実度

評価後のデータをいかに有効に活用できるかは、レポート機能の分析力と視覚的な分かりやすさに左右されます。

スコアの平均値・偏差・各評価者グループの違いなどを自動でグラフ化・チャート表示できるシステムであれば、上司や人事部門が対象者の強みや改善点を的確に捉えやすくなります。部門比較や経年変化など、データの切り口が豊富なほど、組織課題の可視化にも貢献します。

④:匿名性の確保とセキュリティ対策

360度評価では、評価者の正直な意見を引き出すために匿名性の確保が極めて重要です。また、社員の評価情報を扱うため、セキュリティ対策も必須条件です。

匿名での回答を可能にしつつ、特定の評価グループ単位でフィードバックを集計・分析できる機能や、個人情報の取り扱いに関するガイドラインが整っているシステムを選ぶと安心です。ISMS認証取得やアクセス制御機能の有無もセキュリティ確認ポイントになります。

⑤:外部連携・導入支援の充実度

360度評価システムを単体で使うのではなく、人事システムやタレントマネジメントツールとの連携が可能な製品を選ぶと、評価データを人材戦略に活かしやすくなります。

また、導入時の設計支援や運用ガイドの提供、担当者向けトレーニングがあると、社内浸透をスムーズに進められます。サポート体制が整っているサービスは、初めて導入する企業にとって非常に心強い存在です。

360度評価(多面評価)システムの選び方

360度評価(多面評価)システムの選び方

  • ①:自社の解決したい課題を整理する
  • ②:必要な機能や選定基準を定義する
  • ③:定義した機能から製品を絞り込む
  • ④:レビューや事例を参考に製品を選ぶ
  • ⑤:無料トライアルで使用感を確認する

①:自社の解決したい課題を整理する

導入において最初に行うべきは、360度評価を通じてどんな課題を解決したいのかを明確にすることです。

たとえば「マネージャー層のリーダーシップを客観的に把握したい」「社員の納得感ある評価制度を整備したい」など、目的によりシステムの選び方が異なります。課題が明確になることで、必要な機能や評価対象者の設計方針も具体化され、製品選定がスムーズになります。

②:必要な機能や選定基準を定義する

課題をもとに、具体的に必要となる機能やシステムに求める基準を整理しましょう。

たとえば「評価者の設定を自動化したい」「レポートをExcel出力できる必要がある」「英語対応必須」など、業務における実務要件を明文化することが重要です。このフェーズで定義した要件が、製品の絞り込みやベンダーへの問い合わせ時に非常に役立ちます。

③:定義した機能から製品を絞り込む

要件を整理したら、該当するシステムを比較検討して候補を絞り込みます。

比較にあたっては、提供機能の一覧を確認しながら、「この製品は匿名性に弱い」「このシステムは連携性が高い」など、自社の優先項目に照らして評価していきます。いきなり1製品に決めず、まずは複数候補をピックアップするのが賢明です。

④:レビューや事例を参考に製品を選ぶ

実際に導入した企業のレビューや活用事例は、製品の実用性を測る重要な参考資料です。

公式サイトや比較サイトで「操作のしやすさ」「サポートの質」「現場への浸透のしやすさ」など、リアルな声をチェックしましょう。似た業界・企業規模の導入事例は特に参考になり、失敗しない製品選びの助けになります。

⑤:無料トライアルで使用感を確認する

最終的な選定前には、無料トライアルを通じて実際の操作感を確認することが大切です。

操作の直感性や画面の見やすさ、入力のしやすさ、レポート出力のスムーズさなど、使い勝手はカタログ情報では判断しきれません。複数製品を並行して試すことで、真に自社に合ったシステムを見極めることができます。

360度評価(多面評価)システムの価格・料金相場

360度評価システムの価格帯は、機能の充実度や従業員数に応じて変動します。以下に、主要な価格体系を表でまとめます。

プラン種別 初期費用 月額費用(目安) 特徴
スタータープラン 無料〜5万円 5,000円〜10,000円程度 小規模企業・部門単位での導入に適した基本機能中心
スタンダードプラン 5万円〜20万円 1万円〜3万円程度 フォームカスタマイズや基本的なレポート機能が利用可能
エンタープライズプラン 20万円〜100万円超 3万円〜10万円以上 大規模導入向け。複数拠点・多言語対応・高度な分析・API連携などが含まれる

スタータープランの価格帯と特徴

初期費用を抑えたスタータープランは、初めて360度評価を試す企業に最適です。多くのベンダーがフリープランや期間限定トライアルを提供しており、導入リスクを最小化できます。

例えば、評価人数が限られる代わりに、簡易レポートやテンプレート式フォームが使えるなど、コストを抑えつつ運用できる点が特徴です。中小企業や部門単位でのスモールスタートに向いています。

スタンダードプランの価格帯と特徴

中規模の導入に最も多く選ばれるのがスタンダードプランです。評価項目の自由設定や詳細なレポート出力、一定の匿名性保持など、実用レベルの機能がそろっています。

コンサルティングなしのセルフオンボーディング形式が多く、社内での運用設計に自信がある企業にとって、最もコストパフォーマンスの高い選択肢といえるでしょう。

エンタープライズプランの価格帯と特徴

大企業や複数部署にわたる導入では、高機能なエンタープライズプランが必要になります。複雑な評価体制に対応するためのロール設定や部門別集計、多言語対応、API連携などが含まれます。

また、評価設計支援や定着サポートを含むフルサポート型のプランもあり、高額ではありますが、長期的な人材戦略と紐付けた活用が可能になります。

360度評価(多面評価)システムの導入メリット

360度評価(多面評価)システムの導入メリット

  • 客観性と納得感のある人事評価の実現
  • 組織風土の改善とエンゲージメント向上
  • マネジメント層の成長と育成支援

客観性と納得感のある人事評価の実現

360度評価を導入する最大のメリットは、評価の偏りを抑え、客観性と納得感の高い評価を実現できることです。

上司1人による評価では見落とされがちな日常行動や職場での信頼感を、同僚や部下、他部署からのフィードバックにより補完できます。「自分の努力が正当に見られている」という意識は、モチベーションの向上にもつながります。

組織風土の改善とエンゲージメント向上

360度評価は、フィードバック文化を育む重要なツールでもあります。

定期的な評価と振り返りを通じて、社員同士の理解が深まり、オープンなコミュニケーションが活性化されることで、組織風土の改善に直結します。また、上司に対するフィードバック機会の提供は、心理的安全性の確保にも寄与します。

マネジメント層の成長と育成支援

360度評価の結果は、マネジメント層の強みと課題を明確化する優れた育成材料です。

たとえば「部下からの信頼度が低い」「他部署との連携力に弱みがある」など、上層部が気づきにくいポイントを可視化することで、的確な育成計画を立てやすくなります。将来的な幹部候補の選定にも有効です。

360度評価(多面評価)システムの導入デメリット

360度評価(多面評価)システムの導入デメリット

  • 回答者への心理的負担の発生
  • 運用設計と調整に時間がかかる
  • 評価結果の活用が難しい場合がある

回答者への心理的負担の発生

360度評価では、部下が上司を評価するなど、評価者に心理的な負担がかかる場面があります。

特に匿名性が担保されていない場合には、「本音が言えない」「関係が悪化しないか不安」といった声が出ることがあります。正直なフィードバックを得るには、仕組みとして安心感を提供することが不可欠です。

運用設計と調整に時間がかかる

評価者の選定やフォーム作成、スケジュール設計など、360度評価は運用設計に工数がかかります。

特に全社導入の場合、部署ごとの設計が必要になり、初期構築には一定のリソースが求められます。準備不足のまま運用すると、形骸化してしまうリスクもあるため、事前の設計が重要です。

評価結果の活用が難しい場合がある

評価データを収集しても、分析力や活用体制が不足していると、結局「集めただけ」で終わってしまうことがあります。

改善ポイントを明確に伝えられず、本人が「何を直せばよいかわからない」と感じてしまうと、逆に士気が下がる可能性もあるため、フィードバック面談などの仕組みとセットでの運用が推奨されます。

360度評価(多面評価)システムの導入で注意すべきポイント

360度評価(多面評価)システムの導入で注意すべきポイント

  • 匿名性と信頼性のバランス
  • フィードバック活用の仕組みづくり
  • 評価疲れ・回答離脱の対策

匿名性と信頼性のバランス

360度評価では、回答の匿名性を守ることで本音を引き出すことが重要ですが、一方で「誰が評価したか」を明示できないことで、対象者が納得感を得にくいという問題もあります。

信頼性と透明性を両立させるためには、「部署単位での集計」「自由記述欄にフィードバックガイドラインを設定」などの設計工夫が求められます。

フィードバック活用の仕組みづくり

評価結果をどう活かすかは、360度評価の成否を決定づける要素です。

単にレポートを配布するだけでは意味がなく、1on1ミーティングでの振り返り、パーソナル目標への反映、育成計画との連携など、評価後の具体的アクションが不可欠です。評価を活かす運用体制の設計が導入初期から必要になります。

評価疲れ・回答離脱の対策

360度評価は、1人が複数人を評価するため、評価者の負担が大きくなりがちです。

特に繁忙期と重なると、回答率が下がることも珍しくありません。これを防ぐために、設問数の最適化、回答期限の明示、回答時間の目安提示など、ストレスを軽減する配慮が求められます。

360度評価(多面評価)システムの最新トレンド

360度評価(多面評価)システムの最新トレンド

  • パルスサーベイとの連携によるリアルタイム評価
  • AIによるフィードバック分析と文章生成
  • タレントマネジメントとの統合運用

パルスサーベイとの連携によるリアルタイム評価

従来の360度評価は年1回・半期に1回といった定期実施が主流でしたが、近年ではパルスサーベイとの連携によって、リアルタイムでの簡易多面評価が注目されています。

例えば「週次で部下から上司へのフィードバックを蓄積し、必要時には即座に確認できる」など、従来の硬直した評価制度とは一線を画す、機動力のある運用が可能になります。

AIによるフィードバック分析と文章生成

最近の360度評価システムには、AIを活用した自由記述の分類や感情分析、要約機能などが搭載されています。

特に自由記述は読み解くのに時間がかかるため、AIが内容を要約・分類して「共通の課題」「ポジティブな要素」などを抽出する機能が評価されています。自動要約でフィードバックの活用スピードが格段に向上しています。

タレントマネジメントとの統合運用

人材データを一元管理する「タレントマネジメントシステム(TMS)」と360度評価を統合運用することで、評価データを人材配置・育成計画・後継者育成にまで活用する動きが加速しています。

人事評価の一要素として360度評価を組み込み、採用・育成・配置まで一貫した人材戦略を支える仕組みとしての位置づけが強まっています。

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